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シンガポールでの結構リアルな幽霊体験の話。高島屋(Ngee Ann City)に邪気はない?ヤバい地域は意外なところでした。

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どうも、悲しいほど霊感のないXin(しん)です。

先日、シンガポールに長年在住している一回りくらい年上の友人(Uさん)とハングアウトしました。

Uさんは非常に霊感が強いみたいで、その時にしてもらった霊の話が面白かったので、今回は幽霊エントリーといきます。

一般的にシンガポールで良く出ると言われている有名なスポットは以下ですよね。

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  • 高島屋(Ngee Ann City)
  • リバーバレー川沿い
  • プラザ・シンガプーラ
  • シンガポール国立博物館
  • チャンギ病院(廃墟)

しかし、その友人(Uさん)がしきりに「あそこはヤバい」と連発していた場所は別のエリア。幽霊というのは、いても邪気がなければ問題ないらしいんですが、そのヤバい地域は邪気を持った幽霊だらけらしいです。

その場所が何処であるかは、エントリーの最後に発表するとして、先ず霊感の強い友人(Uさん)の過去の霊感体験についての話をします。

※以降は「友人=Uさん」とします

声が戻らなくなった

高校生のとき車を購入した友人たちと、その地域では有名な山奥の心霊スポットに向かった。

霊感が人一倍強いUさんは、行く前から気乗りはしなかったが、押しに負けてしぶしぶ向かうことに。そして建物の前に到着したが、身体が全く前に進まなかったらしい。

気にせず中に入るUさんの友達たち。そのうちの一人が、建物の中でわざと声を変えたりしてふざけ合っていたそうだ。

そして建物の外へ出てきたとき、なんと友人のうち1名のふざけて出した声が、元に戻らなくなっていた。すでに憑かれていたみたい。

怖がる友人を乗せて、その建物から離れた場所へ。安全な場所でUさんが塩で友人の背中や肩をたたいて、ようやく霊が離れて声が元に戻った。

「だから、中には入るなって言うたやろ!」

Uさんは、友達にブチ切れたらしい。幽霊を剥がす際は、離れた幽霊がすぐに他の人に取り憑く可能性があるから、非常に危険なのだとか。

常に体調の悪いおばあちゃん

社会人のころ、Uさんは先輩の引っ越しを手伝いを頼まれた。その先輩が引っ越す部屋の隣のユニットに邪気を持った幽霊を感じたUさん。

不動産屋さんにどんな人が住んでるのか聞いたところ、年配のおばあちゃんが住んでいることが判明。

「おばあちゃん、いつも体調悪いですよね?」

そうUさんが確認して、びっくりした不動産屋さん。隣のおばあちゃんは寝たきりだったらしいのだ。

Uさんは、おばあちゃんに会って「ここから引っ越したら体調がよくなるよ!」と助言。後日おばあちゃんは本当に引っ越したらしい。

そして、引っ越し後は年相応だが自分で歩けるし、買い物にもいけるようになった。寝たきりだった時からは劇的に改善したらしい。

「おばあちゃん、もう大丈夫だよ!ここにはいないからね!」

後日Uさんは、このように言って、おばあちゃんを元気づけたらしい。

ブキバトックのコンドにいた幽霊

4~5年前、シンガポールの西の果てブキバトック(Bukit Batok)エリアのコンドに住んでいたUさん。Uさんは、そのコンドで幽霊と一緒に住んでいたと主張する。

引っ越してきて夜中に人の気配がしたり、人が歩く音がした。夜中に目が覚めると、ワンピースを着た中華系シンガポール人らしき女の子の幽霊が、Uさんを見つめていた。

そういった夜が何日も続く。そしてある日、その女の子の幽霊が「ここ(コンド)にいても良い?」と聞いてきた。「いてもいい!そのかわり悪さはするな」と返事したUさん。それから、Uさんと女の子の幽霊の二人三脚生活が始まったのだとか。

その女の子の幽霊は、邪気を持っていなかったから、何も問題は起きなかったみたい。

唯一の困ったことと言えば真夜中の2時や3時に起こされてしまうこと。

真夜中に起こされる、かなり迷惑な事だと思うんだけど、たぶんUさんはそこら辺の感覚のネジが飛んでいるのかと(笑)

とにかく、そんなこんなで「ぼくは前のコンドで幽霊と一緒に住んでいたんだよ!」と周りの人に主張すると、大概「うそでしょ?」という反応をされるのだとか。

自分の場合は、このブキバトックの女の子幽霊の話を聞いてから「山小屋の話」「おばあちゃんの話」を聞いた。なので経験が具体的で信憑性があるなと思った。

むかしUさんは。夜に友達と複数人とハングアウトしていて、仲間の一人に「なに独り言話してるの?」と言われたことがあった。

そのとき、自分が話しかけているのは幽霊だと気づいて、あっちの世界の人とこっちの世界の人の見分け方ができるようになった。

日本兵の亡霊も普通に見かける

シンガポールでも場所によっては、日本兵の亡霊もいるらしい。 

∪さん

真夜中に歩いてると遠くに人が見えてきて、明らかに服装が兵隊のもので「ああ…あちらの世界の人が」と気づくんだよね。それで目の前を通り過ぎる時に軽く会釈するんだ。

Xin(しん)

なるほど、それで…相手はどんな反応をするんですか?

