SINLOG

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シンガポール在住の底辺現地採用のブログ。 雑感、旅行記、日々の生活など気ままに書き綴ります。

シングリッシュの台頭。シンガポール人がFBでLikeしまくっているらしいBBCニュース記事。

SG50で賑わうシンガポールにて、風邪をこじらせてしまいましたXinです。お出掛けしたかったのにショックです。今日は、はてなブックマークで珍しく英文記事がブックマークされてたので思わず覗いてしまいました。

「The rise of Singlish」(シングリッシュの台頭)

画像引用元:http://www.bbc.com/news/magazine-3380991

↓ ↓ ↓ ↓  (注︰抜粋と意訳)

フォーマル英語を話すように促すシンガポール政府の政策とは裏腹に、外国人は逃げちゃうハイブリッド言語、シングリッシュがよく使われるようになった

・50年前シンガポールの独立とともに、公用語として認定された英語を使うよう促されたが、英語が公で使われる傍らでローカルな口語としてのシングリッシュの存在も色あせるどころか、存在感を強めていっている。フォーマル英語とシングリッシュが共生することになり、シングリッシュは今やシンガポール人のアイデンティティ、伝統であると言える。この度「SG50」のキャンペーンでも、シングリッシュは使われている。

・現在では、英語とシングリッシュの使い分けができる人が「教養のある人」とされる。シングリッシュは使えるけど英語は使えない人は「教養がない」と見なされる。また、英語は使えるけど、シングリッシュが使えないシンガポール人は「本物のシンガポール人じゃない、へんな奴」と見なされる。

・シングリッシュの文法は、マンダリン(普通中国語)とマレー語がベースとなっている。ほとんどの前置詞、動詞の活用(playをplaysとかに変えるやつね)、複数表現が省略される傍らで、単語は多種多様なシンガポール移民族のルーツが反映されている。福建語、広東語、タミル(インドの南方)から来ている単語もある。

後は小さい頃にフォーマル英語だけを学ぶように強要された人の失敗談や、シングリッシュの具体的な使われ方について書かれてあります。(ここらで力尽きた)

これを読んで、何故自分がシングリッシュに愛着が湧くのか、はっきり分かった気がしました。

移民なシンガポール人は彼ら独自に英語を料理して彼ら自身のアイデンティティになし得たの部分から。

以前自身がカナダに留学して日本に帰国した後の英語を話す自分には、なんとなく違和感があったんです。鈍臭いコテコテの関西人がアイデンティティな自分は、「北米訛りに似せてキザっぽく英語を喋ってるんじゃねーよ!」と自分に突っ込んでたんです。「言語は生き物、もっと自然体で自分の英語を話したい」という思いを叶えてくれたのがシングリッシュ。

シングリッシュの「英語はもっと自然体で喋ってええねんで!」という語り掛けにより、英語を使った結果「Xinの英語はインドネシア英語だね」と友達に言われてしまう訳ですが、シングリッシュ訛りも板に付いてきたし、対アンモー(欧米人)英語もそれなりに準備しているつもりです。また「抑揚があるシングリッシュは何となく関西弁に似ている」とも思います。

纏めると、自分にとってシングリッシュは、以下の特徴から好感が持てる訳です。

・言語でアイデンティティを作り上げた、クリエイティブな言語
・英語=北米訛りで然るべき、それ以外は英語じゃない、という概念から開放してくれた
・福建語、広東語などから由来の単語は分からないけど、シングリッシュ訛りは慣れれば使いやすい(関西弁みたいに使える)

こういった感想を持つようになったのは自分が日本の関西生まれ関西育ちだからだと思います。もちろん、日本人でも特にアメリカなどの帰国子女の方は「北米英語 = 自分の英語」という人がいると思います。

だけど、北米英語をベースにしている日本では「北米英語以外は認めない」という風潮が強すぎる。さらに「先生はアメリカ人です」みたいなのが売り文句の英語教材が、そういう傾向に拍車を掛けている。

そして結局、英語を勉強したい日本人は、あくまで自分が予測する例では。

・英語を勉強したいと語学学校に行く
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・アンモー先生の英語が聞き取れない
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・その発音を真似するとか持ってのほか
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・単語詰めるのも辛いし先が見えない

という流れで諦めていくのだと思う。それを打開する策としてはシングリッシュのように、日本人がめちゃ発音しやすい、使いやすい文法の英語で且つ外国人が妥協できるようなジャングリッシュを確立して、外国人に無理やり理解させる。

アジア人と関わろうとしないアンモーはジャングリッシュを理解できなくても、韓国人、フィリピン人、シンガポール人は間違いなく理解できるはずです。