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シンガポールの公共の場での日本語の乱用には要注意。

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今日は自宅までの帰り道に住んでいる日本人の友達ユーキと、最近良く会うシンガポール人の友達(アイダ)と一緒に飲んでいた時に話題になった話しを紹介します。

ちなみに、ユーキとそのアイダが会うのは初めて。アイダは日本語がネイティブに限りなく近い毒舌なアラレちゃんやエリ程ではないにせよ、けっこう日本語が達者で、日本語で意思疎通は十分できます。

そんなアイダにユーキが関心して「シンガポール人って本当に日本語ができる人多いよね!」と言った後、こんな話しをしてくれました。

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ユーキが彼女の同僚とスーパーのレジで並んでいた際、彼女らの前にはセンスの悪いワンピースを着て、バッグや時計は全て高級ブランドで身に包んだ女性が並んでいた。ユーキと同僚は雰囲気が日本人でないことを確認し、日本語で以下のような会話をしていた。

同僚「あれ、絶対偽物だよね?」
ユーキ「でしょ!」
同僚「だよね~、だよね~。」
ユーキ「たぶん、バンコク辺りで仕入れてきたんじゃないの(笑)」

すると、前に並んでいた女性が物凄い形相で振り返り、と辿々しくも力強い口調でこう返してきたらしい。

「コレ、ゼンブ、ホンモノデス!」

その後ユーキらは「別に貴方ことについて言った訳じゃない」と弁解してなんとか事なきを得たようですが、内心は非常に焦ったとのこと(笑)。シンガポールの公共の場で日本語の乱用は注意が必要です。

ちなみに、この話しを聞いた後のアイダの反応は「その人はきっとシンガポール人ではなく中国人」でした(笑)。そういえば、シンガポールにいる方はご存知だと思いますがシンガポール人も中国人の事を良く思ってない人が多いです。

シンガポール人の70%は中華系で、元をたどれば彼らの祖先も中国人。にも関わらず、想像以上にシンガポール人は中国人を嫌っています。次回はその具体的な理由を書いていこうと思います。