Uさん

ビシッとした敬礼だったよ!

Xin(しん)

おお、流石!

亡霊は結構はっきりと見えるみたい。東京都くらいの大きさしかない、シンガポールだからこそ結構な頻度で見かけるのかも。

ちなみにUさん曰く、よくある日本の幽霊特集などのテレビ番組はやらせも多い。しかし、「しょたこん」こと中川翔子の霊感はガチものらしい。彼女は霊かなり取り憑かれやすい体質なのだとか。

以前で中川翔子が霊に取り憑かれて「水」が飲めなくなり、お祓いによって飲めるようになった番組について話してくれた。

霊感は開眼させる事もできる

先述のとおり自分は霊感の「れ」の字もない。

なので少しは霊感が欲しい事をUさんに伝えると「霊感はない方が幸せだ」と言われてしまった。

いろいろ見えると、やはり色々なものが気になってしまうのだろう。絶対音感に似てるかもしれない。

ちなみに、Uさんと共通の友人にKさんという女性がいる。彼女は過去には霊感を持ち合わせていなかったのだけど、素質があったらしくインドネシアのバリ島のお坊さん?に「開眼」させられたらしい。現在はUさんレベルで見えるらしい。

人為的に開眼させられるなんて凄い。ナルトの世界かよ、と思ってしまった。

シンガポールのヤバイエリア

そんなUさんだが、ハングアウトしている最中に終始「あそこはヤバい」と言ってた地域がある。

過去に日本軍のシンガポール占領時代に、捕虜となったイギリス人兵士の怨念が残ってるオールドチャンギホスピタルだろうか。はたまた昔は処刑場があった、高島屋(Ngee Ann City)だろうか。

オールドチャンギホスピタルについては、ナショナル・サービス(兵役中)でシンガポール人が霊にとりつかて自殺してしまった話も聞くし、かなりヤバいと思う。

なんて事を思いながら「チャンギホスピタルですか?」と聞いた。けど答えは違った。

Uさん曰くシンガポールのヤバいエリアとはパシル・パンジャン(Pasir Panjang)にある廃屋とのこと。

廃屋から沢山の邪気を持った亡霊が顔を出していて、ここは絶対に入ったらアカン、と思ったそうだ。とにかく危ない場所には近づかない事。それが一番の回避策になるらしい。間違っても遊び半分で入らないこと。

霊感ゼロ向け幽霊がいるかの判断方法

しかし危ない場所には近づくなと言われても、自分のように霊感が零の人間はどう対処すればいいのか、聞いてみた。

Uさん

とくに何も理由はないのに「なんか雰囲気が嫌だ」「ここから先は進みたくない」なんて思った事ない?

Xin(しん)

全くないですよ。ぼく鈍感すぎるんですよね。

Uさん

エアコンもついてないのに、やたらと空気がどんよりしていて、外気温に比べて寒いなと感じた経験はない?

Xin(しん)

あ!それはあります!

Uさん

そういう時は大概いてるよ。

Uさんはシンガポール長年在住しているけど、半駐在員みたいな身分なので、Uさんの会社支給の車に乗っている。

ハングアウトした帰り…「ついでだし、どうせならパシル・パンジャンの廃屋の目の前に行ってみる?」なんて聞かれたけど、怖いから嫌だと返事しておきました。

霊感なかったら邪気を持った霊を回避できそうにないもん。

ちなみに、そんなヤバいパシルパンジャン廃屋ではありますが、当然MRTや廃屋外のエリアは問題ないみたいです。

オーチャードの高島屋Ngee Ann Cityには邪気はない

Uさんによれば、昔処刑場があった事で有名な、オーチャードの高島屋のNgee Ann Cityでは邪気は感じないそう。

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ま…小さい淡路島ほどの大きさしかないシンガポール。霊がいるところなんてうじゃうじゃあるだろう。

特に中華系にとっては「赤」は魔除けの色なので、赤色のHDBの建物は、いわくつきの場所だった…なんて話も聞きますよね。

問題はそこにいる霊が邪気を持っているかどうか。とにかく、パシルパンジャンの廃屋には近づかんほうが無難。もちろんチャンギホスピタルも。

自身の中では、Sリートで例えるならサバナリート(Sabana Reit)ほどヤバいと思ってる地域はやはりチャンギホスピタル。

しきりにチャンギホスピタルはどうなのかについて、Uさんに聞いてみると「そんなヤバそうなとこ、そもそも行かんわ!」と言われてしまいました。