食事コーナーの隣のパソコン室にて。
黒い影・・・「Hi Sir, massage! Okay?」
いつの間に背後にいたのやら ( ゚д゚ )。
黒子のバスケの黒子並の気配の消し方だったため全く気付かなかったが、黒い影はシビレを切らした黒服だった。
Xin「Hmm, should I go now?」
黒服「Yes!
仕方ない・・・。確かに、黒服も自分のようなペンディング客が沢山いたら大変だろう。了解した旨を伝え、マッサージ室に案内してもらう。その途中で、またしても黒服が聞いてくる。
黒服「You don’t wanna special service?」
何度確認すれば気が済むんだ (-_-メ)。いい加減しろ的なことをやんわりと言いながらレギュラーマッサージ室へ連れて行かせる。
マッサージ室は他の部屋に比べ粗末で小さく中には小さいベッドが三つ並べられていた。既にマレーシアンチャイニーズらしき先客が1人いて一番奥側のベッドにて、アンティ(おばちゃん)の施術を受けているところだった。
入口側のベッドのシーツが少し汚かったので真ん中のベッドにうつ伏せになり数分すると、もう一人の客とアンティが二人部屋に入ってきた。マッサージ師のアンティはみんな中華系で、どうやら後で入ってきた客は香港人のようだ。
そんな中華な環境だったので施術が始まり中国語で頑張っていたものの途中で諦める。
Xin「Sorry, could you translate into English?」(ごめん、英語に訳してくれない?)
アンティ「Cannot. Singlish can but English cannot」(無理よ。シングリッシュならできるけど、英語はできないからね)
とりあえず、この後会話はシングリッシュになる。アンティのマッサージは熟練されていて的確にツボを押してくれているようだったけど・・・
痛い(TдT)、とても痛い(TдT)。中国語での会話の最中もアンティが「痛(トォン)?痛(トォン)?」と聞いてくるので「痛(トォ~ン)(TдT)」と返事をするも指の圧力は若干しか収まらなかった。
部屋内はエアコンが効いているにも関わらず余りにも痛くて、少し汗をかいてしまった後のアンティのセリフ。ここからは臨場感をもたせるため、おばちゃん流のシングリッシュと意訳でお送りします( -д☆ )
「Aiya, You sweat a lot. You scared me?」(あらまあ、沢山汗を掻いているわね。私に怯えているのかい?)
「You come every week, so no pain.」(毎週来なさい、そしたら痛くなくなるから。)
「前面(チィエンミィエン)」の合図で仰向けになった後、
「Why you put towel on whole your face? Will you die?」(どうして顔全体にタオルを被せるんだい?死んでしまうのかい?)
「Ok. After massage, you die and pea-paw pea-paw come. Then I run lol.」(わかった。マッサージの後は死んでしまうのね、そしてピーポーピーポー〔救急車〕がやってくる。そして、あたしゃ走って逃げるww)
「Hahaha, you pay money and get pain.」(ははは、お金を払って痛い思いをしてるんだねえ。)
「Next time, you go lady massage then no pain but your brother need to survive.」(次回はレディマッサージに行きなさい、そしたら痛くない。但し、あんたの弟〔日本語で息子と比喩されるアレです〕は生き残らないといけない。)
文字にして書くとあまり伝わらないかもしれないですが、こんな感じのセリフの連発で、自分も隣の香港人も大爆笑。にも関わらず爆笑しているとアンティは「Stop stop, calm down!」(はいはい、落ち着きなさい!)とか言ってくるし。「あんたが笑わせてるんだろうww」とツッコミたいところでした(笑)
そんな今までの人生で一番笑えたマッサージ後、毒舌なアラレちゃんの友達(女性)が、半分冗談でNZ SPAに興味があると言っていたことを思い出し、アンティに尋ねてみた。
Xin「Thank you for entertaining but I have a question. Is this place only for male?」(笑わせてくれてありがとう、でも質問があるんだけど。この場所って男性専用?)
アンティ「No This place is unisex.」(いやいや、ここは男女共用だよ)
Xin「Really? But how about jacuzzi?」(マジで?でもジャグジーはどうなるの?)
アンティ「Same place lah. For girls, better bring swimwear and T shirt.」(おんなじ場所だよ。女の子なら水着とTシャツを持ってきた方がいいわね。)
NZ SPAは風俗サービスがあり、そっちで有名な場所と思ってたのですが、なんと女性もOKなようです。
確かに、女性は服の下に水着を着てやってきて水着でジャグジーを楽しんだあと更衣室(もちろんロック付き)にて、入浴用(マッサージ兼用)パンツとブラジャーとTシャツに着替え、女性用マッサージ室を用意してもらって、マッサージ直前にブラジャーを外して施術を受ければ。そこまでして、わざわざNZ SPAでサービスを受けたいかどうかは別として、女性が利用するのも不可能な話ではない。
とにかく「面白いマッサージだったね」などと言いながら、隣の香港人と食事コーナーへ戻り、食事をとった後、コーヒーを飲んで終了。
ロビーの受付に戻り代金MYR118.00(ビール代MYR10.00込み)を払って国境近くのシティスクエアへ戻りました。
これだけサービスを受けてSGD40.00足らず。日本円では3200円ぐらいなのでコストパフォーマンスは良いのではと思います。
ま、如何せん風俗もやっているので、女性が足を運ぶのは抵抗があるかもしれませんが。抵抗がない方は試されては如何でしょうか?