SINLOG

シンガポール在住の底辺現地採用のブログ。 雑感、旅行記、日々の生活など気ままに書き綴ります。

シンガポール永住権(3)- PR申請方法をできるだけ詳細に書いていく。

先日ようやくシンガポール永住権(PR)の申請が完了しました。書類不備の場合は、後日提出する場合もあるらしいけど、全て書類は揃っているようでした。

ライバルを増やすだけなのにアホかもしれないけど、申請方法とそのポイントを具体的に書いていきます。 

永住権(PR)申請の予約

こちらのリンクにアクセスして「Apply for PR」を選択、FIN番号(EPに書いてある番号)、人数、電話番号を入力してログインします。

eAppointment

ログインすれば分かると思うんですが、半年先ぐらいまで予約が埋まってます。たまに急にキャンセルが出て、近い日付を予約できることもあるそうだけど、自分は書類集めでそんな余裕はなかったです。

申請用紙(Form4A/Form4)の入力

こちらがシンガポール移民局(ICA)のウェブサイト。このリンク先に行って該当するカテゴリの書類をダウンロードして入力/記入する必要があります。

http://www.ica.gov.sg/page.aspx?pageid=151

カテゴリはこんな感じですが、シンガポールに住んでる普通の日本人は、ほとんどの人は(a)か(c)に該当すると思います。

(a)市民権/永住権保持者の配偶者

(b)市民権保持者の親

(c)EP/SPASS保持者

(b)投資家

残念ながら自分はシンガポール人の配偶者がいないので、(c)のカテゴリで申請書類を作る前提で書いていきます。

シンガポール人の配偶者がいる人は配偶者に申請方法を聞いて下さい。投資家の(d)だけプロセスが大幅に違いますが、そんな大金持ちは、専門家を雇ってPR申請を行ってください。

(c)に該当する自分はForm4Aという書類に詳細を記入します。当然ながら書類を記入する直前の段階では、PRの結果に大きく影響する、国籍、在住年数、給与、独身か既婚か否かなどのステータスは、コントロール不可能です。

Form4Aをいかに記入するかが、唯一こちらでコントロールできる要素。自分は手書きで書くか、ファイルをワードファイルに変換して入力するか、PDFエディタを使うか、非常に悩みました。書類枚数こそ少ないものの学歴の欄や職歴の欄は特に書くスペースが小さく、職歴が多くて複雑な人は結構神経を使って小さい字で書く必要があると思うんです。(「Accompanying Notes to From4A」には欄が足らない場合は紙を付け足して良いと書いてありますが・・・)

「日本の就活じゃあるまいし、サイン以外は、PDFエディタを使って入力しよう。シンガポールは「頑張って手書きで綺麗に書きました」みたいな人を求めてるわけじゃないと思う。それ何の罰ゲーム?効率よく見やすくプロフェッショナルに見せる方が良いに決まっている」

勝手に判断して、PDFエディタで編集することにしました。英語でググってもこの議論は賛否両輪あるようでしたが、手書きで提出しなかったからと言って受理してもらえなかったという例が、一つもなかったからです。「じゃあ、見やすい方がいいじゃん」という事で。

で、実際に調べてみると、PDFエディタって結構沢山あるんです。最終的に自分が使ったPDFエディタはこちら。

GoogleやDropboxのアカウントが使えるし、編集したPDFは秒刻みにクラウドに保存されるので、修正もしやすかったです。DocHubが肌に合わない人はこちらから自分に合うものを選んだらよいと思います。

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入力の際の注意点

リンク先「Accompanying Notes to From4A」にも記載されていますが、特に注意が必要だと思った事項を書いていきます。

・日本で「LIST DETAILS OF ACHIEVEMENTS AND INNOVATIONS WHICH YOU HAVE MADE IN YOUR PROFESSION/OCCUPATIONS」に関する書類や、資格などの書類が、日本で取得した日本語で書かれてある書類なら、公の機関で英訳してもらうか、英訳して公の機関に判子を押してもらう必要があると思いました。

From4Aは全ての事項に入力する必要があります。該当なしであれば「N.A.」や「Nil」と入力する必要があります。独身者にとっての配偶者や子供のための書類(Page 4 of 7~Page 7 of 7)も例外ではありません。自分はそれぞれの括弧の中に「N.A.」と入力、「N.A.」だらけの書類の右下にサインして提出しました。

・面倒なのは、会社が協力的でない場合の「Annex A to Form 4A(会社が記入すべき書類) 」の取得方法でしょう。当方インドの会社に勤めてますので人事(HR)も面倒くさがりです。PRを申請して「Annex A」書いてほしい旨を伝えると、「I hereby certify that the information given in this form is to the best of my knowledge, true and correct.」以外を入力して持ってくるように言われました。会社がしないといけない事はサインだけなんです。

提出書類を集める

提出しないといけない書類は以下の通り。

(a) Valid travel documents of all applicants. Photocopies of passport pages showing their personal particulars, official descriptions and Singapore immigration endorsements are required / 有効なパスポートとシンガポール出入国の判子が押されたページ(EP/SPASS取得後のものは除く)

(b) Identity card (if applicable) / IDカード(国民に割り当てられたIDカード?だと思いますが、普通の人は持っていないと思うので無視してOKです)

(c) Employment Pass or S Pass / EPかSPASSのコピー

(d) Educational certificates (including all tertiary qualifications if applicable), transcripts, Professional license/membership certificates and vocational trade certificates / 卒業証明書と成績証明書、資格を添付する人はそれらに関する書類(勿論英訳されたもの)

