昨日は、結構楽しみにしていた、シンガポールのローカル向けの「MONKEY GOES WEST(西遊記)」の演劇に行ってきました。
お馴染みの友達、毒舌なアラレちゃんに、誘って頂いたもので、Cafe Fest Singapore(1日目)に一緒に参加デスモンドとCafe Fest Singapore(2日目)に一緒に参加したワンティンの計4人で行ってきました。
場所はRaffles Placeより歩いて少しの、Victoria Theatreというところ。まず、Timbreレストランにて腹ごしらえ。
このレストランにて再確認したこと。
かれこれシンガポール在住3年半だけど、周りがシンガポール人ばかりだと、まだまだ会話について行けていない。マンダリンも勉強しているから、彼らがマンダリンを使っても、最低限のフレーズは理解できる。
だけど、特に厄介だなと思ったのは、福建語とかその他の言語に由来する、シングリッシュの単語が難しいこと。
「シングリッシュ専用の単語帳を作ってみるかな?」と思わされました。
演劇もシングリッシュで行われるので「理解できるかな( ´Д`)?」と不安に思いつつ会場へ。
しかし、そんな不安は演劇が始まり一瞬で吹き飛びました。
当然、会場内は多分ほぼ全員が現地人。アンモー(欧米人)もちらほらいました。
しかし、演劇はシンガポール在住なら、外国人でもすんなり理解できる内容とアクセントでした (´∀` )
ストーリー
三蔵法師の設定の小さい頃に母親を失い、家族との折り合いが良くなかった、シンガポールの一般的な学生「AH TANG」
シンガポールのJurong Westに住む彼は、ある真夜中にHaw Par Villaに迷い込み、500年岩に封じ込められていた孫悟空を、助けることになる。
※Jurong West:シンガポールの西の果て(田舎)
※Haw Par Villa︰読者さんのブログ参照→シンガポール⑧【B級スポット ハウパーヴィラ】
助けられた直後の孫悟空とAH TANG(三蔵法師)の会話。
孫悟空「助けてくれてありがとうございます。マスター、どちらにお伴しましょうか?」
三蔵法師「ん?Jurong Westのおうちヽ(゚∀゚)ノ」
・・・・・・
Haw Par VillaからJurong West・・・
確かに西に向かっとるけど・・・
どんな設定やねんщ(゚д゚щ)?
でも、全体的には、原作のストーリーに忠実に沿ってた上で、惜しみなくシングリッシュを使いながら、吉本に負けず劣らずのコメディ仕立てで、出来上がっていました。
向こう見ずな性格の孫悟空、貪欲な性格の蝶八戒(ちょうはっかい)、頑固な性格の沙悟浄(さごじょう)。
優等生な設定であるAH TANG(法師)が、彼らを注意しながら旅を終える訳ですが。法師役を終えJurong Westの自宅に帰る前、母親がいない家族が嫌いなAH TANG自身も「向こう見ず」、「貪欲」、「頑固」という3つの性格を持っていました。
「そのら3つの特徴を、普段の生活の中で、家族に見せてはいなかったかい?」と最後にでてきた、亡くなった母親から指摘されるんです。
そんな感じで、教育的にも、「Good Job σ(゚∀゚ )」な作品に出来上がっています。
以上。お子様連れでも安心ですので、行ってみては如何でしょうか?
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