フーディーな友達と一緒にご飯を食べに行く時は毎回、どうしても限られた店のローテーションになってしまう。
新しい店を開拓しようと促しても、「美味しくなかった時のショックが計り知れない」とはねのけられてしまう。
そんな我々の行きつけは以下のレストラン。
- インド料理(LAGNAA)
- タイ料理(BEER THAI)
- 日本食(Nobuya)
- 新嘉坡風日本食(KOH GRILL)
- 韓国BBQ
- 洋食(Wine Connection)
毎回、これらの店のローテーションだ。
しかし今回、友達からお誘いがあったのは中華。しかも四川料理。辛い刺激が欲しい週末だったのでナイスタイミングでした。
結果的にこの店にハマってしまったので、今回はただの食レポです。
成都名小吃(Uniquely Chengdu)
お店は世界初に有名なシンガポールのレッドライトディストリクトを突き抜けたところにあります。真夜中に男1人でうろうろしていたら勘違いされそうなエリア。
やたらと目がウルウルしているパンダの「成都名小吃」という看板(そんままやん)が目印。英語では「ユニークリーチェンドゥ」と呼ぶそうですが、中国語の読み方は無理矢理カタカナで表現すると「チェンドゥミンシャオツー」です。
断崖絶壁に囲まれた秘境。色白美人。辛い四川料理。劉備玄徳。ニーハオトイレ。看板の「成都」の文字を目にして様々なワードが連想されたけど、そんな事お構いなしに友達はつかつかと中へ。
ドリンク&料理はリーゾナブル
お店の中のお客さんは、中国から来たおじさんが大半。一緒に食事をとった友達に中国人が2名混ざっていた。
そこで、お客さんの訛りが中国のどの地方か聞いたところ「判別できない」との答えが返ってきた。特に成都付近から来た中国人客が多いというわけでもなさそう。
値段ははっきりとは覚えてないですが、ビールの相場は約SGD8.00〜10.00。メニューもSGD5.00〜SGD20.00ぐらい。
注文した中で、最も人気が高かったのは意外にもこの茄子炒め。お口の中でとろとろ溶ける茄子がたまらん。
そして定番の麻婆豆腐。人によっては「めちゃくちゃ辛い」と悲鳴を上げていたけど、美味しいです。個人的にはそれほど辛いとも思いませんでした。
餃子と芋も、次回また注文したいと思わされるクオリティでした。
その他、注文した料理。個人的に外れもありましたが、自分が不味いと思っても、他の人は美味しいと言ったりするもの。この店では料理によって好き嫌いが激しく分かれました。
シンガポールで気軽に本場の四川料理が食べられる数少ないお店。しかも値段はホーカーやフードコートに毛が生えた程度です。
初来店時は6名で、これらのメニューを注文して、ビールをたらふく飲んでも、1人分の負担がSGD40.00前後だったと記憶しています。
2回目の来店で日本語で対応できる店員さんがいることも確認しました。SGD6.00前後のお1人様用の料理(メニューの後ろの方)も豊富にあったので、一人客も歓迎という事だと思います。1人でもツカツカと潜り込んでみましょう。
以上、ゲイラン付近在住で、シンガポール料理に飽きてしまった人に特におすすめの、リーゾナブルで美味しい四川料理店でした。