(e) Official marriage certificate (if applicable) (f) Birth certificate, official household census list or family register (where applicable) / 結婚証明書(市役所などで手に入れたものを日本大使館に訳してもらう必要があると思います。自分には必要ないのでよく分かりません)

(g) Testimonials from previous employer stating the nature and duration of employment and also the last drawn basic salary / 前職の雇用証明書、雇用期間と退職直前の給与が記載されたもの

(h) Payslips for the last 6 months / 6ヶ月分の給与明細書

(i) Income Tax Notices of Assessment for the last 3 years. Alternatively, you may complete Appendix - 1 (PR-PTS) to give consent for ICA to obtain and verify financial information provided in respect of this application with the Inland Revenue Authority of Singapore directly / 三年間分の所得税通知書、替わりとして「Appendix - 1(Form4Aの最後のページのやつ)」にサインをして提出することもできる、これを提出することでICAはPR査定の目的で経済状況を調べることができるようになります

(j) Valid Business Registration Certificate (for self employment) with names of partners shown (if applicable) / パートナー名が記載された有効なビジネス登録証明書

(k) Spouse’s educational certificates, birth certificate and identity card, if applicable / 配偶者の卒業/成績証明書、出生証明書、IDカード

(l) Official birth certificates of children showing both parents’ names and the child’s name and adoption paper, if applicable / 両親の名前が記載された出生証明書

(m) Death certificate or divorce certificate and the custody papers for the children in respect of applicant’s/spouse’s previous marriages (if any) / 死亡、離婚証明書、以前結婚していて子供がいた際の養育権関係書類

独身であればほとんど提出す書類は半分ぐらいに収まるもので、自分に必要な書類は太字にした、(a)、(c)、(d)、(g)、(h)、(i)、(l)のみでした。

中でも大変だと噂なのは、(l)の出生証明でしょう。これは、戸籍抄本や戸籍謄本のことではなく、日本人大使館で発行してもらう「出生証明書(黄色い紙でした)」です。

発行してもらうためには、戸籍謄本や戸籍抄本をシンガポール日本人大使館に持っていく必要があるので、戸籍抄本や戸籍抄本そのものと混同してしまいがちです。出生証明書は単に戸籍謄本や戸籍抄本をネタにして発行してもらう黄色い紙と認識しておくと良いと思います。

ちなみに、両親名の記載について「if applicable」と書かれあるので、両親の名前が記載された出生証明書を提出したい人は、戸籍謄本を持って日本人大使館へ、両親の名前が記載されてない出生証明書を提出したい人は、戸籍抄本を持って日本人大使館へ行くと良いと思います。

出生証明書を発行してもらった際にも大使館の職員さんに注意されました。

「ICAは日本語が判らないし、余計なものを提出すると、翻訳の提出を求められるだけから、提出するのは出生証明書だけ。余計なものは提出しません」

とのことです。出生証明書だけ取得できれば、戸籍謄本、戸籍抄本は捨ててもOKだと思います。

申請書類提出を提出する

当日の動きです。最終的にPRの書類を受理&査定するのはこちらの「新嘉坡移民局(Immigration & Checkpoints Authority)」略してICAと言います。

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Permanent Resident Services Centre Immigration & Checkpoints Authority

ICA Building, 5th storey 10 Kallang Road Singapore 208718

この住所をグーグルマップで調べて、ブギス駅から歩いて上の写真を撮ったわけだけど、ICAはラベンダー駅の目の前にあったという事は、ここだけの秘密です。

申請当日の様子

どうしても提出日は平日になるので、さくっとAL(有給)かMC(病休)をとって行きましょう。

自分の場合は、5時に予約してたのですが、当日は気合を入れすぎて3時くらいに到着してしまいました。ICAの5階にはPR申請の目的で着ている人しかいないはずですが、日本人の夫婦と思しき方々も見かけました。けっこう日本人も申請しているんですね。

「早すぎだから4時半くらいに来て!」とサービスカウンターで門前払いをくらい、4時半に出直していくとすぐに受付番号を渡してもらうことができました。受付後ものの数分でお呼びが・・・。

自分が担当してもらったのは、真面目そうな髪の毛しっぽヘアスタイルのマレー系の女性でした。マレー系の女性にこんなに萌えたのは生まれて初めてでした(こんな事書いてたらリジェクトされそう)。

一通りの書類があることを確認したあと、名前、生年月日、FIN番号、親の名前などを、EP、出生証明の証明などと照らし合わせて確認しているようでした。

不覚にも、Form4Aの一枚目に一件エラーがありました。パスポート発行場所/日付の記入欄にパスポート発行日を記入し忘れていました。その場で加筆するように言われて、加筆して提出が完了。特に何も問題なければ結果は6ヶ月以内に自宅に郵送されるとのこと。

ものの10分程度で提出が終わってしまいました。PDFエディタで入力したものが拒否された時のために、念のため手書きの書類も用意していたのですが、杞憂に終わりました。

リジェクトされます

帰り道、どんなスペックだと通るのか気になりSingapore Expats Forumを覗いてました。相当スペックが高くて適正がありそうな人でも、まず一回目はリジェクトされて、二、三回目に通っている感じです。

期待せずリジェクトレターを待ちたいと思います。半年後に手紙がきたら給料が低いからリジェクトされたと判断して、転職でもするかな、しちまうかな( ´Д`)!?・・・などと考えています。

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