シンガポールの代表的な料理チキンライス。シンガポール在住五年目になりますが、ほとんど口にすることがありません。実はあまり好きじゃないんです。
だけど、シンガポールに関するブログを書く上において、チキンライスは避けては通れない道。それにチキンライスは、チキンライスにフォーカスしてブログを書く輩が出てくるほど、魅力的な料理なのです。
このブログ記事の5位に該当しているチキンライス屋台「ティエン ティエン ハイナニーズ チキンライス」はシンガポールで一番知名度のある店。昨日、偶然近くに寄る機会があったので、ティエンティエンを食べてきました。
マックスウェルフードセンター 到着
マックスウェル フードセンターは観光客も良く来る有名なホーカーなのでご飯時はいつも賑わっています。
到着した時間帯は4時半頃。ティエンティエンはいつも長い列を作ってるけど、この時間なら大丈夫だろう。
道中にあるフライドオイスターやホッケンミーの屋台の誘惑に負けそうになりながら、たいして好きでもないチキンライスの屋台に向かいました。
(右の屋台は受付専用屋台で、左の屋台がチキンライス受渡し専用屋台となります)
四時半という中途半端な時間なら、それほど並んでいないだろうという予想は見事に的中。
さっそく赤色の鞄を下げているおばさんの後ろにつきました。すると何やら後ろから母国語が( ´Д`)・・・
海外の意図しない場所で日本人に会うと妙に警戒してしまうのです。
後ろにべったりくっつかれてたので「早くチキンライス持ってこの場から立ち去りたい」という思いは増すばかり。右の屋台でそそくさとチキンライスとオイスターベジーを注文して、左の屋台へ並びます。
そしてちょうどこの写真を撮っている時。
日本人男性「あ、写真取ってる。よぉし、おれも負けないぞ!」
( ´Д`)・・・
日本人男性「あ、おじさん(店員さん)の写真も撮っておこう!」
いや、何より同胞と顔ばれしていないだけ安心した。うむむ、でもどうせなら生粋の関西人にとっては・・・
「う〜わ。めっちゃ写真とっとるやん。おれも負けへんでぇ〜」
「うっしゃ、おっさん(店員さん)の写真も撮っとこか〜!」
と呟かれた方が親しみが持てたのですが、向こうにとっては、こちらは外国人。フォーリナーというやつなのです。
美味しいらしいチキンライス
何はともあれ、シンガポールで一番知名度が高いチキンライスをゲットすることができました。
チキンライス SGD5.0
オイスターベジー SGD4.00
通常、チキンライスは一皿SGD2.50〜SGD4.00が相場なのに、かなり強気な価格です。
さて、頂きます。
パクッ・・・うむ。
美味しい。たしかに肉がプルンプルンしている感じで、他の店のチキンライスとは一線を画するクオリティだ、ということはチキンライスがあまり好きではない自分でも分かりました。
特にしっかり味付けされたライスは非常におおしい。むしろチキンはなしでこのライスだけ頂きたい。
ただ、残念だったのはチキンが冷たかったこと。あと、骨も大きくて一瞬骨が喉につかえて窒息死しそうになりました。危うく・・・
「Japanese suffocated to death after eating the chiken rice at Maxwell Food Centre(日本人 マックスウェルフードセンターにてチキンライスを食べて窒息死)」
みたいな見出しで、次の日の新聞の一面記事を飾るところでした。チキンライスを食べて死んだからと言って、新聞の一面記事には載れないと思いますが、もし死んでいたらそうなっていと信じたい。
結論
たしかに、シンガポールで最も知名度のあるマックスウェルフードセンターのチキンライスはおいしい。が、一番美味しいというわけでもないと思います。
ブログ「おれのチキンライス塾」で見事NO.1に輝いたアータイチキンライス。
(昨日は閉まっておりました)
こちらも頂いたことがありますが「ティエン ティエン」と似たりよったり。
自分が今まで、試したチキンライスで最もクオリティが高くおいしいと思ったのは、やはり「ブートンキー(文東記)」です。
(写真はバレスティア本店のチキンライス。有名なピラミッド型のライスでサーブしてくれるのはリバーバレー店です。)
味覚なぞ人それぞれ。しかもチキンライスがそれほど好きでもない輩が言うことなので、鵜呑みにするのも如何かなと思いますが。とにかくチキンライスといえば自分の中では「ブートンキー(文東記)」がおすすめです。