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シンログ

シンガポール在住の底辺現地採用のブログ。 雑感、旅行記、日々の生活など気ままに書き綴ります。

SINLOG

タイ旅行(9) -無賃乗車のダメ日本人 -



―2014年7月20日―

「スーツは買うなよ」なんて。このトゥクトゥクドライバーに、このゲームのメリットがあるのかと訝しげに感じながら10分弱で二軒目に到着。

ここも相変わらず一軒目をそのまま別の場所にもってきたような、胡散臭いインド系店員だらけのスーツ店だ。

「次の店では少なくとも5分は店内にいてくれ。」

このドライバーのセリフを真に受けるとするなら、今回の目的は5分間店内にいることなので勧誘に負けないよう気を引き締め店内に入る。

 

店員「いらっしゃい、何がほしい?」


Xin「ちょっと服をみたいだけなんだ。」

 

スタスタ店内を歩くていくと店員は金魚の糞のようについてくる。

 

Xin「ついて来ないでくれるか?見たいだけなんだ。」

店員「俺が、いいシャツを選んでやるよ。」

Xin「買うなんて言ってない。ただ、見に来ただけ。」

 

店員から離れて、ふとスマホの時計に目をやる。すると、近くにいた女性店員は話し掛けてくる。

 

女性店員「何軒目?あなた日本から来たんでしょ?」


Xin「あ、えっと、二軒目。シンガポールから来た。」

女性店員「一軒目ではスタンプはもらえたの?」

Xin「いや、貰えなかった。スタンプがほしいんだけど、どうやったら貰える?というかこれは一体どういうシステムなの?」

女性店員「スタンプを貰うためには店で服を買う必要があるわ。ドライバーは店に客を連れて行くとガソリン券がもらえるのよ。」

Xin「服は買わない。ふ~ん、ガソリン券ね。というかこのゲームもう面倒くさくて、辞めたいんだけど、もし最終的にスタンプゲットできなかったらどうなるの?」

女性店員「多分、最終的にスタンプを3つゲットするまで、様々な店に連れて行かれるんじゃないかしら。」

Xin「えっ本当に?冗談じゃない。タダでさえ旅行で来てて時間は惜しいのに。くそっ!」

女性店員「ところで、服は買わない?貴方のために素敵な服を仕立ててあげるから。」

Xin「あんたには感謝するけど、服は買うつもりはない。情報ありがとう、バイバイ。」

 

トゥクトゥクドライバーに、本当にスタンプがゲットできなかった場合、どうなるのか確認したかったが、それよりも利用されているという腹立たしさが勝ってしまった。店を出るなりトゥクトゥクドライバーがいる方向とは逆を急ぎ足であるく。

途中後ろの方でドライバーが叫ぶ声がしたが、無視してそのまま歩いていくとドライバーは後ろから通り過ぎ去って行った。

「諦めたか・・・」

足が無くなってしまったので近くで他のトゥクトゥクドライバーを探す。やる気のなさそうなドライバーを見つけTHB300.00でタイ首相官邸に行ってもらうよう、こちらから金額を提示。無事に連れていってもらえた。

しかし、何故か違和感がある。おかしい、観光客が一人もいない。

どうやら別の方向に着いてしまった模様 (*´Д`)

「もう、いいや。ここでいい!」

トゥクトゥクドライバーと、インド系店員たちとのやりとりで、すっかり疲れてしまい遠くまで歩く気力もあまりなかったので、この辺りをふらふら歩く。

なんと、綺麗な建物を発見。

この先に行ったところで警備員らしきおっちゃんに「この敷地内は既に入っては駄目な場所だ。」と怒られて引き返す破目になる。

いやはや、アホでお騒がせな日本人で申し訳ない。しかも結局最初のトゥクトゥクについては無賃乗車じゃないか。トボトボと敷地内の入り口に戻り、途方に暮れるダメ日本人は、この時は何をする気力もおきなかった。