シンガポールには秋葉原のような電気街はないですが、電気製品ばかりが密集していて、マニアックな製品も置いてあるビルはあります。
その代表格であり、しばしば日本人間で「シンガポールの秋葉原」とも呼ばれているのが、シムリム・スクエア(Sim Lim Square)。
- 住所: 1 Rochor Canal Road Singapore 188504
- 電話: 6338-3859
- 時間: 10:30-21:00
先日は発作的に7インチタブレットが欲しくなったので、この「シムリム・スクエア(Sim Lim Square)」に行って来ました。
シムリム・スクエア(Sim Lim Square)の概要
シム・リム・スクエア(Sim Lim Square)は、ビル丸ごとが電化製品屋さんで埋め尽くされているショッピングモール。しばしば’「SLS」とも呼ばれている。
多種多様なカメラ、スマホ、パソコンや、それらに関する電子商品が販売されていて、中国本土でしか購入できないようなニッチな(パクり)製品も取り扱っていたりする。
「シンガポールの秋葉原」の名に恥じぬ品揃えと独特の雰囲気は、行って見てみれば感じ取ることができるだろう。
シムリム・スクエア(Sim Lim Square)迄の行き方
最もメジャーなシムリム・スクエア迄の行き方は、地下鉄のブギス(Bugis)駅からRochor Road 沿いに歩いてVictoria Street→Queen Streetという順番で行くというもの。最寄りは一応ブギス駅です。
しかし自分がタブレット購入を思い立ったときはオーチャードにいたので、今回は具体的なオーチャードからの行き方を説明します。
途中オーチャードにあるCITI銀行でSGD200.00を引き出して、バスに乗車、ドビーゴート駅に向かいます。
ホテル「Rendezvous」で下車。その後プリンセプ(Prinsep)ストリート上をひたすら南に歩いていきます。
途中周りには、シャレオツな建物の芸術大学があります。指をくわえながら南下すれば、シムリムスクエアに到着します。
シムリム・スクエア(Sim Lim Square)の中身
こちらの入り口から入ると、色んな電化製品店が出迎えてくれますが、1階はボッタクリ店が多いので要注意。
実はシムリム・スクエアはボッタクリが多い事で有名で、特にiPhoneやiPadなどメジャーな機種を買いに来た英語も中国語もできない外国人が、ターゲットされやすいです。
その手口のほとんどは、機種の本体購入のため契約書にサインさせたあと、高額な保証金を追加で求めるというもの。追加料金を払わないと本体を渡してくれないと店側が主張するのです。
しかし機種や部品に強く、英語か中国語がきちんとできれば回避可能。
自身の感覚ではシムリム・スクエアでは、上の階に行けば行くほど、目的物がマニアックなものになればなるほど(ボラれないかという基準では)安全です。
シムリム・スクエア(Sim Lim Square)でお買い物!
もともと自分はネクサス7を買うつもりでした。
しかし、シムリム内を徘徊する過程で、アイパッドやギャラクシーのガセモンたちに魅了され時間だけが刻々と過ぎてき…悩んだ挙句に購入したのは、この偽アイパッド。
アイノル(Ainol)という聞いたこともない会社の製品で、名前は「NUMY3G Talos」と言います(笑)。スペックはこんな感じ!
- クアッド(Quad)コア
- インターナルストレージ8GB
- 3G対応のデュアルSIM
- 解像度1024×600
サイズはアイパッドミニと全く同で、アイパッドミ二のケースがすっぽり収まります。
充電は他のアンドロイドと同じマイクロUSBですが、ケースをつけると差込口が隠れるので一部ハサミでちょんぎりました。
イヤホンの位置も正規アイパッドミニと若干違うので、ケースを改造する必要がありそう。スピーカーもケースに圧迫されていますが、それを除けば問題なし。
むしろクアッドコアだし、デュアルSIMだし、アイパッドミニに負けず劣らずの魅力もあります。
シムリム・スクエア(Sim Lim Square)で買うべき物
今回は自分はタブレットを購入しましたが、シムリム・スクエアは、こんな感じのMP4レコーダーやUSB電源アダプタなどの細々したものを買いにく場所です。
種類が豊富で得にスペックの高いものが買えます。当然これらの店が3階以上に位置しているのもポイント。
もっと踏み込んだものになると「業務用かいな?」と思いくなるような、こんな感じのマイクロUSBコネクタなんかも売ってます。
とはいえ、こういう商品は、参考にした上記のRSコンポーネンツみたいなサイトでまとめ買いする方が安くつくかもしれません。
RSコンポーネンツは、イギリスに本社を構える全世界に支社を持つ電子部品サプライヤー。ある程度のワークライフバランスも整った会社なよう(好印象)。
具体的なRSコンポーネンツの商品や価格については下記記事を参照。
シムリム・スクエア(Sim Lim Square)ではニッチな物を!
とにかく、シンガポール版秋葉原であるシムリム・スクエア(SimLim Square)には、こんな面白い商品が沢山売ってあります。シンガポール在住者&旅行者で電子機器に興味ある人はぜひ訪れてみてください。マニア魂かくすぐられるはずです。
ぼったくりには注意してください。また、一部(というか結構?)日本の電波法に引っかかる製品も置いてあるので、その辺も注意して買い物をたのしむべし。
もっと突っ込んだシムリム・スクエア(SimLim Square)での買い物の楽しみ方は、下記記事を参照してください。