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会社の研修「文化的感受性」のシンガポールバージョンを考えてみた。

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10月になりました。最近、香港はデモで大騒ぎだそうですが本日は香港も中国も祝日なようです。しかし残念ながらシンガポールは出勤日。

本日、自分が働いている会社で「文化の違い - Cultural Sensitization – 異なった国の人と話す際の心構え」というテーマで研修がありました。シンガポール、中国 、タイ、ベトナム、日本などアジアチーム対象の研修だったため、学ぶ文化はイギリス。

UK

そしてアメリカについて。

Times Square, USA

研修内容自体は、イギリスはイングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドからなる国である。アメリカ人は ヨーロッパからイギリス、フランス、ドイツ、スペインなど、多種多様な民族からなる人種のるつぼである、などという基本的なことや、彼らの特徴や、彼らと話す時の注意点がメインでした。

特に印象に残った部分を紹介します。

【イギリス人の特徴、彼らとの会話での注意点】

  • 基本的に彼らは他人とは話したくない
  • 仕事上では仕事に関する話しかしたくない
  • 話し言葉でも文法の間違いに厳しい為、文法には注意
  • 基本的に名前で呼ぶ時は「~さん」を付ける
  • 「~さん」を付けない時は、付けなくても良いか確認する
  • プライドが高くマナーを気にするので丁寧に

【アメリカ人の特徴、彼らとの会話での注意点】

  • プライベートな事でない天気の話など些細な会話を織り交ぜてもよい
  • 文法は多少崩れていても問題ないが、その分発音に注意
  • フランクに下の名前で呼んでも問題ない
  • 多種多様な民族からなり様々な人がいるが、プライドが高いので相手のありのままを受け入れるよう

もちろん、これらはあくまで「傾向」な訳で、例外もあるわけですが、概ね納得してしまいました(笑)「我が国が世界を支配しているんだ」と言わんばかりの困ったちゃんな2大大国。アンモー(欧米)国家だけの話で終らせることはできないので、勝手にシンガポールバージョンを考えてみました。

【シンガポール人の特徴、彼らとの会話での注意点】

  • 外国人との互換性が高いが、シンガポール独特のアクセントに慣れることは必須
  • 文法は砕けていても問題ない、というか彼らの文法も砕けているので柔軟に理解する姿勢が必要
  • シングリッシュとして使われているマレー語、中国語、福建語、広東語に由来する単語を知っていれば尚良し
  • 相手の知らない事を聞いて、はぐらかされても深く追求はしないこと

郷に入れば郷に従え。マルチカルチャーソサエティのシンガポールにいる外国人は、上のような「文化的感受性」が必要だなと思いました。