昨今QRコード決済・カード決済が普及しているものの、外国人として海外旅行するなら、念のため現地通貨は確保しておきたいもの。
台湾旅行に際し現地通貨の取得方法を調べていたところ、クレカ海外キャッシングがお得らしい事を知り、なかでもオススメ海外キャッシングカードとして挙げらるのはセディナカードらしい。
しかし今回「消費者金融アコムのアコムACマスターカードが、癖あるけど海外ならセディナよりオススメ」という情報を発見。
たかが一週間程度の旅行や!DBSや楽天銀行のデビカで現地通貨引き出せばええか。
などと思ってたのですが、アコムACマスターカードは「即日発行可能」「ポイントサイト経由発行で2,000円貰える」という情報を見つけてしまったので、晴れて消費者金融デビューしてしまいました。
はじめてのアコム(笑)
消費者金融アコムの垢作成し、台湾旅行準備。
DBS垢はTWD非対応。現金を空港でTWDに両替するのも良いけど、クレカキャッシングの方が安い。
中でもアコムACマスターカードは手数料等は無料なうえキャッシング直後に繰り上げ返済も可能。
むじんくんでカード受理しました🤣 pic.twitter.com/Iw7xcAa1D8
— Xin(しん) (@xinzaixinjiapo) September 11, 2023
実際にカード発行&むじくんカード受取り、台湾にて現地通貨キャッシング&瞬殺繰り上げ返済をしていて「これは確かに海外キャッシング最強カードだ」という事を実感したので、今回はアコムACマスターカードを紹介します。
スムーズにカード発行できる方法や注意点も警告します。
アコムACマスターカードとは
アコムACマスターカードは、消費者金融会社アコムが提供するマスターカードブランドのクレジットカード。
消費者金融らしくクレカローンは金利18%でリボ払い風の後払いカード(←繰り上げ返済しないと延々と借金が積み上がる危険なやつ)です。
そのためお金にだらしない人・繰り上げ返済のためのネット力がない人が使うと、間違いなく地獄の入り口となる危険なカードです。
繰り上げ返済の感覚がつかめない人は、三井住友カードや楽天カードで練習してみると良いです。
太字に当てはまる人が海外キャッシングするなら、セディナカードを利用しましょう。
アコムACマスターカード発行&自身の発行エピソード
アコムACマスターカードを即日発行する流れは、次の通りです。
- ①公式ページよりオンライン申込み
- ②仮審査結果をメール受信
- ③本人確認書類をスマホアプリで提出
- ④審査結果がメール or 電話にて通知
- ⑤契約内容を確認して契約完了(アプリ内で確認)
- ⑥自動契約機でカードと受取り
ステップ①~④:スマホアプリ推し
①、②が終わったあと電話で簡単な確認があり、仮審査結果をメール受信。
③本人確認書類の提出方法は「スマホアプリ」「ウェブアップロード」「FAX」「郵送」の四種類ありますが、即時発行希望なら当然FAX・郵送は論外、ウェブアップロードも実質不可です。
自分は契約の際パソコンの前に座ってたので、WhatsApp経由でスマホにIDデータを移し、ウェブアップロードしたんです。その方がスマホより手っ取り早いと感じたので。
しかし、そのあと担当者から死ぬほど電話が掛かってきて、申し訳なさそうに「スマホアプリでしてください」とやんわり言われまたんです。なので、ウェブアップロードも実質不可。
今時スマホは使えるがパソコン使えん人は居そうだが、パソコン使えるがスマホ使えん人なんておらんやろ。ウェブアップロード勢が面倒なら、そもそもウェブアップロードの選択肢を排除しておけよ。
結局スマホアプリだと顔写真で認証できるから、即時発行がスムーズだったくさいです。
書類をウェブ提出しては電話受信をひたすら繰り返したので、面倒くさくなって自分は「もうカード諦めるかな」と思って以下のような本音をぶちまけました。
すみません、実は海外旅行直前で、御社カードが海外キャッシングに最強と聞いたのでカード欲しかっただけなんです。海外でキャッシング直後速攻繰り上げ返済するので、自分は御社にとって何のメリットがない客なんです。そんな客相手に手間とって頂くのも申し訳ないので、そんなに面倒ならカード発行は諦めます。
いえいえ、何度もお手数おかけして申し訳ありません。大丈夫です、とにかくアプリでアップロードさえして頂ければご契約頂けます。お住まいが〇〇という事でしたら、〇〇支店であれば、マスター機能付きのカードを即日受取って頂けます。
アコム契約はスマホアプリでの書類提出が無敵です。
かくして結局スマホアプリで③を提出、その際①で入力済みの勤め先についての収入証明(源泉徴収票)の添付が求められました。
無職な自分は困りましたが、ネットバイトでこれまで受け取った毎月のインボイスページ(報酬USD表記)のスクリーンショットと「去年末帰国したばかりだから源泉徴収票なんてねーよ、気に入らないなら審査リジェクトしてくれ」とnoteアプリに切れ気味に書いたページのスクリーンショットを添付。
驚くべきことに、その後まもなくして正式に契約できる事になりました。
ステップ⑤・⑥:はじめてのアコム
⑤契約内容を確認して契約完了し、アプリでログインすると以下のようなTOPページが見えました。
な…何ということだ。ローン可能額があたかも自分のお金みたいな表記やないか。もし表記が「ご利用可能額」ではなく「借金可能額」なら救われた命もあるのでは?
