どうも、前回の「BAR IPPUDO」の記事がフェスブックで100回以上シェアされていることに驚いております、Xin(しん)です。
ブックマークは一つもされてないのに、一体何が起こっているのだろうか?一風堂というメジャーな名前がフェイスブックユーザーに受けたのか。
ま、それはさておき、自分はそろそろPR(永住権)申請の直前なので、今回は大衆受けし得ないシンガポールPRネタでいきたいと思います。
PRを取れるのはどんな人?
自分が今までに見たり聞いたりした情報を適当に思い出しながら、めちゃ独断と偏見で、PRが取りやすい人の特徴をまとめてみます。
特徴その1︰中華系マレーシア人
ちょうどPRの取得が厳しくなりはじめた頃の話。以前勤めていたブラック日系企業の、日本人のブラックな部分だけをかいつまんだようなミャンマー人のマネージャーが尋ねました。
「月収SGD5,000.00のシンガポール在住暦もそれなりにある大卒のインド人と、月収SGD2,000.00のホテル勤務の短大卒の中華系マレーシア人が、同時にPRを申請しました。さて、PRを取れたのはどちら?」
PRが取れたのが前者があれば、糞面白くもない質問。ま、察しの通り答えは後者の中華系マレーシア人なわけだけど、「そんなスペックでも、PRが取れることがあるんだ」という意味で、この質問は衝撃的だった。
実際自分の周りの、推定月収SGD3,000.00前後、職業はIT系の中華系マレーシア人も、二年ほど前にPR(永住権)を取得できた。彼は今オーストラリアにいる。羨ましい限りだ。
もともとシンガポールはマレーシアから独立した国だし、とにかく中華系マレーシア人は準シンガポール人のようなもの。恐らく最も優先的にPRが与えられる人種なのだ。
あくまで推測だけど、大量の応募者の中から、中華系マレーシア人で落とさざるを得ない人を決めたあと、残りの枠を他国籍から選ぶような方法をとってるのではないかなと思う。
特徴その2︰現地在住年数が長い人
最近は、たとえPRやシンガポール人の配偶者がいようが、6ヵ月程度の在住期間でPRを申請しても通らない。比較的取得がしやすかったリーマン・ショック以前なら、PR持ちの配偶者がいれば、在住年数は一年未満でも通った例は多々あるだろう。しかし今は違う。
年齢が若い、学歴が高い、収入が良いなどスペックが高くても在星2年後の税金を支払い終えた後ぐらいが目安だと思う。一般的なスペックなら少なくともシンガポールに在住年数5、6年は欲しいところ。それだけ待っても、取得できる保証がないのが残酷なところだけど、ま外国人は所詮労働市場の調整弁に過ぎないから仕方ない。
特徴その3:シンガポールとの親和性が高い人
日本人としての国籍が最も不利になりやすい要素。以前は給料と学歴さえ高ければ、とにかく降りていたらしいPR。最近はシンガポールとの親和性が問われる。
つまりシンガポール永住権保持者は、シンガポール市民の候補者。日本と同じように、シンガポールでも非婚化、少子化という問題は深刻で、できるだけ違和感なくシンガポール人になっちゃえる人が有利なのだろう。
そういう意味では「英語もままならいんでしょ?」「どうせいつか日本に帰国するでしょ?」と思われがちな日本人は非常に不利。
それでもシンガポール人と結婚して尚且つ子供がいれば安全圏だと思う。しかし、このような例でも、配偶者の収入やステータスが低かったりするとリジェクトされるそうだ。もちろん先に挙げたようにシンガポールに在住している年数も結果に大きく左右する。
特徴その4︰外見(写真写り)が良い人
この特徴は挙げようか迷ったのだけど、綺麗事ばかりを書いても仕方ないので・・・。PRは面接審査はないけど申請書に顔写真を添付するので、どんな風貌をしているのかも見られると思う。
「肌の色、宗教、人種などは考慮せず公平に決めます」という代物だったら、非日系に転職するときに転出するCV(履歴書)みたいに、顔写真の添付そのものを要求しないと思う。ちなみに申請書類には、宗教を書く欄もあります。
人間の第一印象の6、7割は顔で決まる。これは誰が何と言おうが紛れもない事実。それは顔写真付きの書面でも同じだと思う。
たとえば貴方がPRの審査官だったとして、全く同じスペックの二人の応募者がいたとします。一人が福山雅治似で、もう一人が出川哲朗似です。さてどちらを選びますか?ということ。
現実には大量の書類の中から選ばれるので、上記のような単純な比較できないにせよ、書面での顔写真の印象が良いに越した事はない。写真屋さんに行って、最高の一枚を撮って添付した方が良いと思う。もちろん本人だと判別できる程度に。
二年程前の話。実際に現地在住二年足らず、仕事は事務職、給料もそんなに高くないだろうけどPR取れちゃったという中国人女性に会った。周りは驚いていたけど、その人凄く美人でいきいきしてて好感が持てる。きっと写真にもそういうオーラが出ていたんだろう。
また、二年程前にPRを取得した中華系インドネシア人女性の友人も、大衆受けしそうな美人。こちらは在住年数もそこそこ長く、中国語もマレー語もできるのでシンガポール人の親和性という点が強かったのかもしれない。
特徴その5:若くて高学歴で収入が良い人
「婚活ちゃうしな( ´Д` )」と突っ込みたくなる。書くまでもないけど、若ければ若い程良いし、高学歴であればある程良いし、収入は多ければ多いほど良い。
在星5年ぐらいで、20代後半で、慶応上智卒、月収SGD7,500(約65万くらい?)なら、独身でも安全圏なんじゃないでしょうか?
まとめ
自分で書いときながら、いかに自分がPRを取得する要素を持ちえていないかを再確認させられた。
だめだと思う。きっとリジェクトされるだろう。せめて面接でもあれば、シンガポールとの親和性の高さをアピールできると思ったんだけど、面接はねぇんだ( ´Д`)
だけど、忘れてはならないのは審査する側も人間ということ。機械がスペック順に候補者を並べてPRを与えていくわけじゃないんだ。そういう意味では、誰にでもチャンスがある。やれるだけやってみる。