どうも、シンガポール在住、底辺現地採用のXin(しん)です。
最近Instagramで、初心者向けの投資情報がもっと欲しいという声を頂きました。
そこで今回は、シンガポールでの投資の始め方を書きます。
かしこい投資の始めかた
もともと自分は、シンガポールREIT投資が良いと聞きネットで調べ、REIT=不動産株と知り株を始めたクチです。
しかし今から投資を始めたいと思っている方は、どんな銘柄でも良いので、勉強する前に株を買うことをオススメします。
シンガポール在住なら、ある程度の英語が使える人がほとんどですよね。英語は実践ありき。勉強しただけでは実践力はつきません。
しかしノー勉でも環境に放り込まれれば、仕方なしに適応せざるを得ない。嫌でも必死こいて調べ学ばざるを得ない環境になります。
投資も同じ事が言えます。
- 英語の目的は意思疎通
- 投資の目的は資産増大
英語も投資も、やり方は人それぞれ。とにかく上記の目的を達成できれば良いんです。そのためには、先ずは実戦をはじめること。
プライベートで、投資について聞かれ少しだけ教えても、次会った時に、まだ買ってない人がいます。典型的な言い訳は「まだ勉強中」。
実際に取引しないのであれば、勉強時間はただの時間の無駄。永遠に勉強で時間を消耗すれば良いです。
一方で、初心者でも爆益を出した友人は、少しだけ教えた数日後、家に急に呼び出してきて、こう言ってきました。
「証券口座を開いたから、実際のオンライン注文の出し方を教えてくれ!」
もともと入金力も半端ない友人でしたが、彼は一ヶ月のEV(電気自動車)投資で、1000万円近く利益をたたき出してました。
おすすめ証券口座
シンガポールの証券口座には以下の2種類の口座があります。
CDP口座 | Custodian口座 | |
特徴 | 株式が自分名義 | 株式が銀行名義 |
メリット | 株式の他口座への移動がしやすくセキュリティが高い | 取引コストが安い |
デメリット | 取引コストが高い(概ねSGD25.00) | 株式の他口座への移動に費用が掛かる |
CDP口座は、DBS銀行、OCBC銀行、UOB銀行などがメインです。
Custodian口座では、それらに加え、Intaractive Brokers、Saxo Bank、Tiger Brokersなどのガチトレーダーのための証券口座も入ってきます。
とはいえ株式を移動しない限り、CDPでもCustodianでも大した違いはないです。シンガポールで投資をするなら、次のCustodian口座がオススメです。
- Standard Chartered:支店やATMもある英国の証券会社
- Saxo Bank:老舗のデンマークの証券会社
- Tiger Brokers:近年参入した中国の証券会社
自分のメイン証券口座はDBS(DBS VickersではなくDBS Treasures)です。
シンガポール株の保有数が多くDBS Treasuresなら、シンガポール株の最低手数料ゼロなので、メインをDBSにしてます。
とはいえDBS Treasuresは、証券口座にSGD200,000.00は入れておく必要があるうえ、米国株手数料は最低USD20.00からで旨味がありません。
なので特に事情がなければ、StanChar、Saxo、Tigerがオススメです。自分もこれらの口座を全て持ってます。
米国株取引について、3社の特徴を表で比較するとこんな感じです。
売買手数料 | 最低手数料 | 本社所在地 | 備考 | |
Standard Chartered | 0.25% | US$10 | イギリス | 支店あり |
Saxo Bank | 0.06% | US$4 | デンマーク | オンライン |
Tiger Brokers | US$0.01 | US$1.99 | 中国 | オンライン |
シンガポール株取引手数料については、SaxoとTigerは最低手数料ゼロですが、StanCharだけは、SGD10.00からです。
またSaxoとTigerはSGD入金だけで米国株取引ができますが、StanCharは入金し一旦SGD→USDに両替(レートは凄く良い)して米国株取引することになります。
