どうも。シンガポール在住、底辺現地採用のXin(しん)です。
例年なら何処か海外に出かけ銭湯に行ってるのだけど、今年はコロナのせいで出国もままならない。
そういや数ヵ月前、たまたまTaman Jurongに遊びに行った時、大きなスパを見つけたんです。
ネット調査では、外観に似合わずファミリースパで施設利用SGD38.00のプロモーション中とのこと。
とはいえ当時は外観のアングラ感から入る勇気が出ず、そのまま帰ってきたんですが、先日心の準備をしてスパに突撃してきました。
結論から言うと、以前紹介したSpa-1 Wellnessには劣るものの、おすすめポイントもある。
そんな訳で今回はアングラ系ファミリースパ「New V Spa」を紹介します。
New V Spa | ファミリースパ
- 住所:#02-03, 1 Yuan Ching Rd, SUPERBOWL JURONG, 618640
- 日時:9:00 ~ 22:30
- 連絡:6265-8505
- 公式HP:https://newvspa.com/
外観は見ての通り怪しい。入口には「UNISEX」と書いてるが、明らかハッピーエンディングな匂い。
しかし、公式サイトには何と「シンガポールで唯一ライセンス取得した、飲み放題と食べ放題のファミリースパ」という説明が。
We are the only one licienced family spa providing free flow of foods and beverages as well as different useful facilities for our customers. We aim to create a peaceful and relaxing environment for all our customers.
https://newvspa.com/about-us/
妻子や彼女持ちの男性は、誤解されるような雰囲気ですが、中身は家族に優しいスパです。
New V Spa | 行き方
(スパの向かい辺りにある建物)
「New V Spa」は、Taman Jurongと呼ばれるシンガポールで最も古い住宅街エリアの一角にあります。
とはいえ当ブログ読者は、すぐタクシー使うような金銭感覚の人を想定してないので、安い行き方を案内します。
自分の利用した行き方は以下です。
- MRTでJurong East駅まで移動し下車
- Jurong Eastバス停より49番バスに乗り換え
- Google Mapを見ながら近くについたら降りる
- 後向くと右手にマクドが見えるので直進して右折
- 再び右折して怪しげな通路に入る
- 直進してエレベーターまで行く
- エレベーターに乗るか階段で二階へ
- 右を向くと入口が見えるので勇気を出して入る
ちなみにシンガポールのバス移動なら「MyTransport.SG」というアプリがオススメです。
バス停番号を入力すれば、どのバスが何分後が来るのがすべて一発表示してくれます。
そのうえ、バス番号をタップすれば、バスの通るルートまで表示してくれる優れもの。
自分は方向音痴でバスは苦手でしたが、このアプリをインストールしてバス恐怖症を克服しました。
New V Spa | 登録と受付
受付スタッフは、Ah Lian風のミニスカを履いたエロそうな姉ちゃんでした。
ここに来る前予約を試みたが電話が繋がらず、FBで施設利用SGD38.00(first timer)を予約を試みても上手くいかず、FBメッセンジャーで今日は空いてるが聞いたところ「電話をかけろ」との自動リプ来た。
それで再び電話をかけると繋がったので、施設利用を予約したい旨を告げたけど「予約不要」の旨を告げられたんですよね。
そんなやりとりをしてたので、受付で予約してない旨を告げると「電話かけてくれた人でしょ?」とすぐに認識してもらえました。
登録はパソコン画面に「氏名」「FIN番号」「国籍」「電話番号」を入力して終了。
コースは何をするか聞かれたのでSGD38.00の施設利用を希望。するとお会計はSGD59.00と言われた。
どうやらSGD38.00のプロモーションは今はやっていないらしい。理由を聞くと政府にプロモーションを禁止されてるとか何とか(本当かどうか怪しい)。
最終的に施設利用の料金とSGD10.00しか変わらんとの事で、ごり押しされSGD69.00の「V FOOT MASSAGE」を選択しました。
全体的に「湯の森」「Spa-1 Wellness」と比べると良心的な価格設定です。
先払いなのでクレカでSGD69.00を払って、施設の中を案内してもらいました。
New V Spa | 施設とサービス
施設内は「お風呂エリア」「マッサージエリア」「カフェテリア」に分かれています。
今回は写真を撮り忘れたので割愛しますが、喫煙者にはうれしい「喫煙室」もあります。
お風呂エリア
上の写真が男性風呂のロッカールーム、写真では分かりにくいですが古めです。
ロッカーは、一回鍵をタッチして開けて物を詰めて閉めたあと、オートロックされるパターンが多いですが、ここのはロックするために再度タッチしないといけない仕様。
