どうも、シンガポール在住、底辺現地採用のXin(しん)です。
新型コロナで閉鎖されていたシンガポール・ジョホールバル(JB)間の国境、ようやく一般外国人も、気軽に日帰りできるよう解放されました。
長らく閉鎖されていた為、最近来星された方の中には「マレーシアのJB=北斗の拳の世界」と勘違いする人ま出てくる始末。
JB(ジョホールバル)は、そんな危険な所ではありません。
夕方以降に、とても辺鄙なところに行かない限りは。
ですが男女で体感治安の違いは大きいかもしれません。 https://t.co/gtU07DY6AW
— Xin(しん)🇸🇬底辺SG現地採用 (@xinzaixinjiapo) March 25, 2022
この目で改めJBの治安を確認すべく、早速ジョホールバル訪問しましたが、従来のJB訪問ルーティンでは通用しない点が多かったです。
そこで今回は、陸路(バス)でのJB訪問の流れと、現地の主なショッピングモールを紹介します。
ちなみに国境が混むと地獄絵図と化し、永遠にJBへ着けなくなります。
そのため行く前に必ず「woodlands checkpoint camera」とググって込み具合を調べるのがオススメです。
ジョホールバル観光:行き
JB日帰り観光で最低限必要なものは、期限が半年以上のパスポートとMySejahteraアプリです。
ネット回線が問題なく繋がる出発前に必ずMySejahteraに登録し、スマホにインストールしておきましょう。
※2022年5月以降はMySejahteraでのチェックインは不要となりました。
JBに行くなら、Sweatcoinをインストールしとくと良いです。
Sweatcoinは、歩くだけでSWCという仮想通貨が貯まる英国発祥のアプリ。
SWCコインの価値・換金方法は未定ですが、歩数を精密に計算してくれます。
国境検問所(Woodlands Checkpoint)に行くには、Kranji駅前からバスに乗る方法がメジャーなので、MRTでKranjiへ行きます。
Kranji駅にはDBS、OCBCなどのメジャーな銀行のATMや両替所もあります。両替が必要な場合は、ここ(Allbest)でマレーシアリンギットに両替できます。
とはいえマレーシアでの大半の店ではPayWave対応店ばかりでした。
自分はSGD150.00をMYRに両替したのですが、結局MYR22.00(SGD7.00)程しか現金を使いませんでした。
コロナ前は、MRT駅を出た目の前にJB行きバスが続々と到着してたのですが、現在は高架を渡った先のバス停にしか、JB行きバスは到着しません。
こちらのバス停で、2022年4月現在、唯一JBに行ける178か170Aを待ちます。
160と170のJB行は運航してないと書いてあります。間違えて乗車するとJBとは真逆に行くので注意が必要です。
Woodlands Checkpointに到着すると、こんな風景の駅に止まります。ここから検閲所まで人の流れに沿って歩きます。
国境を渡るバスの料金はMYR2.00~4.00程と記憶してますが、MYR6.00(SGD2.00)に値上げされていました。
自分がJB訪問したのは平日だったので、入国審査は非常に空いていました。
審査を済ませ無事に入国完了。早ければKranjiから30分もかからずJBへ入国できます。
ちなみに自分はいつも、上記写真から右に逸れたトイレ内の個室で、財布内の小銭・お札を、全てSGD→MYRに入れ替えています。
SGD札とMYR札はデザインが似てるので、間違えて渡すのを防ぐためです。
とはいえ先述の通り、ほぼ今回は全てPayWaveで支払ったので、リンギ札は殆ど減りませんでした(両替の必要なかったです)。
到着後は、TPG回線のData Roaming利用を企んでたのですが上手く作動せず、Celcomの一週間無制限SIMを、MYR22.00で購入しました。
※2回目のJB訪問時にTPGのローミングが問題なく使えました。
※3回目のJB訪問時にはMYR10.00(110GB)のSIM販売店が設置されていました(時間帯によっては閉まっていることもあります)。
以前は1日用がMYR10.00等で売ってたのですが、世知辛い世の中になりました。
ジョホールバル観光:ショッピングモール
ジョホールバルでの主なショッピングモールは、国境前の『City SquareとKomtar JBCC』と、国境から少し離れた『KSL City』がメインでした。
しかし今回、KSLに居た時に「KSLの他のおすすめショッピングモール」と英語でググると『IKEA Tebrau』が該当。実際に自分も初めてIKEA訪問してみて、隣にAEONもあり非常に賑やかで楽しめました。
そこで今回は次のショッピングモールの雰囲気を伝えるべく、適当に写真を撮ってきました。
- City Square & Komtar JBCC
- KSL City
- IKEA Tebrau
- AEON
- Mid Valley Southkey
1.City Square & Komtar JBCC
City SquareとKomtar JBCCは、以前と比較して閑散としていました。コロナの煽りを受けてか、営業していない店も多く、かなり静かな雰囲気でした。
Komtarにある「すしざんまい」も休業中で、空いている店といえば、StarbucksやThe Coffee Beanなど体力ありそうな外資系店ばかり。
JB内の移動は貧乏性の自分も全てタクシーです。Grabで車を呼びLevi’sが見える出口から、タクシーに乗車しKSLへ向かいました。運賃はSGD2.00程でした。
2.KSL City
