あ、怪しい・・・・。
実は今回の旅行で事前に決めていたのは一日目の宿と、観光する地域と二人のカウチサーファーに会うこと。この三つだけだった(つまり二日目以降の宿は決めていなかった)。「さて、どこに泊まるか?」適当にネット検索しながらひたすら歩く。
それにしても台南では台中に比べて美人が減ったような気がする。
というか、そもそも若い人が少ない気がする。
物事はポジティブに捉えるべきだ。台南は日本の京都のような場所。美人が少ないのなら女性に気を取られず風情のある歴史的建造物を思う存分満喫できるというもの。台中では夜市でも女性に気を取られ過ぎていた・・・。
などと珍しく真面目な事を考えている間に約20程前に「あっ、ここにしよう!」という軽いノリで決めたホステルに到着。
が、ここのホステルは人気過ぎるらしく、どの部屋も埋まっていた。店員さんが親切にも別のホステルの空き状況を確認してくれ手配してくれた。薦められたホステルは、ここからは遠い上に台南はインフラが整っていないのでホステル近くに行くようなバスもない。ちゃんと宿泊施設を事前チェックして予約していなかった自分がわるい。自業自得だ。ひたすら歩く。
ようやく、手配済みのホステルに到着。驛家旅店 EasyInn Hotel & Hostel
「ん、EASY INN?名前は普通だけど、ピンク色が見るからに怪しい。ラブホテルのような場所でもおかしくないデザインだ。本当にここは普通のホステルか?」
ビルの中に入り、これまた怪しげなセキュリティのおっちゃんに「ホステルは一番奥のエレベーターだ。」と告げられる。
該当のエレベーター。
ここは9階からがホステルエリアで恐らくホテルを改造してホステルにしたものだと思われる。9階に到着しても、まだピンクピンクしていた。
カウンターでお会計。一泊 TWD550.00(2,200円)。
立派な設備の割には安い。
部屋に入った瞬間、その安さに納得した。
好きなベッドを選んで良いと言われたので、この右下のシャワールーム近くのベッドを占拠した。
ちなみに個室もあるようで、個室の料金はTWD1000,00(4,000円)プラス(口頭で確認したのだけどはっきり覚えていない)。個室にしようか迷ったけど観光して明日の朝には高雄に行くので寝るスペースさえあればいい。
シャワーの水の勢いは良いし店員さんも凄く親切で最低限のものも揃っている。だけど、利用しているお客さんが少なく(平日だったからかもしれない)、ホステルのメリットである旅行者同士のコミュニケーションという点においては少し残念だった。
しかし、埋まりきらない程の収容数が準備されているので繁忙期に泊まるところがない場合は緊急に利用できるホステルだと思う。
ホステル探しに時間を取られれたので、ここで次の日に泊まる高雄での一泊分と残り台北での三泊分の宿を予約した後、驚異的なスピードでお出かけの準備をし、街に飛び出した。