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台湾旅行(33)- 基隆 – 港町の按摩と基隆廟口夜市。

旅行
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飯という観点で最も気に入った夜市は台北から少し北上した基隆にあった。

菁桐より瑞芳駅まで戻るとバス停には「待ってましたよ」と言わんばかりの基隆行きのバスが乗客を吸い込んでいた。

時間は刻々と過ぎているため、ためらわず乗る準備をする。

菁桐にて「あなたは超ヘタレなのよ♪」と気付かせてくれた「緑の女性」の気配を何となく後ろに感じてはいたが、ちらりを後ろ振り向くと、瑞芳の街に消えていく彼女の姿が見えた。

十分、菁桐、瑞芳にて一回ずつのナンパチャンスがあったが、仏の顔も三度までと言うように、緑の顔も三度までなのだろう。

でも、引き返すことはできない。さよなら「緑の女性」、ブログネタをありがとう。ごめんなさい。

40分くらいだっただろうか物思いにふけりながらバスに揺られて、台湾有数の港町「基隆」に到着した。


(本当に雰囲気は日本と同じ)

「朝から歩きすぎて非常につかれた」ここは一つ疲れた身体に、サウナといきたいところ。またサウナかい・・・

ここまでいつもサウナを求め続けていると、もうホテルの外観を見ただけで、「サウナがあるホテルかどうか」を判断できるようになっているに違いない。自分には特殊能力がついたのだ。

今回サウナがあると判断したのは、このモダンな外観のケーホテル。

早速中に入って聞いてみる。

Xin「すみません、ちょっと質問があるのですが、このホテルにサウナはありますか?」

受付「メイヨー(ないですね~)」

Xin「この辺りにサウナはありますかx」

受付「メイヨー(ないですね)マッサージ屋さんならあります。」

Xin「普通のマッサージ屋さんですよね。」

受付「はい、そうです(笑)」

Xin「どちらにありますか?」

受付「(ゴニョゴニョゴニョ)」

かくして到着したのがケーホテルから五分ほど歩いた、こちらのマッサージ屋さん。

中に入って受付を済ませる。

受付のお姉さんに勧められるがままに全身マッサージ1時間(TWD800.00)を受けることにした。

足を洗ってマッサージルームへ。

正直ここの受付は民族衣装を着ていて、少しエロいがマッサージは普通だった。「ねえ、お兄さんスペシャルはどう?」というよくあるパターンはなかったもののマッサージの質はそれ程高くない。

まあ、可もなく不可もないという表現をしておいた方が良いかもしれない。そんなに酷いレベルではなかった。ちなみにちっぷは要求されなかった。

少しエロい民族衣装受付に聞いた道を進み軽くなった足取りで基隆廟口夜市に到着。

「とにかく、米が食いたい」ということで先ず立ち止まったのが、おこわの屋台。

TWD30.00(120円)。量は少なめだが味は素晴らしい。夜市にはもってこいの一品。

おこわ片手に突き進むと夜市の中枢部分と思しき場所に着いた。

提灯に明かりがついていないのが残念。

「まだ、米が食べたい」こちらの店に決めた。

カレーライス TWD50.00(200円)。やさしい味でおいしかったです。

ここの夜市の特徴は他の夜市ほど道が狭くごちゃごちゃしていなくて日本人の味覚にあった料理が沢山あり座って食べるスペースもある事だ。

それぞれの屋台のステンレスの看板には中国語と英語、日本語でも説明があって日本人にも優しいし、表現も面白い。

ビーフンスープ

いかスープ – 焼きそば


(焼きそばを食べたかったけど、残念ながらお腹に空きスペースがなかった。)

ジュース大王

沈家 – アワアワ氷(素晴らしい表現)

肉みぞれスープなどなど・・・

この時は何故かお腹が空いていなかった。残念ながらもう少量のおこわも入らない。

が、ここは個人的に台湾中の夜市で最も気に入った夜市のうちの一つ。何故か美人が少なかったのが残念だけど、ここに台中女子がいれば、100店満点だったに違いない。

当日に提灯の明かりがついていたエリア。

やみくもに突き進む。

こっこれは・・・・COMEBOYという意味に違いない。(一文字綴りが違うけどな・・・)

看板の文字通り引きつられて歩いていくと、どんどん道が怪しくなってきた。

が、ここで引き返すことにしました。

夜も10時はまわっている。ついでに駅への道のりもわからない。

何度も何度も、列車の駅を求めて、焦りつつ同じ場所をぐるぐるまわった。

ちゃっかり写真だけは収めつつ・・・

いつもいつも雨が降っているらしい台湾の港町「基隆(キールン)」

ようやく駅に近づけたと確信した時、基隆は他の台湾大都市にも負けない、素敵な風景を見せつけてくれた。


(モダンだ・・・)

して、普通なデザインの基隆駅に到着。

今回の旅で最もお世話になった自強号は、もうやっていないが、ちょうどよい。

本日は普通電車に乗って台北に帰ろうと決めていたのだ。

台湾の普通電車の風貌。

こいつに乗って、それはもう、たくさんの駅に停車した。

結局1時間近く掛かって台北駅へ、地下鉄でホステル最寄り西門に到着。

この日の夜のホステルもいろんな国籍の人々で賑わっていた。

左から・・・日本人、韓国人、イギリス&台湾ハーフの兄弟、韓国人。酒を飲みつつ喋り尽くし結局床についたのは深夜1時。本当に朝から動き回って行動しまくった充実した一日だった。

次の日はようやく・・・台北市内を案内してもらう事になっていた台妹カウチサーファーに会う予定。