StanCharでは最低SGD1,000.00は入金しとかないと、口座維持手数料も発生します。
証券口座の開設方法
StanChar、Saxo、Tigerのうち、StanCharがデメリットだらけに見えますが、自分は初心者にはStanCharをオススメしてます。
シンガポール国内に支店があり、口座開設を店舗で依頼できるからです。
取引の最低手数料もSGD10.00かかるため、投機的なトレードは控え安全な銘柄で長期運用という意識も働きます。
危険なレバレッジ取引やオプション取引も、システム上できないので安全です。
そこで今回は、StanCharでの証券口座開設方法を紹介します。
StanChar口座を開設するには、支店に赴いて「I wanna open security account(アイワナオープンセキュリティアカウント)」とスタッフに言うだけです。
StanCharの普通口座を持ってない人は、普通口座(bonus$averアカウント等)を作るように言われますが、必ず「e$avorを作りたい」と主張してください。
e$avorは、銀行カードなしの最低預金額SGD1,000.00で済むオンライン口座です。これ以外の口座だとSGD3,000.00程いれとかないと、口座維持手数料がとられます。
SGD3,000.00あれば運用できるのに勿体なさ過ぎです。
また口座作成の際、余計な保険加入を勧められるかもですが、保険の類は一切断ってください。ここで勧誘され保険に加入するようでは、株式投資で稼げません。
大切な事なので、もう一度言います。
口座開設の際、余計な保険加入を勧められるかもですが、保険の類は一切断ってください。ここで勧誘され保険に加入するようでは、株式投資で稼げません。
証券口座の開設を希望すると、口座種類(SGD、JPY、USD)を聞かれます。自分は、SGD、JPY、USD、GBPの証券口座を開設しました。完成形態はこんな感じです。
手数料請求阻止のためのSGD1279.21がE$AVERに入ってるのが確認できます。
各々の為替の証券口座に送金し、運用を始めると投資総額が「Investments」に表示されます。
何を買ったら良いか分からないという方は、VT、VTI、VOO、VYM、SPYD、QYLDというETFをネットで調べて、好きなのを購入してみて下さい。
シンガポール株(REIT)に興味がある方は、下記のサイトから時価総額(Market)の高い順に買っていくのもアリです。
自分が投資してる🇸🇬株(大半がREIT)の含み損、および暴落2大将軍を1ページに纏めましたので、ご査収ください。
教訓は「時価総額の低い🇸🇬国外系REITは買うな」です。
シンガポールREITについては、思考停止で上から時価総額のデカい順に買っていき、放置してればオッケーです。 pic.twitter.com/qtEFAbOstL
— Xin🇸🇬海外株投資🔰 (@xinzaixinjiapo) August 7, 2021
各々の株価や情報取得には、これらのアプリを使うと良いです。
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取引すべき市場と考え方
開設希望の証券口座(SGD、JPY、USD)を聞かれたら、必ずUSD口座は開設して下さい。なぜなら株は米国株が圧倒的に稼ぎ易いからです。最強の優良商品が沢山あります。
「何処の国でも働ける能力&行く機会を与えるので、最速で100万円を稼いで下さい」
こう言われて、バングラデシュやインドに行くバカはいませんよね。みんな賃金が高く稼ぎやすいアメリカやドイツに行くのではないでしょうか?
それと同じです。株といえば米国株。その理由は圧倒的に稼ぎ易いからです。
日本語で情報が取得しやすい日本株に惹かれるかもですが、シンガポールでは日本株の取引は高くつきます。また日本株は勝ち組企業が少ないので、稼ぎにくいです。
なのでシンガポールで投資を始めたいなら、先ずはStanChar銀行で必ずUSD証券口座を作りスタートすることをオススメします。
当ブログは個人の趣味ブログですが、株式投資についても更新しています。
投資に対する考え方・自分が所有している銘柄・Tiger Brokers口座方法なども記事をアップしています。興味があれば目を通してみて下さい。