どうも、シンガポール在住1,2年とかじゃないのに恥ずかしながら、税金が払いたくても払えず、最近まで焦っておりました、Xin(しん)です。
税金請求書が届かない
毎年やってくるシンガポール税務局(IRAS)からの税金請求書。永住権(PR)申請予定の自分は、税金を滞納したらPR申請時に不利になる という事で、送付されるのを今か今かと待ち望んでいました。
しかし周りの人たちは届いたようだけど自分には一向に届かず。人によって随分と届く時期が違うようだから自分には届いてないだけだよね?と都合よく解釈していました。
一応オンラインで確認しようしたけど「2FAをセットアップしないとアクセスできん」みたいなメッセージが出てきて先に進めず ( ´Д`)
なら早くこの「2FA」とやらをセットアップして請求書プリントアウトして払うか。そう思って試みたものの、この「Pin mailer」とやらが未だ届いていないのでセットアップできんのだよ(←この時点で何かおかしい事に気づけ阿呆)。
何で2FAをセットアップしないと税金が確認できないんだよ、何とかしてよ。とは思いつつも、待ってたら来るだろと楽観的に捉えていた。
書類一式は届いていた
そして、大丈夫!まだ届いていないだけ!そう自分に言い聞かせて始めた数日後の7月22日、驚くべきSMSを受信したのだった。
支払い期限が7月28日。あかんやつやこれ( ´Д`) 。頭の片隅で思い浮かべていた悪い予感が的中した。
以前住んでいた場所から引っ越したのが去年の11月。新しいEPに更新したのがその次の月。更新時は会社のシステムで新住所アップデートした記憶があるから、IRASにも新しい住所がきっと反映されてるだろう。と思い込んでたけど違ったらしい。速攻で以前住んでいた家のランドロードに連絡。
家主「悪い、手紙は送り返した。。」
送り返したとか酷すぎる ( ´Д`)。前回はあっちに届いた銀行書類等もこちらに送ってくれたので安心しきっていたけど、最重要書類を送り返すなんて。
家主「IRASにログインして印刷したら?」
あれ、ログインできるの?家主は元中華系マレーシア人といえど現在はシンガポール人で公務員。そこらへんの事情には詳しい(はず)。冷静になって再度IRASにログインを試みる。
やっぱログインでけんやん( ´Д`)。いやしかし一ヶ月程前も同じような事態に陥って「Pin mailer」をリクエストしたような気がする。
IRASには2FA未設定のためログインできないこと。2FAのための「Pin mailer」を先月リクエストしたことを伝えてみた。
家主「悪い、返却ボックスに入れちゃったから。IRASのオフィスに行ってみたら。」
あうう( ´Д`)。税金を支払うためのオプションが断たれてしまった。
どうしよう!そもそも所得税が安いから、ペネルティなんて5%でも、10%でも、20%でも払うけど、PR申請しようと思ってる自分にとっては「こやつは税金の支払いを滞納した」というレコードが残るのが何より痛い ( ´Д`)
IRAS訪問には予約が必須
家主が言うように、この状況なら確かにIRASに直接行くのが得策かも。2FAなんやらかんやらよりも、とにかく税金を支払うことが先決問題だ。
MC(病休)とってIRAS行くか。IRASどこあるんだろう。「IRAS visit」などのキーワードで出てきたのは、こんなページだった。
IRAS「税金についての相談?先ず電話したら、電話越しでサポートするからさ!」的な内容。
そうだよな。IRASからするとこんな事でオフィスに来られたら迷惑だよね。IRAS職員のワークライフバランスのためには、こういうルールは大切な気がする。
電話番号は自分の場合は(+65)6531-2707に掛ける必要がある。
そして明くる日の朝9時。仕事中に電話を掛けても繋がらないので言い訳メールを送信。念のため仕事上がりにもフォローアップを試みる。
自動アナウンスに従って番号選択していき「オフィサーと話す」の番号を選択。ようやくオフィサーに繋がった 、うれしい( ´∀`)。
電話に出たのは女性だった。以下IRAS担当者(I女様=あいじょさま)との会話。
しん「税金についての問い合わせです。NRIC(EP番号)言う必要ありますか?」
I女「もう既に分かってるので、NRIC番号は必要ないですよ。どうしました?」
注:本来は「NRIC」はシンガポール国民&永住者用の番号、EP保持者用の番号は「FIN」です。
しん「実は朝メールを送りました。かくかくしかじかで、税金請求書が手元にありません。ピンメーラーも届いていなく2FAもセットアップできないためオンラインで確認&納税もできません。新しい住所に請求書を送って頂けませんでしょうか。何か住所を証明する書類が必要だったりしますか。」
I女「分かりました。ご本人様確認の質問に答えて頂き、問題なければ住所確認書類は必要ありません。指定の住所に送付することができます。」
その後は、生年月日、前職の勤務先名、現在の勤務先名、以前の住所などなどを答え合格(←当たり前やけど)。
I女「了解しました。指定の住所に請求書を送ります。あと税金の納付の締切が7月28日なのはご存知ですか?」
しん「はい知ってます。だから急いで電話を掛けたんです。」
I女「分かりました。じゃあ、ちょっとそのまま待って下さいね。納付の締切が延期できるか上の者に確認します。」
しん「本当ですか( ´∀`)?ありがとうございます!はい、待ってます。」
数分後・・・。
I女「OKです。納付の締切りを2週間延期しました。」
しん「ありがとうございます!請求書受け取ったら即効納付します!めっちゃ感謝いたします( ´∀`)。」
神だ!I女様は神だ( ´∀`)!
いくら連絡したとはいえ、ペナルティ払ったら「こいつは期日までに税金も払わん奴や」とPR申請時に査定されそうだから、ペナルティを払わずに納税できるに越したことはない。
そして数日後の7月28日。きた!わしの税金(安月収につき少なめだけど←金額は伏せてまーす)!
これを手にしたのが7月28日。オリジナルの納税の締切日ぎりぎりだ。ふふふ、こやつが手元にあればこちらのもの。
家の近くにあった新しくなったSAM(さむ)っちで即効納付を完了してすっきり。納税時はこの写真の女性も女神に見えました。税金払うのがこんなに気持ちよかったのは生まれて初めて。
まとめ
以上、自分の不注意で納税締め切り間近になって、IRASに助けを求めて締め切りを延期してもらい納税する、という(どうでも良い)話でした。
2FAセットアップできてない人は(自分だけかもしれないけど)、新住所に引っ越したら先ずIRASにその旨を伝えよう。つくづくそう思いました。
ところで、同じような税金繋がりですが、今度はS-REITについて。仕事中急にスタンダードチャータード銀行から電話が掛かってきました。「ちみ、そろそろ配当が出るFIRST REITについて、17%の税金の納付をカンファメーションしてくれんかの?」とのこと。そして、これがその後に受信したSMS。
あれ、シンガポールは配当も含め、個人の投資についての税金は免除じゃなかたの?
これについては次回S-REITについてアップデートする時に具体的な結果をお知らせしようと思います。