どうも、シンガポール在住、底辺現地採用のXin(しん)です。
相手が日本人のみならず、人に会う事さえ億劫になってきた今日この頃。しかし自分は「言語オタク医者」「パブのオーナー」「アジア好きクロアチア人」など変わった友人はいます。
最近はシンガポールで40年香水ウェアハウスを運営してる韓国人夫妻に「うちのウェアハウスに来てみない?」と誘われました。
そもそも香水には興味はないし立地も不便だけど、ウェアハウス自体は良い匂いがするし、ディスカウントもあり交渉も可能なようでした。
他では手に入らない韓国フェイスパックやセクシー石鹸も発見でき面白かったので、情報を共有しようと思います。
Beauty Frenchウェアハウス
住所 | 22 New Industrial Road #02-11/12 Primax Singapore 536208 |
電話 | +65-6282-3635 / contact@pinkcity.sg |
時間 | 8:30 ~ 17:30 |
予算 | SGD10.00~SGD1,000.00 |
HP | http://pinkcity.sg/ |
当ブログに似つかわしくない画像で若干引いてますが、ウェアハウスは「22 New Industrial Road」にあります。最寄り駅は、黄色ラインのBartley駅とTai Seng駅のちょうど真ん中の辺りです。
ここから少し南に行くとUbi(ウビ)という少し有名なエリアになるそう。Ubin(ウビン)島と名前は似ていますが、違う場所なので注意が必要です。
当日はPaya Lebar駅からバスに乗って向かいました。Peya Lebar駅からだと24・43番のバスが最寄り行きです。
ビルの外観は殺風景ですが、エレベーター2階に上がり真っすぐ進むと「pinkcity.sg」と塗装された車があります。
入り口は、丁度のこの車の向かいくらいにあります。ウェブサイトの名前は「Pink City(ピンクシティー)」ですが、店の名前は「Beauty French」です。
ウェアハウス1階
ウェアハウス1階の内部はこんな感じです。一見ふつうの店ですが奥に入ると在庫が半端ないことが確認できました。
この階の有名ブランド品とオススメ商品を見せてもいらいました。ブランドに疎い自分でもさすが以下のブランドは分かります。
しかし、以下のブランドは全然しりませんでした。左下の「Green Tea」シリーズは日本人に人気らしいです。
商品には値札がついてません。オーナー夫妻によれば、ここでの商品は全て交渉制とのこと。オンラインや他店と比較して安めでの提供が可能らしいです。
ウェアハウス2階
ウェアハウス2階の内部はこんな感じです。オーナー夫妻は、この場所を購入したのち2階は新たに増設したらしいです。それも業者には頼まず自分たちで。
下に見えるのはトヨタ製のクレーン。猛烈に日本製だとアピールされました(笑)
2階にはマイナー香水や高級香水など、変わった商品が保管されています。
このウェアハウスで最も高級な香水を見せてもらいました。価格はSGD650.00(52,000円)前後とのこと。ボンド・ナンバーナイン(Bond no.9 New York)というニューヨーク店のものらしいです。
「こんな高級香水、誰が買うの?」と聞いてみたところ、インドネシア人が買うらしいです。それも金持ちと名高い中華系インドネシア人ではなく、ムスリム系インドネシア人が。
この写真の右上の香水もボンド・ナンバーナイン(Bond no.9 New York)のものです。
価格は写真左上SGD650.00、右上SGD500.00、左下SGD138.00、右下SGD120.00です。そこから20~30%の割引も可能とのこと。
その他2階にある香水を適当に見せてもらいました。男性用の香水ばかりで失敬。
なかなか魅惑的な香水もあります。自分も高校時代はブルガリ香水を利用してたんですが、オッサン年齢な現在は、ちと抵抗があります。
なんて思って、探索してたところ面白い商品をみつけました。
セクシー石鹸
2階には香水のみでなく石鹸ありました。「これシンガポールで売って大丈夫なの?」と思われる石鹸。
この類はアンモ―(欧米人)がよく購入するらしいです。過去にはビキニつけてないバージョン(裸石鹸)も販売してたけど、国から指導が入り、今は販売してないのだとか(笑)
そのほかマーライオン石鹸、果物石鹸、花の石鹸、動物石鹸など、種類は様々。
自分のお気に入りはマンゴスチン石鹸です。決してビキニ石鹸ではありません。
何れの石鹸も一個SGD2.00です。お土産には良いかもしれませんね。
韓国フェイスパック
改めて1階に戻ってみたところ、1つ気になる商品をみつけました。
それが、この韓国製フェイスパック。見たことない類だったので全種類購入しました。1個SGD2.00なので財布に優しいです。
オーナー夫妻が、彼らの娘さんに試させたところ「赤色(Red Ginseng/高麗人参?)が最も良かった」との感想を貰ったらしです。
自分も赤色を試してみましたが、普段フェイスパックを試さないので良いのか悪いのか、良く分かりませんでした。とにかく「このフェイスパックは、多分Beauty Frenchしか置いていない」とのこと。
なぜ香水専門店を始めたのか?
