台湾第二の都市「高雄」は想像以上に都会だった。
クレーマーがいたレストランを後にしてMRTを使ってホステルに戻る。
自転車や模型に乗って疲れた。ここは一つ疲れた身体にサウナといきたいところ。お馴染み中華系マレーシア人スタッフに、この付近に大浴場付きサウナがないのか聞いてみた。
スタッフ「この付近にはないけど、高雄駅に行けばあるよ。」
Xin「どこじゃいそれ?」
スタッフ「SINGLE INNだよ。」
ゲイサウナではないことは一目瞭然だ。早速、高雄駅に向かうことにした。ちなみにMRTの主要駅に到着する前は、日本語のアナウンスもある。
日本人への優しさを噛み締めながら、高雄駅にいざ到着。
兵庫県の神戸に例えると「三ノ宮」ぐらいな位置づけだと思われる「高雄駅」の周辺。
想像以上に都会だった。
ここら辺は男と女の、欲望が渦巻くエリアに違いない。
が、残念ながら今回ここに来た目的は普通のサウナ「SINGLE INN」。決して「H」なサウナではない(Hとか書いてるけど・・・)。
やけに小さい建物だと思っていたら、サウナは地下にありました。
中の設備はホームページの通り、ぼちぼちなクオリティ。
受付でウブそうなメガネ姉さんに「今日は男性はTWD290.00よ(日によって価格が異なるぽい)」と教えてもらい鍵とタオルをもらいます。
ちなみに、台北でのゲイサウナ同様、こちらで渡されたタオルも小さくタオルを腰にまいて「あそこ」を隠して両手を上げることができません。
「台湾人は日本人以上にオープンだ」これが、ここに来て学んだこと。
さて、肝心の大浴場は湯船が四つ。冷たい、ぬるい、あったかい、熱い、の種類があってサイドには2種類ぐらいのサウナがありました。
「熱い」の湯に浸かり身体を疲れが癒やされたものの、台北のレインボーサウナ同様、石でできた床が少し汚く感じました。でも、許容範囲です。
受付に戻りウブ姉さんに会計を依頼。すると、こんなものを見せらた。
ま「INN」という名前からして、本来はそういう用途の場所なのだろう。「泊まっていかないの?」とのウブ姉の質問に「はい」とは答えたいものの、自分には帰るホステルがある。
「何なら女性用の大浴場も確認したい(しかも高雄といえど、入っているのは台湾女性だ)」という気持ちを押し殺して「いえ、帰ります。」とだけ返事をしてお会計を済まし、外に出る。
で、ブービートラップが待ち受けていた。お風呂に入って温まった身体で、ここは素通りできないだろう。
台湾ビールを注文して店のおじちゃんと、後から出てきたおばちゃんと、ひたすら中国語会話を楽しんでました。良い練習になった。
しかし、帰り道に迷ってしまいMRT「高雄駅」を見失いました。近くの店のおばちゃんに英語で「Where is MRT station?(中国語のこの質問ど忘れした」と質問するも理解してもらえず、客で来ていた若い女性に、その仕事が割り当てられます。
が、その女性も「英語わかんね」と言いながら、音声認識アプリを起動し、顔の前に向けてきました。
Xin「ぅうぇあーいずぇむぁーるてぃーすてぇーしぉん?」
アプリのスクリーン・・・「WWhere is mrt station?+訳」
女性「おぉ、地铁在哪里(ディーティエザイナーリィー)?あっちよ!」
Xin「ありがとう(´∀`)」(地铁の単語忘れてた。)
かくして、無事MRT高雄駅に到着。ホステルに戻ることができました。この後は、再びMRT高雄駅に出陣し六合夜一に出掛けることになります。道中ポン引きのおっちゃんにも遭遇します。