シンガポールにはインドレストランが沢山あるけれど、お酒が置いてあるインドレストランは限られている。平日はほとんどホーカー(屋台)飯。週末に友人とレストラン。このパターンが多いため、必然的に選択するインドレストランも「少なくともビールが置いてある」インドレストランになる。
少し高めのインドレストラン「LAGNAA」
今までよく利用していたビールも注文できるインド料理レストラン「LAGNAA」。美味しくて外国人旅行客にも有名です。きっとガイドブックにでも載っているのだろうけど如何せんバジェット(予算)が高い。お酒を飲んだ場合一人SGD50.00(現在4000円くらい)以上の負担になる。
「カレー&ナン」がメインディッシュであるだけに、それほど店によって味が変わるわけではないインド料理。SGD50.00払うなら日本食、イタリアン、韓国BBQなどに行った方が良くはないか?
「もう少しリーゾナブルで且つビールも飲めるインドレストランはないものなのか?」そんな我儘を叶えてくれるインドレストランに先日行ってきました。
JAGGI’S NORTHERN INDIAN CUISINE
34/36 Race Course Road, Singapore 218553。
外観は見ての通りどこにでもあるインドレストラン。この店とそこら辺にあるインドレストランとはどう違うのだろうか?そんなことを思いつつ入店。
店内。どこにでもあるホーカーやフードコートのインド料理屋台をそのまま持ってきたような雰囲気。唯一違うところいえば冷蔵庫にビールが入っていることくらい。日曜日の夕食時。客入りは思いのほか少なかったです(人気店ではないのでしょうか?)。
合計7名で頂きました。写真に載っている料理とドリンクは一部ですが、心ゆくまで飲み食いしました。ナン、カレー、チキン、プラッター、合計15種類近く。ソフトドリンク2~3杯。ビールはキングフィッシャーを5~6本。食事と飲み物の質は、あまり舌が肥えていない自分にとってはLAGNAAのそれとほぼ変わらない。
結局お会計は、飲んでない人=SGD13.00。飲んだ人=SGD25.00。安い!これはいつもの晩餐の約半額。安さ以上に自分にとっては価値がある。
バジェット(予算)は安さ以上に大切
今回はグルメな日本人の友人に誘われて、結局集まったのは自分と同じような境遇の日本人、中華系シンガポール人、アイルランド人。一回の晩餐にSGD50.00以上払うのに抵抗はない層だったので「安いね!あり得ないね!」なんて言いながら終わりました。
しかし自分の周りには別の層もいる。インドやインドネシアから来た学生。中国からビザが取得できる最低月収で払いているような中国人。理由は知らんけど節約したいシンガポール人。彼らと食事に行く場合はいつも予算はSGD15.00前後。
今回の晩餐に誘われた際、彼らのうち数名誘いたいなと思ったのだけど、如何せん日本人から誘われると予算がSGD50.00前後と相場が決まっている。 そのため誘わなかったのだけど、食事が終わってみて「なんだ、これぐれいの予算なら〇〇誘えたじゃん」と思わったわけです。誰でも誘えるインド料理レストランJAGGI’S。素敵だ。予算を節約したいバックパッカーの方にもおすすめの店です。