読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

シンログ

シンガポール在住の底辺現地採用のブログ。 雑感、旅行記、日々の生活など気ままに書き綴ります。

SINLOG

アンチ・バレンタインデーパーティー。中国人とガイズトーク。



HAJI LANEは路上クラブと化していた。

アンチ・バレンタインデー・・の続き。

「折角バレンタインデーが土曜日なのに一緒に過ごしてくれる異性がいない俺たちって、もしかして非リア充なんじゃ・・。」

中国人のお友達ハオチーと、ZAM ZAMを後にし目的地へ向かう途中、ふとそんな意見が頭をかすめるが、互いに決して口にはしない。

前向きにHAJI LANEに向かう。

ストリートパーティー開始は午後7時。丁度7時頃の風景だが人がまだ少ない。

この日はバレンタインデーだ。てっきり男性✕女性が多いかと思いきや、案外、女性✕女性で来ている人が多い。ま、絶対数が女性の方がはるかに多いシンガポールでは当然の事かもしれない。

でも、これじゃいつものHAJI LANEと変わらなくないか。むしろ、お隣の道の方が賑わっている。

シンガポールの賑やかな場所にいる、リア充なアンモー達はもう見飽きた。アンモーを横目に足早に道を通りすぎる。

※アンモー:欧米人のこと

「人が多い場所はうるさいね。」などと言いつつたどり着いた場所がここ。

ここで・・・基本的には政治や文化などの堅い話題しか一緒に話さないハオチーと、ガイズトークが繰り広げられた。

ハオチー「女性に話しかけないの?」

Xin「うん、話しかけない。彼女は欲しくないと言えば嘘になるけど、そこまで無理してまで作ろうとは思わない。何により、きっかけもなくいきなり女性に話しかけたら警戒されてしまうという日本人的思考が先に来る。酒が入ってれば違うかもしれないけど。」

ハオチー「なるほど。」

Xin「それに正直、女性はお金も掛るし時間もかかる。昔にiPad2が発売された当時、元カノに誕生日プレゼントとしてiPad2(契約なし)が欲しいと言われた。結局買ってあげたけど、自分の誕生日の日には何も出てこなかったのには驚いた。正直テキスティングは苦手なので、毎日のLineやWhatsappでのやり取りも疲れるし。いつまでも雇われラット状態は嫌だし、そんなお金と時間を使って独立する方法を模索しないと。金と時間を満足いくところまで手に入れられたら、また考えが変わってくるのかもしれないけど。」

ハオチー「俺も元カノにiPadが欲しい言われたことがあるよ。プレゼントとして欲しがられるものとしては定番だよね。」

Xin「ジョブズ・・・迷惑な事してくれるよね(笑)それより、ハオチー彼女いたんだ。いつ別れたの・・・全然気付かなかった。どこの国の人?その人はシンガポールにいてたの?何してる人?」

ハオチー「一年くらい前。北京の人。シンガポールに来たことはないな。一時帰国の際に会ってた。仕事は会計士。」

Xin「会計士いいじゃん。その人がシンガポールに来てたら変わってたかもね。きっと大卒でしょ。余裕でシンガポールでも働けるスペックそう。会計士だったら需要あるし。北京行ったことないけど、絶対シンガポールで生活した方が金銭的にも環境的にもよさそう。」

ハオチー「うん。だからシンガポールに来るよう勧めてたんだ。でも彼女はシンガポールに行くのは嫌だと言って聞かなかった。」

Xin「なんで?」

ハオチー「英語を話したくないらしい。」

Xin「シンガポール、中国語だけでも余裕で生きていけるじゃん(笑)」

ハオチー「それでも少しは使わないといけないから嫌だったみたい。とりあえず旅行にでも来てみればと誘ったんだけど、それも嫌だったみたい。」

Xin「それで?」

ハオチー「最終的に・・・養ってくれるんだったらシンガポールに行くと言われて、これはもう無理だと思って別れた。」

Xin「それは決定打だな(笑)」

ハオチー「今はそんな余裕ないよな。」

Xin「うん。でもシンガポールのゲートクラッシュみたいな儀式は、中国から来たものでしょ?だから中国人はそういうのあんまり気にしないのかと思ってた(笑)日本人は駐在員の奥さんとか結構旦那さんの稼ぎで生活している人が多いよ。」

※ゲートクラッシュ:シンガポールで行われている中華系の結婚式当時に花婿が花嫁宅まで迎えに行く儀式。花婿が花嫁を迎えに行くまでには、様々な試練が待ち構えている。詳しくはこちらも参照

ハオチー「日本人の駐在員は多いもんね。」

Xin「中国人も多いんじゃないの?まず絶対数がおおいじゃん。」

ハオチー「ほとんどが現地採用だよ。中国人の駐在員なんてシンガポールではほんと一握り。」

Xin「なんで?」

ハオチー「そもそもシンガポールに進出できるようなスペックの高い企業が少ない。そういう企業も大体現地採用で人材を調達する。」

Xin「なるほど。そうか駐在員自体、日本の景気が良かった頃(バブル期)の名残みたいなことだという事を忘れてた。最近は日系も駐在員から現地採用に切り替えるケースが増えてるよ。でも、確かにまだまだ駐在員は沢山いると思う。」

そうこう話しているうちに程よい時間帯に・・・。お会計を済ませ店を出る。

目的のHAJI LANEに再び向かう。

人だらけで、野外クラブそのものだ。

クラブは好きだけど、今日は踊りたい気分じゃないし、ハオチーもクラブで踊るキャラではない。店でカクテルを購入し二階を陣取った。

しばらくして現れる店員さん。

Xin「下でドリンク買ったんですけど、ここに居てもいいんですよね。」

店員「いいけど・・・・、ここミュージックないよ!」

Xin&ハオチー「いい、むしろミュージックがない方がいい。」

静かで、涼しくて、誰もいなくて快適。

お酒に酔いしれ狂ったように踊る人間たちを上から眺めつつ、まったりカクテルをすする。

ハオチー「占いでは俺の精神年齢は37歳らしいんだ・・・」

Xin「なんじゃそれ、既におっさんやん(笑)」

などとしばらく話していると、ハオチーのお友達の中国人女性Cがやってきた。何故かCに促され、Cと精神年齢37歳ハオチーと路上へ向かう。

みんなが踊っている場に出ると、気分は一転してしまう。

「久々のクラブも悪くないな♪」

ハオチーとCを横目に、

ノリノリで躍った。



ノリノリ・・・



ノリノリノリ・・・・




ノリノリノリノリ・・・・・








トントンッ・・・

Xin「(゜o゜)?」



ハオチー&C「そろそろMRT(電車)の終電の時間だよ。」



・・・・

仕方ないね。

 

帰ろうか・・・。



MRTの中で改めて気づいた。

本来の目的は、アンチ・バレンタインデーパーティー調査だったのに、参加したのは単なる路上クラブだったと・・・。