願ったり叶ったりではないのだけれど、最近は仕事で様々な国の人と話すことが多いです。電話を掛けてくる人の国籍によって電話を取った直後の自分の気分が、著しく上下することに気づいたので、今回はその違いをお伝えしていきます。
その前に、自分自身の英語歴について。20代半ばまでの日本にいる時は、どちらかと言えば英語は得意な方だったけどコミュニケーションレベルには程遠かった。カナダに一年間だけ語学留学してその後少ししてシンガポールで就職。
シンガポール在住3年以上で現在4年目。プライベートでも英語は良く使うほうだと思います。そんな自分にとっての各国の人から電話を取った直後の気分です。
電話で話したことのある人々は北から並べると以下の国々の人。
イギリス、ドイツ、アメリカ、インド、中国 、韓国、香港、フィリピン、シンガポール、オーストラリア
1.リラックスできる国々
・ドイツ
→アンモー(欧米人)だけど英語は第二ヶ国な為か、ジェネラルな英語を使ってくれるので分かり易い。また、物分りが良い人が多い。
・フィリピン
→凄く分かり易い英語。最もジェネラルな英語を話す人の割合が多い国では?凄く性格も優しい感じ。
・シンガポール
→ 独特の訛りを聞くと正直安心する。人によるけど比較的穏やかな人が多い。
2.可もなく不可もない国々
・中国
→中国語で対応してくれる窓口もあるのに、なんでこっちに掛けてくる?でも、同じアジア人なのでコミュニケーションは取りやすい。
・香港
→広東語で対応してくれる窓口もあるのに、なんでこっちに掛けてくる?でも、同じアジア人なのでコミュニケーションは取りやすい。
3.比較的テンションが下る国々
・韓国
→比較的掛けてくる人の英語が辿々しいし、早めのスピードで話すと理解してくれないので、コミュニケーションが面倒くさい。韓国語で対応してくれる窓口がないから仕方ないかもしれないけど。
・インド
→人によっての英語の訛りの違いが激しすぎる。とんでもなく分かり易い英語を話す人もいれば、アルファベットの発音さえ何を言っているのか全く分からない人もいる。でも、こちらが損ざいな扱いをしても、黙って我慢するところがかわいい。慣れてるだけかもしれないけど、その我慢強さはある意味尊敬に値する。しかし、こちらからすると、どんな訛りの人と話すことになるのかが、ある意味ギャンブル。
・オーストラリア
→人によって英語の訛りの違いが著しい。オージーイングリッシュなのか、何言ってるか分からない人は本当に分からない。でも国民性はまったりしている感じ。
4.正直掛けてこないで欲しい
・イギリス
→貴方たちの島国でしか使われていない言語を我が物顔で同等と話さないで下さいと言いたい。冷たい人も多く、電話の直後は一人でイライラしてしまう。
・アメリカ
→言ってることは分かる。しかしながら、如何にも我らは世界の王者である的な性格が言葉からひしひし伝わる。したがって、非常にディマンディングな方が多い。
以上、とても主観的な自分の意見です。日本人でシンガポールに住んでいるからアンモーに厳しめ、シンガポール人に甘めの、こんな結果になってしまったと思います。あと、フィリピン人の英語が日本人にとって押し並べて分かり易いのは、彼らの話すタガログの音と日本語の音が非常に似ているからだと思います。
イギリスやオーストラリアに長期滞在していたら、どんな結果になってたのか気にもなりますがイメージもできないです。