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シンログ

シンガポール在住の底辺現地採用のブログ。 雑感、旅行記、日々の生活など気ままに書き綴ります。

SINLOG

シンガポールでは25歳以上の全国民が生涯教育のための学費を国から支給されるようになったらしい。

◆雑感


インスタグラムを眺めているとローカルの友人の「政府から勉強するためのお金がもらえるよ。」みたいなアップデートを見かけかた。「SkillsFuture」と呼ばれる25歳以上の全国民がスキルアップのための学費を支給される2016年から始まった政策らしい。

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http://www.skillsfuture.sg/credit

通勤ラッシュ緩和のための運賃無料措置だったり。50周年記念で所得税が割引されたり。なかなか住民にとって嬉しい思い切った政策を行うシンガポール政府。今回は国民全員に生涯教育の機会を保障する政策を実施する。

生涯教育

シンガポールの教育はイギリスの教育制度を模倣した6・4・2制。とは言ってもスムーズに大学に進学できるのは上位1割程度のみ。

学校教育は小学校6年間,中学校4~5年間,その後は大学進学を希望する生徒向けに設けられた大学進学課程2~3年間を経て大学へ進む場合と,ポリテクニックとよばれる専門的な知識や技術を習得するための学校へ進む場合などがあります。現在は小学校のみが義務教育になっていますが,ほぼすべての子供たちは中学校へ進学しています。

(大学進学課程2~3年は約1割のエリートだけに開かれた道)

外務省: 世界の学校を見てみよう! シンガポール共和国

平凡な成績でも大学に行きたい人は遠回りすることになる。ポリテクニック(短大)を卒業した後に大学に進学するのだ。よって大学を卒業する年齢は日本より2~3歳年上の24~25歳となり国からスキルアップのための学費がもらえる年齢になる。まさに、ゆりかご(シンガポールの公教育の費用は国民にとっては激安)から墓場まで生涯学習。資源を持たない小国から、エリート人材を育成することで成長してきたシンガポールらしい。

スキルフューチャー

シンガポール国民でない自分には関係ないけど、どんなシステムなのか気になる。ざっくり概要を見ていこう。

スキルフュ―チヤークレジット?

全ての人(シンガポール人)が技術向上と生涯学習に積極的に活動するよう促すのが目的。全国民は2016年1月に、まずSGD500.00のクレジットを支給される。このクレジットは無期限で、定期的に支給されるので、貯金することもできるとのこと。平たく言えば、勉強や学習のためにだけに使えるお金がお国から貰えるということだろう。

受けられるコースは?

選択できる全てのコースは労働力開発庁から認可を受け、教育省によって提供、官公庁にサポートされている。年配の方々のコースは若干違う機関に運営、提供されているようだけど、何れにしても国の息のかかったコースを受けることになるのだろう。公共事業の一環?

クレジットの使い方は?

25歳以上の国民全員にアカウントアクティベーションレターなるものが送られてくる。レターを受理したら「skillsfuture.sg/credit」にアクセスしてアクティベーション。そこからコース代金を支払えるというシステムらしい。電子マネーだろう。現金にして引き出せるようにしたら遊びに使ってしまうかもしれないもんね。

よく考えられている政策

結局は公がコースを準備して、無償で技術訓練のための学習機会を全国民に与えようとう政策だと思う。国民にお金を使わせるというやり方が上手いと思った。これなら人材育成できる上に国民の満足度も上がる。アクティベーションレターを貰った友人がインスタグラムにレターの写真アップロードしていて「だからシンガポールを愛してる」的な事を書いていた。素敵な公共投資で支持もされるだろう。

リー・クアンユー初代首相がお亡くなりになられてもうすぐ1年。他に類をみないほど偉大な指導者がいなくなってもベースがガッチリとできているから、この国は傾きようがないと思う。以下のスキルフュ―チャーの説明を見て驚いた。

At a national level, SkillsFuture will play an important part in charting Singapore's next phase of development towards an advanced economy and inclusive society. Every individual’s skill, passion and contribution cou

http://www.skillsfuture.sg/

既にGDPではアジアの中で抜きんでているのに、先進的経済と包括的社会に向けた次の段階とは、いったいどんな段階?このままだと、日本も香港も韓国も、どうあっても追いつけない境地にまで行ってしまうのではないかと思った。