シンガポール人は一般的にITに長けています。スマホ普及率も限りなく100%に近い。恐らく、殆どの人がFacebook、Line、Twitter、InstagtamなどによりSNS中毒になっていると思います。
中でも他国と比べ普及率が高いのがインスタグラム(Instagram)。
使ったことがある人は分かると思いますが、これは写真投稿がメインのSNSです。何かアップロードするのであれば必ず写真を添付して、コメントは申し訳程度に載せるくらい。これがシンガポールでは人気です。
何故シンガポールでInstagtamが人気なのか。それには明確な理由があります。
シンガポール人はほとんどの人が英語と中国語のバイリンガル。言語能力に非常にバラつきがあります。英語と中国語を両方ともモノリンガルネイティブ並に扱うこともできる人もいれば、英語も中国語も中途半端で論理的な思考が苦手な人もいます。
そこで登場するのが「NPNT」という概念。
http://whiterabbitchase.com/541/npnt-tees/
画像の通り、NPNTとは「No picture, No talk」のこと。
- 写真があれば話題になる
- 写真がないと話ができない
ということ。ITに長けていてSNSも良く使う。デジタル写真が好きで写真を良く撮る。バイリンガルなので得意言語にばらつきがある。そんな特徴を持つシンガポール人だから、NPNTの特徴が顕著で、インスタグラムが人気になったんだと思います。