KSLは、CityとKomtarよりは栄えていますが、ひたすらマッサージ店・雑貨店(Kawaiiの単語が好きそう)・ヘアサロンのオンパレードです。
特にヘアサロンは密集しており、通る度にひたすら勧誘されます。シンガポール国内とは違い、勧誘の勢いが凄いところに活気を感じます。
ちなみにKSLモールの目の前にある、こちらのバクテーが人気で美味しいです。
KSLに来たら、是非ここで食事してみて下さい。
写真のバクテーでMYR25.00程でした。
この後IKEA Tebrauへ行きました。多少距離がありタクシーでSGD4.29でした。
3.IKEA Tebrau
自分もはじめて訪れるIKEA Tebrauは、建設されたばかりなのか、洗練されていて清潔な雰囲気でした。
特にIKEA Restoranは広々としていて開放的で、何か食事を買えばドリンクはSGD0.70で飲み放題という有難いシステムです。
ショッピングモール内のユニークな営業も楽しめました。
先日とうとうJB(ジョホール・バル)訪問しました。
今までCity SquareとKSLがメインでしたが、新しく出来たIKEA Tebrau、その隣のAEONが凄かったです。
トイレはIKEAモールなら女性でも問題ないかと。
活気も凄い。Onlineで商品紹介(3枚目)したり、ヌイグルミで気をひかせ集客(4枚目)したり。 pic.twitter.com/0ABAUOIifd
— Xin(しん)🇸🇬底辺SG現地採用 (@xinzaixinjiapo) April 9, 2022
立ちションがデフォの男とは異なり「女はJBトイレが汚過ぎて耐えられない問題」があります。
IKEAモールのトイレは比較的清潔なので、恐らく女性でも抵抗なく利用できると思います。
この後AEONへ行きましたが、IKEAからAEONへは高架を渡り徒歩で行くことができます。
4.AEON
JBには幾度となく足を運んでいますが、AEONに入った瞬間「こんなに沢山の人が密集しているモールが、JBにあったんだ」と驚かされました。
他のどのショッピングモールと比べてもAEON人口が一番多かったです。
ショッピングモールが巨大で、各階に日本・中国・英国などをテーマにしたような飾りつけがされていました。
食品コーナーが気になり、必要以上に食べ物の写真を撮影。
Golden Fish FingersのBurger-shi(たぶんバーガー+寿司のコラボ)なるものが気になったので喫食。
ただの白身魚のおにぎり的な料理でした。JB物価を考えると高いですが、美味しかったです。
5.Mid Valley Southkey
後日、The Mall, Mid Valley Southkeyというモールがある事を知り、別の日に訪問してみました。
シンガポールで最近できた「すき屋」も有りました。
しかし15:00頃この場所に戻り注文しようとすると、人が並んでいてオペレーションがスローだったので、別の店で食事をしました。
日本やシンガポールにある日系店と相違ないように見えても、マレーシアは両国ほどストレス社会ではありません。
そのため日本人はこういう店で待たされ、がっかりしないようにしましょう。
間違ってもクレームなど入れてはいけません、働いている人はマレーシア人で文化が違うのですから。
ジョホールバル観光:帰り
シンガポールへ戻るべく、GrabでCity Squareへ向かいます。
IKEAモール前からGrabタクシーを予約、平日の6時頃で忙しい時間帯だった為か、料金はSGD12.53でした。
渋滞の中シティスクエアへ到着、急いで出国審査手続きに向かいましたが、非常に空いていてスムーズでした。
JB→SGへのバス料金は従来のままMYR2.00でした。
シンガポール入出国審査のとき、通常は行きも帰りも自動改札ゲートでスムーズに通過することになります。
しかし今回は帰りの際、自動改札ゲートを試みると職員さんに「マニュアル改札へ行け」と指示されました。
不安な気持ちでマニュアル改札に行きましたが、単純に写真と指紋を取ったあと、すんなり通して貰えました。
数年ぶりのJB訪問だったので、新しい登録が必要だったのかもしれません。次からはスムーズに自動改札ゲートで行き来できると思います。
平日の帰宅時間、ジョホールバルへ帰る組と、シンガポールへ帰る組では、地獄と天国ほどの差があります。
ジョホールバルへ帰る組の列は、バス停にまで伸びています。毎日JB→SGへ出勤されてる方々の苦労が伺えます。
ここまで来ればGrabで帰る人もいますが、自分のような底辺現採は、とにかくMRT駅まで行くバスに乗ることにしています。
大半がWoodlands駅に行くバスなので、例に漏れずWoodlands行に乗車。
「シンガポールへ戻る際にPCR検査結果など必要じゃないの?」と友人に指摘されましたが、そんなものは一切必要なくシンガポールに戻ってくることができました。
ジョホールバル観光:まとめ
以上、ジョホールバル日帰り観光の流れ&主なJBのショッピングモールについて、でした。
今回は、ショッピングモールに焦点を当てましたが、JBには、Molekという中華系が多く住む比較的安全と言われている地域やジャグジー併設のスパなども多数あります。
治安を管轄する警察がマレー人で、腐敗気味なので、見た目が中華系ぽい日本人にとっては、安全でない場合も確かにあります。
実際に自分も昔、JBで怪我した後に詐欺に遭ったことがあります。
しかし隙を見せず観光すれば、決して危ない地域でもないので、興味がある方は是非ジョホールバルを訪れて、様々な場所を開拓してみて下さい。
シンガポールとは違ったアジアの雰囲気を楽しめること間違いなしです。