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ミャンマー旅行(7)- めっちゃ安いバガンガール&チャリンコのフィリピンガール。

旅行
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レンタルバイクを借りて、オールドバガン方面へバイクを走らすこと30分、急に故障してしまったバイク。

「どうしよう (T_T) 」

自分の目の前を横切る観光客は大勢いたものの、彼らを止めて助けを求めるのも気がひける。

「バイクを押していくしかない!」

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「それにしても。バガンにはバイクを借りている旅行者が沢山くるだろうし、他の旅行者はこういう事が起こると、どうしているんだろうか・・・?」

そんな事を考えつつ、バイクを押して歩き続けると、少し賑やかな村を見つけた。都合よくバイクを修理してくれそうな店なんてないだろうが、とにかく人に聞けばなんとかなるはず。

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誰に助けを求めるか取捨選択していた時、後ろから、外国人日本語で話しかけてくる女性の声がした。

めっちゃ安いガール

女性「お兄さん、お兄さん?」

Xin(しん)「・・・・(キタコレ、THE!日本語で話しかけてきて高値で売るパターンだ)!」

 

女性「これ、めっちゃ安いよ。」

Xin(しん)「買わん。この借りたバイクが動かないんだけど、修理屋さんこの辺にない?」

女性「イーバイク?」

Xin(しん)「そうそう。」

女性「あ、バイクに電話番号書いてるはずだから、その番号にかけたらいいよ。ちょっと電話貸して。」

 

 

 

 

はっ(゚ Д゚ )・・・ほんとだ (  ノД` )

 

バイクが急に動かなくなって完全にテンパっていた。 

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(前方とナンバープレートのある後方に電話番号が書いてた。) 

なんで、そんな初歩的な事に気付かなかったんだ。

女性に電話を渡すと、女性はレンタルショップに電話を掛けてビルマ語で状況を伝えているようだった。

 

女性大丈夫。10分ほど待てば、ショップの人が、ここにやってくるから。」

 Xin(しん)「ありがとう!」

女性 「待ってる間、何か買う!!」

 

助けてくれたお礼にチップでも渡そうと思っていたが 、結局何か買わされる羽目に。と言っても欲しい物もあまりない(  ノД` )

ミャンマー男性が履いているロンジーと呼ばれる巻きスカートを薦められたが、スカートはスカスカして気持ち悪そう。スカート履く趣味はない。

 

Xin(しん)「そのタイパンツいくら?」

女性「めっちゃ安いよ!8ドル。」  

Xin(しん)「めっちゃ高いやんけ・・・」

 

交渉の末5ドルで購入することに。カタコト日本語喋るだけに、なかなか吹っかけてきます。

 

Xin(しん)「ブログ書いててさ、微力ながら日本人に宣伝しとくから、写真とってアップしてもいい?」

女性「オッケー!」

 

という事で失敬した写真がこちら。女性と書いたけど少女と書くべきだったろうか。高校生くらいでめっちゃ若い。今時な少女。写真は撮る前にんばっちりポーズとってくれました。

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「めっちゃ安い」という宣伝文句で勧めてくる品々は、めっちゃ高いかもしれませんが、交渉すれば普通の値段に下がります。日本語は「めっちゃ安いよ」ぐらいしか流暢に言えないですが、英語はめっちゃ達者です。

この後、めっちゃ普通の値段のタイパンツを購入後、めっちゃ普通の待ち時間で、めっちゃ普通のレンタルバイクの兄ちゃんが現れて、めっちゃ普通にバイクを治してもらって、めっちゃバイクが動くようになりました。

チャリンコの女性

何はともあれ、バイクは治った。颯爽と道を駆け抜ける最中、マニュアル自転車に乗っている旅行者と思しき女性を見つけた。

「バガンをチャリで観光しようなど、物好きがいるものだww」

感心しつつ、通り過ぎる。そのあとに到着した遺跡。

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到着すると、旅行者と思しきアジア系の男性が話しかけてきた。

 

男性「1人?もう、いろいろ周った?」

Xin(しん)「うん。1人。今日の朝ついたばかり。チェックイン待ち。そっちは?」

男性「昨日到着して観光して、今日の夕方に帰る予定。一緒に旅行に来た。」

Xin(しん)「ふ~ん。」

男性「どこ出身?」

Xin(しん)「日本!ま、基本的にシンガポールに住んでるんだけどね。そっちは?」

男性「え!?おれはフィリピン出身なんだけど、おれもシンガポール住んでるよ!!」

Xin(しん)「おぉぉぉ、なんたる偶然!」

 

男性の名前はソニーという。名前が日本のスマホとの親和性が高かったこともあり、意気投合して一緒に観光することに。

 

Xin(しん)「そういえば、姪御さんは?一緒に旅行に来たんじゃないの?」

男性「うん、今やってきてる。あそこだ。」

Xin(しん)「は (゚Д゚)、、、、、あの女性は!!」」

 

その姪御さんとは、ここに来る前「バガンをチャリで観光しようなど、物好きがいるものだww」と嘲笑して通り過ぎてしまった女性だったのだ。

女性はチャリンコでこっちに向かってきている。

ソニーと一緒に周るはいいが、機動力を相当失うことになってしまった。