シンログ

シンガポール在住の底辺現地採用のブログ。 雑感、旅行記、日々の生活など気ままに書き綴ります。

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ジョホールバルで詐欺に遭った話 - その1。



もう、二ヶ月以上前になりますがジョホールバルにて左足を捻挫してしまった事をお伝えしました。

当時、同時に詐欺にも遭ったことを少しほのめかしましたが思い出したくない出来事だったので、今まで具体的な内容を書く気が起らず。しかし、ようやく足の傷も完治して心も傷も完璧に癒えました。そこで、今回は注意喚起の意味も込めてジョホールバルで遭った詐欺について具体的にお伝えしようと思います。

いろいろネットで検索したら詐欺師の写真が出てきました。こいつが、その詐欺師です。

情報元︰http://ijuusya.com/sagishi.html

うっ・・・・この写真見たら怒りが蘇ってきた。この顔をジョホールバルで見たら気をつけてくださいね。では、具体的なストーリーをどうぞ。

日時︰2014年11月1日

喜んで勇んで入った、この新しいショッピングモールにて、左足をグニュっと捻挫したあと・・・

「単なる軽い捻挫だろう」。そう思ってシティスクエアの外れにあるFaculty of Caffeineに入ろうとするも中は満員だった。

諦めてシティスクエアに戻る最中、ちょうどシティスクエアの道路の向かいでベンチに腰掛けて足を休めていた時に奴は声を掛けてきた。

 

詐欺師「こんにちは。どうしたんだい?苦しそうな顔をして。」

Xin「どうも。ちょっと、あそこのショッピングモールで足を捻挫してしまって、ここで休憩してるところです。」

詐欺師「それは、いけないな。どこから来たんだい?ジョホールバル(JB)へは旅行で来たのかい?」

Xin「はい、そうです。ちょっと旅行と買い物です・・・えっと、日本人です(JBではシンガポール人の方が危険なので正直に答えた)。今日はジョホールバルに買い物に来たんです。でも、足を怪我したから、もう帰ろうと思ってて・・・」

詐欺師「折角来たのに勿体無い。JBの宮殿には行ったことが有るのかい?素晴らしいところだから、絶対行くべきだ。」

Xin「あ~、実はシンガポールに住んでるので、何度もJBに来たことがあるんですよね。同僚に車でここら辺をくまなく案内してもらったこともあるし、宮殿も行ったことがあると・・・思います。」

詐欺師「おぉ、そうなのか。実はワシもシンガポール人でね。ホーランドビレッジ(シンガポールのまあまあ金持ちが住んでるハイカラな場所)に住んでるんだが、今日はJBに住んでいる友人に会うためにシンガポールに来たところなんだ。同僚ということはシンガポールで働いてるのかな?」

Xin「へぇ、そうなんですね。はい、シンガポールで働いてます。」

詐欺師「そうか。じゃあ、マレーシアンコーヒーは飲んだことがあるかい?」

Xin「それは聞いたことがないですね。マレーシアのコーヒーショップでは何度も飲んだことがありますけど。」

詐欺師「いやいや、そういうのじゃなくて、もっとローカルなコーヒーだよ。ワシも友人が来るまで、まだ時間があるし、こんなところでずっと休憩しとくのも何だし、良かったら一緒にどうだい?」


いま客観的に考えると、かなりベタなナンパの手口だが、当方男でナンパされた経験もないので、ころっと引っかかってしまう。ブログのネタにもなりそうだし。と思い話しに乗ってしまった(結局ブログネタになってますが)。

近くの安っぽいコーヒーショップでコーヒー注文後、質問してくる詐欺師。

 

詐「給料はどれぐらい貰っているのかな?やっぱりSGD✻000以上はあるのかい?」

Xin「あ~、それぐらいは貰ってますね。」

詐「ほぉ、それはいい給料だな。」(←詐欺師にとっては特にな!)


逆に詐欺師の職業を聞いてみたところ『建築家』という答えが返ってきた(実際は詐欺師専業と思われる)。

その後、少し仕事の話で盛り上がった後、詐欺師はしきりにタイガーバウムを、捻挫した部位に塗るように勧めてきた。

ベタベタして気持ち悪かったので、申し訳程度に塗ったところ「そんなんじゃ良くならん。ちょっと足を出してみろ。」と言って手加減なく捻挫部位にタイガーバウムを塗りたくる詐欺師。

 

Xin「いっ痛ぇ~(TдT)」

 

コーヒーショップ内で響き渡る叫び。今考えたら、あの力の入りようはシンガポールで生ぬるい生活を送る自分に対する詐欺師からの恨みや妬みが、こもっていたような気がする。

給料の目安を教えてしまったこともありコーヒーの会計は勿論二杯とも自分持ち(ケチくせぇジジイだなと思った)。

そろそろ足が軽い捻挫程度ではないことに気づき初めていたが「友達を待たないといけないから、それまで付き合ってくれないか?」という申し出を断われなかった自分は結局『Noと言えない日本人』だった。

数十分程、経っただろうか。友達に電話をかけるふり(?)をして「友達は今日仕事で会えなくなった。」と詐欺師は自分に伝えたあと「タクシーをチャーターして、観光しないか?良い場所を知っている。」と誘ってきた。

足は歩くと痛いが動かなければ痛くない。とにかく自暴自棄になっていて徒歩以外で移動したかったこともあり承諾してしまった。

当時の自分は本当に馬鹿だった。