2017年8月、ラオスに行くという口実でタイに行ってきたので、少し前にバンコクのゴーゴーバーなんかでの卑猥ネタなんかを投下しました。
バンコク滞在2日目は、夕方からタイ人友人と待ち合わせ予定だけど、朝は何もやることがない。
そういや、以前シンガポールの温泉という名の高級公衆浴場『湯の森温泉』についてリポートした。バンコクにもあると聞いた事があるし、行ってこようかな。
バンコクの湯の森温泉
シンガポールの湯の森温泉は水道水を沸かした湯。温泉の素は使ってるけど、湧き出る自然の温泉とは違う。そのため「温泉」という表現を使って良いのか、当時シンガポール日系ネット界隈では少し話題になった(当のシンガポール人は全然気にしてないけど)。
しかし、バンコクの湯の森温泉のお湯は、カーンチャナブリーというバンコクの西に位置する県にあるお寺「ワット・ワンカナイ」に湧く源泉が直送されたもの。天然温泉はワカナイけど、ワンカナイの湯を使っとるリアルの「温泉」らしい。
おまけに、シンガポールの湯の森温泉は風呂に浸かるだけでSGD40.60(約3,200円)、というシンガポール日系サービスお得意のボッタクリ価格だけど、バンコクの湯の森温泉は風呂の利用だけならTHB450(1,350円)という普通の価格。しかも、JCBカードを使えば15%OFFになるらしい。
「これは行くしかないやろ!」
お財布に 楽天カード(JCB)を入れて、さっそく向かうことにした。
湯の森温泉への行く
バンコクの湯の森温泉は少し駅からは遠い。最寄り駅はBTS「プロムポン」駅。4番出口を出てソイ24、ソイ26の道を沿って、徒歩で15分〜20分ほど歩いたところにある。
バイタクならTHB20.00で一瞬で行ける距離だけど、自分は旅行者の身。散歩がてらに徒歩で向かうことにした。
歩くことに数分。界隈はやたらとマッサージの勧誘が多い。バンコクだからかと思っていたのだけど、どうやらプロムポンは日本男児御用達のエロマッサージ店が点在するエリアらしい。
道中、急に雨が降ってきて、エロマッサージ店の前で雨宿りする羽目になった。湯の森スパに行く前に、危うく別のスパに行きそうになっが、雨ニモマケズ進んだ先にあった極めつけの光景がこれ。
BKK48「まさかバンコク」である。
恐らく、というか間違いなく、AKB48やJKT48にいるようなガールとの優勝サービスを提供している店に違いない。
当方AKB48には興味ない。もちろんBKK48にも。TPE48なら考えたかもしれんけど、そのまま素通りした。
湯の森の館内
雨が降ったので重いのほか時間が掛かった。大人しくバイタクかタクシーを利用すれば良かったと思ったけどあとの祭り。湯の森温泉にようやく到着。
ショッピングモールの中にあるシンガポールの湯の森温泉とは違い、湯の森のための建物が建っとります。
受付、利用者にはファラン/アンモー客なんかもちらほらいて、英語もばっちり通じます。
料金はネット情報の通り入浴でTHB450。しかし店員さんからはタイマッサージを勧められた。
タイマッサージ1時間コースでもTHB790。THB340追加すればマッサージも受けられる。迷わずそのコースにすることに。
お風呂に行く途中に、お決まり「ユノモリカフェ」がある。
そしてずっと中庭進んだ左手に受付がある。
スタッフさんに浴衣とタオルをもらって中に入ります。ちなみに店員から「ジャパニーズスタイルやで」等といった説明はありませんでした。
男性風呂内の様子
しかし、バンコクでも、もちろん湯の森お得意の日式全脱ぎスタイル。浴場は暑いお湯から水風呂まで大体5種類くらいのお風呂がありました。男子風呂のイメージはこんな感じです。
お風呂の湯加減等についてはシンガポールの湯の森の方が個人的に好き。
シンガポール湯の森はフェイク温泉だからという引け目があるのか、温泉の素をふんだんに使っているので、風呂内はあらゆる面においてクオリティが高いのかもしれんと思った。
客層はローカルよりも韓国、中国からのお客さんが多いように感じた。そしてシンガポールの湯の森温泉とは違い、みんな前も隠さず堂々としている。
しかし、はしたない話だけど、物がスモールで皮に覆われた人がやたらと多いなあと感じた。自身はジャパニーズ標準サイズと自負しているが、明らかにそれより小さい。どうなってんの。しかも見せるな、隠せ!
タイ人は日式風呂OKなの?
タイ湯の森も例に漏れず日式の全脱ぎスタイルだった。以前シンガポール湯の森の記事を書いたときに、シンガポール人女性は人前で全裸になるのが恥ずかしいから公衆浴場の利用を控える、旨を書いた。
タイ人はどうだろうか。自分が見た湯の森の利用者は殆どが韓国人と中国人。に思えたけどローカルぽい人もいた。タイ人男性は公衆浴場で全裸になる事に抵抗なさそうだった。
後日タイ人の友達(女性)に全脱ぎの日式風呂についてどう思うか聞いてみた。日本に旅行もした事があるようなタイ人の友達の場合はどうかというと。
「人前で脱ぐことに抵抗はないけど、病気になりそうなので、私の場合は公衆浴場は控える!」とのこと。
え・・・( ´Д`)?病気になりそうってどういうことや。
彼女によれば、色んな人と同じ湯船に浸かるから、穴に何か入って病気になりそじゃない?という事らしい。
どんだけ感染力の強い病気やねん!
とツッコみたくなりましたが、穴があるのではなく突起がある男だけに、そんな考え方する女性は少ないのかもしれない、と思いました。
アメリカやイギリスの滞在歴も長い友達だけど生粋のタイ人の彼女。実はトイレで用を足す前も念入りに便座を拭いてから座るそう。今まで気付かなかったけど、けっこう潔癖症なタイプの人間だったらしい。
「たぶん私みたいなタイ人はマイナーだろうけど、そういう考え方しているタイ人女性もいるんだよ!という事をブログにでも書いといて!」
なんていう話を、今回旅行でラオスからバンコクに戻ってきあと、ゴーゴーボーイへ向かうためソムトワイライト行きのタクシー内でしとりました。
マッサージのクオリティが高い
お風呂から上がった後、なんと湯の森カフェでビールを発見!もちろん頂きました。シンガポール湯の森にはアルコール置いてなかったのに。
マッサージ希望時間このロビーに戻ってくる必要があります。
そして、マッサージさんに促されてカウンセリングシート記入。こんな感じの人体図形で、希望の箇所を指定することもできます。
局部にマルをつけてしまったらどうなるのだろか、という卑猥な疑問を抱きつつ、自分は脚と肩を入念にしもらうように書きました。
マッサージ室はこんな感じ。カーテンで区切られている一般的なタイプです。
エアコンが効いていて気持ちいい。マッサージ師さんの技術もなかなかのものでした。かなり丁寧に施術してくれます。
自分は強すぎるマッサージは苦手なのですが、少しでも痛がるそぶりを見せると、力を弱めてしてくれる。こちらの希望、要望にもきちんと答えてくれる感じでした。
シンガポール湯の森<バンコク湯の森!
風呂のクオリティはシンガポールの方が上。シンガポールではマッサージは試しとらんので比較はできんけど、施設、コスパ、ビール、ビール、ビール、ギンギンに冷えたビール、その他もろもろのサービスを考えると、シンガポールの湯の森より、バンコク湯の森の方が断然よい。
しかし、お金持ってて純粋にお風呂だけ楽しみたいというのであれば、シンガポール湯の森も悪くないのかなと思いました。