この段階まで行けば、指定された最寄りの支店に行けばカードが受け取れます。
⑥のため行ってきました、はじめてのアコム。お待たせしました「むじんくん」です。
画像でだけでは伝わり辛いですが、アコム自動契約機(むじんくん)は、入るまでは後ろめたく恥ずかしいですが、部屋には鍵が付いてて、エアコンがガンガン効いてて、椅子まで用意されてて、とにかく凄く居心地が良いんです。
「これはアコムが好きになるよな」と思いました。
自分がお世話になってるシンガポールのDBS銀行にはTreasure AccountというプチVIPアカウントがあって、そのアカウント専用の快適な個室ATMもあるんです。
しかし、個人的な居心地の良さは、むじんくんの勝ちでした。
借金可能額が自分のお金のように見えるスマホアプリUIと、快適で居心地の良い(アコムが好きになりそうな)むじんくん契約機。アコムはこうやって顧客を虜にして金を稼いでいるのか。
アコムACマスターカード海外キャッシング&繰り上げ返済
アコムは借入金返済もアプリがおすすめです。
自分は友人と台湾旅行に行き友人分もACカードでキャッシング、計4回ほど現地通貨を引き出しましたが、いずれもネットでオススメされていた国泰世華銀行(Cathay United Bank)にてキャッシングしました。
9月17日に4,000TWDを引き出した例は、次の通りです。
以前は海外出張ばかりだった友人曰く「本当に何の手数料も取られてないし、すごく良いレートでキャッシングできてる」だそうです。
アプリ内では、次のように表示が変わりました。
繰り上げ返済方法(ペイジー)は次の通りです。
- 右下「お金を返す」を選択
- 「インターネットで返す」を選択
- 「次へ」を選択
- 返済金額を入力し「次へ」を選択
- 返済内容の確認後「次へ」をタップ
- 「金融機関でお手続きを進める」を選択
- 同意する(金融機関選択へ)を押す
- 金融機関を選択し、各々の金融機関内でペイジーを完了させる
ちなみにペイジー返済可能な金融機関として、自分の良く使う銀行は「三井住友銀行」「楽天銀行」がありましたが、三井住友銀行はペイジーにSMS認証が求められました。
一方で楽天銀行はのペイジーのための認証はEメールなので、(日本国内SMS受信しにくい)海外渡航時に利用しやすいです。
一緒に渡航していた友人も楽天銀行ユーザーだったので、自分が友人の分もキャッシングして半額を友人に渡した後、楽天銀行ペイジーで全額返済、友人は速攻で楽天銀行で自身の口座に半額を入金してくれました(楽天銀行同氏は送金手数料無料)。
このようにして、最低限のコストで台湾ドルを引き出すことができました。
アコムACマスターカードは海外キャッシングにオススメ
ぶっちゃけ王道の海外キャッシングカードとしてオススメされてるセディナカードは持ってなくて使ったことがないので比較できないですが、アコムACマスターカードはセディナカードより良いみたいです。
ただし、消費者金融のアカウント作成することになるので、次のような人は絶対に作成すべきでない危険なカードです。
これらに当てはまらず、速攻で繰り上げ返済する金銭感覚を持ち合わせていれば、アコムACマスターカードは持っておくと便利です。
ハピタスというポイントサイト経由でカード作成すると、2,000円貰えます。
ガチでキャッシング直後に繰り上げ返済可能なので、もはや自分にとっては「海外専用手数料格安キャッシュカード」みたいなもん。WiseやRevolutよりも良いと思います。