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シンログ

シンガポール在住の底辺現地採用のブログ。 雑感、旅行記、日々の生活など気ままに書き綴ります。

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台湾旅行(28)- 台北→九份 - バス停で日本人旅行者に出鼻をくじかれた。

┣ 台湾 ◆海外旅行


2015年5月4日。幸先が悪い出発だった。

ゴールデンウイークの真っ只中とあって大量の旅行者が九份に行く可能性がある。いつもよりも早く起床し、身支度をして勇み足でホステルを出る。本日は待ちにまった九份へ行く日だ。

昨日の夜の話・・・「もう、面倒くさいから九份はツアーでも予約するかな?たまには日本から来た日本人旅行者に紛れて観光するのも悪くないかも。」と思い、ホステルで相談したところ、スタッフから返ってきた返事は・・・「九份なんてバスで行ける。ツアーなんて高いだけだから、やめときな。」とのことだった。

ま、それもそのはずかもしれない。「九份ツアー」でネット検索すると大体どのツアーも料金設定は、TWD1,200.00~TWD3,500.00(4,800円~14,000円)なのだ。高級なお昼ご飯、晩御飯付きで豪華なパッケージなのかもしれない。だけど、それなら交通費を節約して現地でもっと豪華な食事をしたりサービスを受けた方が良い。という訳で台妹スタッフが薦めるバスで九份に行くことにした。

九份最寄りのバス停があるのは、MRTの忠孝復興駅だと言う事は、グーグル先生が教えてくれた。

この先を歩いて暫くすると、おっちゃんが日本語で話しかけてきた。

 

おっちゃん「九份?」

Xin「(日本語か)!?は、はい。」

おっちゃん「バス停変更になったからね。九份のバスはあっち。」

Xin「はい、ありがとうございます」

 

記念におっちゃんが持っていた何に使っているのか分らないファイルの写真を撮った。

なるほど、どうやら自分は旧バス停に来てしまったようだ。

画像引用元:http://www.taipeinavi.com/miru/102/remark/133463

新バス停はこちらの道。

ここが本当のバス停。

お目当てのバス「1062」もちゃんとある。

ここにいたスタッフの方に聞くと10数分後に到着するらしい。

道中気になっていた、偽バス停付近の、こちらのワッフル店でコーヒーを買って一息つくことにした。

再びバス停に戻ると九份目的の観光客が、ちらほらいたものの、思いの外少ない。台北にしては珍しく美人も少ない。きっと殆どが観光客なのだろう。日本人も一組(4人くらい)いた。

2ちゃんねるを見ながら待っていると、いきなり変なおじさんに声をかけられた(よく声を掛けられる日だ)。

 

おじさん「九份?」

Xin「はい・・。」

おじさん「タクシーでTWD200.00だ。こっち、こっち。早く!」

 

おじさんは周りにいた日本人観光客にも同じように声を掛け拉致ろうとしていた。

「あぁ、ネットで見たことがある、タクシーあいのりで、九份まで連れて行くやつか?」

TWD200.00という相場が高いのか安いのか分からなかったけど(正直この時はバスの相場も知らなかった)、それよりも、おっちゃんの強引な態度が気に入らなかったので「我不要(おれやだ)」と言って列を飛び出してバス停に戻ってきた。

待っていれば九份行きバスが停まるのに敢えてタクシーを使う必要もあるまい。ほらすぐ来た。(大体バスは15~20分置きに迎えに来てくれるようです)

が、バスに乗る直前に大切な事に気づく。2ちゃんねるばかり見ていたツケが、とうとうまわってきたのだ。

 

「運賃は幾ら?先払い?後払い?」

「小さいお金がない、やばす( ´Д`)・・・料金ググる時間もない。」

 

咄嗟に前にいた旅行者と思しき自分の前に並んでいた、ツーマンセルの中国人女性に尋ねた。

 

Xin「Excuse Me。这个多少錢(これいくら)?」

ツーマンセル「え?え?え?(゚A゚;)」

Xin「(しまった日本人だ)あ、すいません、バスの運賃っていくらか分ります?」

ツーマンセル「・・・知りません。」

 

尋ねた直後のツーマンセルの表情は、まるでシャワー中に特大ゴキブリでも見つけたかのようだった。また、消え入りそうな返事「知りません」の返事?で無視をされた様な気分だった。

話し掛けてはダメだったのだろうか?乗る直前に後ろから声を掛けたから、びっくりさせてしまったのだろうか?何れにしても、引っ込み思案そうな、日本人に声を掛けてしまった自分の、運が悪かった。

「でも、そんなに驚いて警戒して、ほぼ無視みたいな態度を取らなくてもよいじゃないか。本当に知らなかったのかよ? (・へ・) 引っ込み思案な日本人の典型的な性格は、東京オリンピックまでに矯正する必要がありそうだな」と思ってしまったのは此処だけの秘密。

バス料金は約TWD100で先払いだった。運転手のおっちゃんが教えてくれた。代金を支払って乗り込む。もちろんツーマンセル日本人とは、距離をとって席に座った。

バスに乗っていた人は年配夫婦や、友達同士と思しき二~三人組ばかりだった。もしや台湾の人気観光である九份に一人で旅行に出掛ける自分が、かなり変人なだけなのかもしれない。

でも、大人気な観光地だからこそ誰にも邪魔されず好きな場所で、好きだけ時間を使って楽しみたいんだ。

「我が道を進んでやる」

と決意した頃に九份に到着。(所要時間は約一時間半)

現地は、傘嫌いで多少の雨では絶対に傘は使わない自分にも傘を購入させるほどの雨が降っていた。

「まったく何から何までついてない日だ」

しかし、この日の不運はこれだけではとどまらなかった。