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ユニバーサル・スタジオ・シンガポール。パナソニックファミリーデーに行ってきた。

生活
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日本から本社が消えた大企業パナソニック。シンガポールでの存在感は凄まじい。

例えばシンガポールでの日本人の集まりで参加者が約20名以上だった場合、その中には必ずパナソニック社員が一人は居るぐらい。

先週土曜日は、そんなパナソニックで働くシンガポール人の友達に「シンガポールファミリーデー」に誘われたので行ってきた。

誘い文句は・・・・

「無料でUSSに行けるよ!」だった(笑)


(有り難く頂戴した一枚。どうやら社員1人につき、2、3枚の入場券を配っているらしい)

パナソニック社員及び関係者貸し切り(自分はもちろん部外者だけど・・・)?大体8時半~10時まで。いつも込みすぎててイライラするUSSがガラガラで開放感たっぷり。

ミーティングが行われた会場。(写真はお昼過のもの)

部外者の癖にVIP席の近くに座る。

右下にチラリと顔を覗かせているのは、パナソニック アジアパシフィックのCEO、北川潤一郎さんだ。

北川さんのスピーチ。


(特に話し始めが素敵なシングリッシュでした)

Xin「ねぇねぇ、北川さんてシンガポールに来てどのぐらい?

友達「え~と。一年半くらいかな。」(正しくは二年間らしい・・・)

Xin「へぇ、そうなんだ。(適応能力すごい・・・)」

北川さんは、柔軟でフランクな感じで社内でも親しみを持たれているそう。未だかつて人生において、親しみが持てる上司に出会ったことがなかったので、少し友達が羨ましかった。

社員対象のラッキードローもあり、一番高額な景品は、SGD3000.00分の旅行券だった。(残念ながら友達は何も当たらず)

正直これに参加するまで、パナソニックも昔ながらの日本臭い企業風土を兼ね揃えているんだと勝手に想像していた。

現地人、現地採用には退職金を出さず、ボーナスも日本正社員ほど渡さないのに、「ファミリーデー」という行事で、彼らにも正社員同様、家族のような、忠誠心を要求し促すのかと・・・。

しかし、当日の司会はシンガポール人で、国籍分け隔てない社員の一体感をヒシヒシと感じることができたし、社員の方々は不満を持っているようには全く見えなかった。(7割以上が現地人だったと思うけど、負のオーラを感じなかった)

思い返せば、日系企業で働く日本人の会社に対する愚痴は、今まで沢山聞いたことがあるけど、パナソニックに勤務している方の愚痴は明らかに少ない。

唯一日本人に限らず良く聞く不満点は「給料が低い」ということぐらい。「給料が低い」のは大きいが、逆に言えば給料さえ改善されれば、不満点はないということになる。

シンガポールに7年以上住んでいて、転職する度にパナソニック関連会社を転々としている友人だっている。そもそもシンガポール人は、会社が気に入らなけばすぐに転職する。

よく聞く海外進出した日系企業に多い失敗例は、現地人労働者に日本風の忠誠心を要求して、現地人労働者がいなくなるということ。ここまで大量の現地人社員を集めることができたパナソニック結構すごいのではないか?

パナソニックに対するイメージが変わった出来事でした。

ミーティングが終わった後は、ひたすら友達とUSSを楽しんだ。

アトラクション

パレード

パナソニック

「カメラをはパナソニックを買おう」

「次のスマートフォンは日本で売っているパナソニック製を弄り倒して、シンガポールで使えるようにして使おう」(できるか分からん)

パナソニック製品が沢山売れて、従業員の方の給料が上がれば良いなと思いました。微力ながらサポートします。