ー2014年10月26日ー
最終日の朝、起床は午前6時半。ユーキ、シバ、キショウは別のホテル滞在で早朝8時の便でシンガポールに戻る予定。
「ユーキはちゃんと起きれたかな?」と心配しつつ、自分は何をするか考えた。
自分は12時半に搭乗予定であまり時間がないので、ホテル付近を散策することにした。
ハノイに来て洋食ばかり食べていたので今日はベトナム的なものも食べたい。フォーを食べている現地の人々の光景が、その気持ちに拍車を掛けた。
そして、見つけたのがこの店。
値段は忘れてしまったけど日本円で100円ぐらいだったと思う。
見た目通り、やさしい味で朝食にはぴったりだった。お腹は満たされると今度はコーヒーが飲みたくなってきた。お洒落カフェを探し求めて、見つけたのがこの店。
中からの光景。
机にしても、椅子にしても、コーヒーカップにしても、ベトナムのものは常にミニサイズだ。
そして、コーヒーは濃厚な味。美味しくて大好きだ。
自分の左側に座っていたおじさんが英語が達者で陽気に話しかけてくる。話の流れが、以前のベトナム旅行で現地人と話した内容と同じすぎてほっこりした。そういえば、良く言えばポジティブ、悪く言えば楽観的が彼らベトナム人の性格であったことを思い出す。裕福な国という訳でもないにも関わらず、国民全体の幸福度も高い。
そんなベトナム人に毎回聞かれる質問も大体決まっている。
「何処から来たの?」
「年齢は?」
で、年齢を答えると「どうしてまだ結婚していないのか?」と毎回聞かれる。彼らの感覚では25歳ぐらいだと結婚しているのが当たり前。結婚したら経済的にどうなるかとか、あまり気にしない。ベトナムには美男、美女が多いのも結婚年齢を下げている原因かもしれないけど。
友達と旅行するのも楽しいけど、一人で海外旅行すると話し相手がいない分、色々考えさせられるから面白い。
その後、タクシー出発の時間が迫り、ホテルに戻り乗車。問題なく空港に到着し飛行機に搭乗した。
「仲間との旅行も楽しいけど、やはり一人旅行も楽しい。次は一人でどこの国を旅行しようかな?」
ワクワクしながら飛行機の中で、そんな事を考えていた。