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シンガポールのチリクラブ!行ってみたいオススメ店&行ってみたくないボッタクリ店。

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シンガポールに旅行に来たら一度は食べてみたい伝統料理チリクラブ。新年明けましておめでたいので、先日食べてきました。

さて、今回はシンガポール在住5年目の筆者がお薦めのチリクラブ店をご紹介しようと思ったのですが、店紹介だけではありきたり過ぎるので、オススメ店とボッタクリ店も紹介します。

ボッタクられないために注意したい点も指摘します。食べる店によってはホテル宿泊費用一泊分ぐらいの差が出てきますので注意が必要です。

チリクラブってどんな料理?

その前に、チリクラブはどんな料理か知っていますか?

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チリ、トマト、卵などを元に作られたソースで食べるシンガポールの代表的な蟹料理。簡単に言うとエビチリの蟹バージョン。カニチリのこと。

主にアンモー(欧米人)、華僑、日本人などの旅行客によって食されている高級料理。シンガポール人も記念日には良くチリクラブを食べます。

オススメ店「メルベン・シーフード(龍海鮮螃蟹王/Mellben Seafood)」

味覚には個人差があるにせよ、シンガポール在住5年の筆者がオススメしたいのは、MRT(電車)の南北線のアンモーキオ(Ang Mo Kio)駅から少し離れたところにある「龍海鮮螃蟹王(メルベン・シーフード/Mellben Seafood)」です。

メルベン・シーフードはHDBと呼ばれる、いわゆるシンガポールの公団住宅の中にあります。

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  • 住所:232 Ang Mo Kio Avenue 3 #01-1222 Singapore 560232
  • 電話:6285-6762
  • 時間:17:00 – 23:00
  • 予算:SGD40.00~SGD70.00

場所は不便ですがコスパが最高で、毎日のように人が並んでいる名店です。

メルベンのチリクラブ 

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こちららがメルベンのチリクラブ。大きさは、小(SGD20.00)、中(SGD30.00)、大(SGD40.00)の三種類あります。値段は時期によっても変わります。写真の蟹は一番小さいサイズ。これでも結構なボリュームがあります。

クレイポットビーフン

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チリクラブより、こちらの方が人気があったりします。料金はチリクラブと同様、小、中、大のサイズがあります。蟹味のスープがたまらないです。こちらも一番小さいサイズ。スープが濃厚でとっても美味しいです。

メルベンでの楽しみ方

蟹そのものを味わうのも良いですが、蟹は食べにくいですよね。でも心配はいりません。蟹そのものよりこの揚げパンの方が美味しかったりします。

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これをちぎって、チリソースに浸して食べましょう。するとあら不思議。蟹より美味しいかもしれない。病みつきになること間違いなし。

クレイポットビーフンも当然メインは蟹ですが、ラーメン麺のようなビーフンは中毒性があります。いくらでもお替りしたくなります。

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余分にビーフンとスープを頼むのはローカルの常識。蟹スープを心ゆくまで堪能。

相場はおいくら?

今回の晩餐の人数は6人でした。上記2種類の蟹に、豆腐、野菜、海老などを注文しました。どれも優しい味で十分なボリュームがあります。

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そして、瓶ビール2本とドリンクをそれぞれ注文。最終的なダメージは約SGD250.00。1人SGD42.00程度でした。これはチリクラブとしては激安です。

ちなみに前回はイーストコーストにあるロングビーチという店に行ってきたのですが、1人の負担が約SGD90.00でした。ビールを惜しみなく注文したのが原因だったのかもしれませんが、メルベンの倍以上掛かってます。加えて、個人的にはロングビーチのチリクラブよりもメルベンのチリクラブの方が断然おいしいと思いました。

ボッタクリ店「フォーラムシーフード(富興海鮮/Forum Seafood)」

一方でボッタクリ店として有名なのは「フォーラムシーフード(富興海鮮/Forum Seafood)」という店。ボートキーという旅行客なら誰でも訪れる場所にあります。店の前での営業がしつこいので、ほいほい入ってしまわなよう注意しましょう。

食べる料金にも寄りますが、非ボッタクリ価格で1人につき1〜2万円くらい覚悟しておいた方が良いかもしれません。ぼったくり価格になると蟹だけでSGD300.00 – 600.00(2万4千円~5万円)が飛んでいきます。

質のよい蟹を使っているのかもしれませんが、メルベンのカニの10〜30倍ほど美味しい蟹なんて存在するのか甚だ疑問です。

ボッタクリ情報はこちら

まさに先日メルベン・シーフードにて蟹をパクついている最中、友人の一人が教えてくれました。その友人は会社で、いわゆる秘書&会計的な仕事をしていて、申し訳なさそうにレシートを渡されレシートには約SGD1,000.00と記載されていたそう。何故そこまで高額になったのかというと、蟹そのものにSGD600.00が請求されていたそうです。

本当につい最近の話。未だにボッタクリ事件が多発しているということでしょう。その他の被害情報を貼っておきます。

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ボッタクられないためには?

被害に遭わないためには、フォーラムシーフードに近寄らないのがベストです。英語に自信がある人も「私はコミュニケーションが取れるから大丈夫だ」と慢心して訪れないこと。

スタッフの殆どは恐らく中国人です。特にアメリカ英語やイギリス英語を喋ろうものなら、伝わらないか理解できないフリをされて、トボけらえるのがオチかと。中国語がネイティブ並みにできれば牽制できるかもしれませんが、日本人であることがばれていてば、なかなか相手を折るのは難しでしょう。

そんな物好きもいないと思いますが、どうしてもフォーラムシーフードに行きたいのであれば、パンチの効いた中華系シンガポール人、シンガポール在住年数の長い中国人、または香港人に同行してもらいましょう。

ぼったくりのカラクリは全て料金がグラムで表示されていることです。注文する前に「会計がいくらになるのか?」概算を確認しておいた方がよいでしょう。