どうも、細々と購入していた株式ファンドの急落が顕著になってきてて、今更ながら本気で「ヤバい」と感じ始めました、Xin(しん)です。
ファンドは自分の判断で買うべき
2015年4月8日、お世話になっている銀行のファンドセールスの勧めで、債権ファンドから株式ファンドに切り替えました。
その後、2015年7月ごろに中国株価が暴落して「うん?ヤバくね?ま、でもまた元に戻るでしょ?」と楽観視していた結果、今こんな有様。
(人の不幸はネタになる。アップしておきます)
とは、言っても今のところ被害額はSGD3,000.00(レーショック手術一回分)ぐらい。しかし自分の金が絡んでいるとなると必死に調べるものですね。ちょっと今中国経済がどうなっているのか調べてみました(今さらだけど)。
中国経済今までのざっくりした流れ
中国人は見栄っ張りだと言うことをすっかり忘れていた。お国の経済を盛りまくって歪みが出てきているのが今の中国経済の現状じゃないのかと思う。
大国に見せる為に民衆を煽り不動産バブルで固定資本形成を粉飾
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北京五輪後、実態を伴わない不動産バブル崩壊
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このままではGDPが落ちるので不動産に代わり、株が儲かるとテレビで煽る
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国内で株ブームに、年収の数十倍の借金で株を買う人間が増える
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上海A(元建ての中国人専用市場)の株価が異常上昇
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上海Aの株価が香港・上海B(ドル建ての外国人投資家向け市場)に伝染
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実態を伴わないので徐々に株価が落ちるが、米国債を売って株価を買い支える
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米国債を勝手に売ったのでアメリカ連邦準備制度理事会に怒られる
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海外投資家に外貨準備金が無いことを見ぬかれ中国株式市場が暴落
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年金や様々な金を2.4兆円以上使用して買い支えるも5日で390兆円を失う
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中国政府から「株を買っても、絶対売るな」と命令が下る
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更に中国株を売ってる犯人探しするも、暴落止まらず
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金融のルールを無視して710社の売り買いを停止する
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借金をして株を購入していた中国人個人投資家達が株を売れず
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金を借りた金融期間に利息を返せなくなる中国人多発の危機
これが2015年7月迄のまでの流れ。自業自得だけど株を爆買いしてしまった中国人は悲惨ですよね。でも「株を買っても、絶対売るな」という中国政府からの命令は6ヶ月間限定だった。
なので2016年1月8日には規制が解除されてみんな株を売却しまくるだろう。という事が懸念されて株価が下がったのが先週(2016年1月第1週目)。売却禁止期間は延長されたけど。
まとめ
GDPを大きく見せるために、不動産や株を買うように国民に煽る。で国民が借金したり、レバレッジを掛けたりして過剰投資する。実態に伴ってないから崩壊しつつある。「株売るな」と国からの前代未聞の規制。メンツを何より重んずる中国人らしいな。身の丈に合わない買い物をしまくって身を亡ぼすって、アメリカのサブプライムローンと同じやん。
とりあえず、今回の売却禁止は6ヵ月~12ヵ月。中国経済は、この禁止措置という首の皮1枚でなんとか持ちこたえているだけだろう。たとえ損切になったとしても、少し落ち着いてきたところで、自分が保有している株式ファンドを売却しようと思ってます。高い授業料だった。