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ボートをチャーターして日帰り旅行(3)- ラザラス島からセント・ジョーンズ島まで歩いてみた。

娯楽
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6月末の日帰り旅行の続き。昼食を食べて、ラザラス島までやってきた。

船内の寝室でUNOをすること約2時間。

容赦なく島に照りつける日光は、一向に弱まる気配はなく、「外に出たい」「島を散策したい」という我々のエネルギーをも吸収してさらに船を照らす。

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致し方なし・・・」 

船をチャーターしたとはいえ、ラザラス島での時間を全て船の上で過ごすのは、さすがに勿体無い。しかたなく、島へ上陸してビーチに向かうことに。

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水着になって泳ぎだすシンガポール人たち(7人)。とても楽しそうだ。

たいして、「何も持ってこなくていいから」という忠告を忠実に守った惨めな日本人と、タイ人2名は、ふてくされながら船とは逆方向に進んでいく。

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この辺りでは、釣りをするという楽しみ方もメジャーなようだ。

セント・ジョーンズ島はネコとトイレだらけ

この先が噂に聞くシンガポールの無人島。セント・ジョーンズ・アイランド。正直、この時までは、ラザラス島から歩いていける距離にあるとは知らなかった。

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ラザラス島よりも釣りをしにきている人が沢山います。

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猫がやたらと多い。一見シンガポール島にもいそうな猫たちですが、少しアグレッシブな感じで怖いです。しかし近づいてきて、あまえてくる仕草は、シンガポール猫と同じ。きっとお腹が空いているんだろう。

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無人島だけど、ちゃんとした建物も沢山あって、人が住んでいる気配があります。

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そして、この島に何よりも多いと思ったのが、男性用便器(笑)。冗談抜きで、この辺りの建物の3分の1はトイレじゃないのかと思うくらいトイレだらけでした。

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セント・ジョーンズ島の過去

ネコネコパラダイス。トイレパラダイス。それがセント・ジョーンズ島の第一印象でしたが、この島には暗い過去があります。

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19世紀後半、この島にはコレラ菌の検閲所が設置されていて、脚気(ビタミンB1の欠乏より心不全と末梢神経障害をきたす疾患)の患者がつれて来られていました。

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その後、アジア系移民やメッカの巡礼者のための検疫センターと認知されるようになり、ハンセン病患者の隔離施設や、犯罪者の刑務所として使用されていたのです。

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しかし、もともとサンゴ礁に囲まれた緑豊かなこの島は、現在では週末の息抜きのための場所となっています。

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今では、釣り、キャンプ、バーベキューのレジャースポットとして使われているのです。人が少なくて開放的。トイレも沢山あるし、水場も沢山ある。確かに、BBQをするなら、この島がもってこいだと思います。

セキュリティも万全?

人が殆どいないのでセキュリティが気になるかもしれませんが、シンガポール・エア・フォースが常にと言っていいほど、島の上空をパトロール?しているようでした。

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6月末の話です。まさか、この時期に8月9日ナショナル・デーのリハーサル、なんて事はないと思うので。あの飛行機は保安目的、それとも単なる飛行訓練なのだろか。

ラザラス島にセント・ジョーンズ島。シンガポール島とは随分雰囲気が違いますが、シンガポールの管理下にあると思うと、安心してレジャーが楽しめそうです。