最初に書いた通り、このウェアハウスのオーナーである韓国人夫妻は、40年ほど香水店をしてます。シンガポールで店を開業したのは、なんと1991年とのこと。
そんな夫妻に「なぜ香水を売ろうと思ったのか?」を聞いてみました。
オーナー夫妻によれば、シンガポールでビジネスを始めた当時は資金が少なかったので、小物やキーホルダーなどを仕入れて販売してたらしい。当時は安く仕入れる事ができてたので、大量に仕入れて店で売るだけでも十分な利益になったのだとか。
ところが、ある時からサプライヤーが小物を高値でしか提供してくれなくなり、店が窮地に立たされた。
そんな時に目をつけたのが香水。他の小物に比べ香水は、提供側がしっかりブランドや価格を維持してるので値崩れしにくい。
つまり、生き抜くために香水を専門に取り扱うようになったらしいのだ。
自分もシンガポールに初めて来て就活してた頃は、香水リテイラーを運営している会社の案件もありました。他の案件よりも給与提示額が高かったですね。香水販売は今でも儲かるのかな?
とにかく、そんな韓国人夫妻が経営している「Beauty French」は、実はウェアハウスまで行かなくても、オーチャードのラッキープラザ3店舗も構えてます。
Beauty Frenchラッキープラザ店
ずいぶん昔に、ラッキープラザでタブレット・スマホなどを購入したら十中八九ボラられるから「ラッキープラザ」は実質「アンラッキープラザ」ですよ、と書いた気がする。しかし、香水や小物の類なら大丈夫でしょう。
野暮用がありラッキープラザの近くまで来たときに撮影してきました。
Lucky Plaza #B1-K3
#B1-K3は丁度ラッキープラザのマクドナルドの向かいにあります。しかし、置いてる商品は他の店舗に比べ少な目なイメージ。
Lucky Plaza #B1-124
#B1-K3からラッキープラザ中央へ向かって、途中で左手に曲がったところにあります。入口が狭いので、少し入りずらいですが、商品は沢山ありそう。
Lucky Plaza #01-31
地下のみでなく1階にも1店舗あります。商品の豊富さ、店員さんの態度、店の雰囲気、どれをとっても1階が個人的には最もよかったです。
訳有70%OFFブランド香水
そんな「Beauty French」が保有している訳有のブランド香水が1種類あり、70%OFFで販売しているらしい。
そのブランド香水は「CD DIOR ADDICT2 SUMMER LITCHIC 100ML」、クリスチャン・ディオールてやつやな。ブランドに疎い自分でも名前くらいは聞いた事があります(笑)
通常価格はSGD149.00ですが店頭なら、オンラインならSGD88.00、実店舗ならSGD44.70で売っています。
しかし香水価格やブランドに疎い自分は「SGD44.70は安いのか?」と思いました。
そこで少し意地悪ですが、シンガポールのフリマアプリ「カルーセル」で相場を調べてみました。
相場が最も安いフリマアプリで中古でもSGD70.00くらいで販売中。確かに高価な香水でのようです。
SGD44.70くらいで購入して、カルーセルで売りまくれば儲かるかも(笑)
何故こんな低価格で販売してるのかオーナー夫妻に聞いてみたところ「なるほど」と思わされる回答を頂きました。
「Beauty French」の当クリスチャンディオール香水は、昔に仕入れたもので製造が約10年前らしいですんです。
香水は基本的には開封しなければ長い期間持つが一般的には4~5年程度と言われている。しかし長い期間保存してても、色や匂いに問題がなければ使用可能らしい。
「Beauty French」の当クリスチャンディオール香水は、保存状態はよく1部開封して確かめたが問題はなかったとのこと。
とはいえ、さすがに10年前の製造なので70%OFFという破格に設定しているらしい。
こういう話を聞くと改めて購入して質を調べたくなってきましたが、ええ年こいた自分が香水をつけたところで、キモがられるだけ。購入と使用は控えました(笑)
興味があれば、ラッキープラザのどの店舗にでも置いてあるので試してみると良いかもです。