つまり、鍵をかけたつもりが開いてた、なんて事もあるかもしれない。
ロッカールームなんてカメラもついてないだろうし、鍵の閉め忘れで盗難なんて危険性が高い。
何度もロックした事を確認してからお風呂に入ります。
風呂に入る前は紙パンツを履きます。
風呂内は、こんな感じ。写真なので分かりにくいですが、古めです。
水風呂の冷たさは丁度良いんですが、温水風呂が少しぬるめ。Spa-1 Wellnessの温水風呂は暑くて気持ち良いのですが、ここのはイマイチでした。湯舟も小さめ。
写真の右手にサウナもあるのですが、Spa-1 Wellnessのサウナに入り慣れてる自分にとっては、外界の室温と変わらんくらいでした。Spa-1 Wellnessにワープしたかったです。
もう一つ残念だったのはシャワールーム。3つしかないし、古くて少し匂います。
そんなに一気に沢山の客が入ることを想定してないんだと思います。
マッサージエリア
お風呂エリアとカフェテリアを繋ぐ形でマッサージエリアが設置されています。
一般的なフットマッサージ室、二人部屋、個室などが並んでいる感じです。
個室の写真は撮り忘れましたが、自分が施術を受けた部屋はここです。
マッサージ師さんは最初から中国語で話しかけてきます。
中華系マレーシア人かなと思い「英語でOK」と中国語でアピールしても、中国語を喋り続けるので、国籍を聞いたところ中国人の方でした。
マッサージの腕よく非常に満足でしたが、英語は通じんと思った方がよいです。
マッサージ後は、この部屋で好きなだけ寛げます。
この部屋で休憩してた人も、数名いましたよ。
カフェテリア
このスパの目玉、食べ飲み放題が提供されるカフェテリア。
少し小さめでしたが、ソフトドリンクは冷たくて美味しかったし、ホットドリンクも種類が充実してました。
簡単な軽食が頂けますが、この軽食を余り食べ過ぎない方が良いです。
というのは試して気づいたのですが、ここの食事おいしいんです。
フリーフローミールは上の写真の通り、コロナ前世界では、ここから勝手にとって食べるスタイル。
しかし、現在はSpa-1 Wellnessと同じく、食事をオーダーするスタイル。メニューはこれです。
食事は常にカフェテリアを巡回しているスタッフさんが作ってくれます。
何を注文するか迷ってたら、ホッケンミー(上から5番目)を勧められたので、炭水化物罪悪感を感じつつも、言われるがままに注文。
出てきたホッケンミーがこちら。
普通に見えるんですが、これが超美味いんです。
他のお客さんもホッケンミーを食べていました。なかには一口くちに入れて「おお!」唸っている人もいましたよ。
実はサービスの流れをスタッフさんに任せてると「お風呂→食事→マッサージ→軽食→お風呂→食事」という順番になりました。
なので、このホッケンミーは一回目の食事なんです。入店は平日の12時頃だったので、お昼ご飯ですね。
マッサージ受けて思う存分フットマッサージ室で寛いだ後に食べた軽食がこれ。
炭水化物制限のことを完全に忘れてました。
シュウマイとコピティアムでよく置いてるチャーシューライスです。シュウマイは美味しかったですが、チャーシューライスは量産的な味でした。
この軽食を食べた後、そろそろ帰るつもりで再びお風呂へ。
私服に着替え「コーヒーでも飲んで帰ろう」とカフェテリアでコーヒー飲み寛いでると、スタッフさんからの「你要吃什么(何か食べたい)?」ゴリ押しが。
二回目の食事でも問題ないとのことだったので、サンドイッチ(下から四番目)を注文。
炭水化物制限のことを完全に忘れてました。
ここでの3度目の食事、サンドイッチも美味しかったです。
カフェテリアを通りかかったAh Lian受付も、このサンドイッチを見て、「我也想吃三文治~!」と厨房へ叫んで去って行きました。
その他フルーツジュースを作ってくれたり、汚したらティッシュを用意してくれたり。カフェテリアのスタッフさんは気遣いができる超良い人でした。
New V Spa | まとめ
今回の自分の滞在時間は、ざっくり12:00~17:30でした。
外観と入り口は、怪しげなハッピーエンディング専門マッサージの雰囲気を醸し出している「New V Spa」ですが、中身は健全なスパでした。
期待していたお風呂の内容はイマイチでしたが、マッサージの質は高く、何より食事(特にホッケンミー)が格別で、店員さんもアットホームで親切でした。
湯の森とは違い入場後は一切金をとられませんし、よくよく考えればマッサージ師さんへのチップも要求されませんでした。
Spa-1 Wellnessの3時間パッケージのように時間制限はないですし、朝から行けばフリーミールを飲み食いしながらSGD59.00で1日中ゆっくりできます。
マッサージさんに週末の客入りについて聞いたのですが「今日とあんまり変わらんよ」と言ってたので、週末も混んでないと思いますし、予約も不要です。
オススメは家族や友人と、朝イチからの訪問ですね。一日中カフェテリアでグータラしつつ、中国語の練習でもすると良いでしょう。
男風呂は少し古く潔癖の方は少し抵抗があるかもですが、そこを除けば十分オススメできます。女風呂は覗いてないので中身はどんな感じなのか分かりません。