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シンガポールで行われたミャンマーのウォーターフェスティバルがよう分からんかった。

娯楽
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憧れのタイの水かけ祭り

毎年この時期になると旅行好きの人たちの中で話題にあがるお祭りがある。タイで街中の人同士で水をかけ合う祭り「ソンクラーン」だ。

街中のバスドライバー。お店の店員さん。仕事帰りのおっさん。薄着で歩いているお姉さん。水鉄砲、バケツ、ホースなどを使って、そんな一般人に好きなだけ水をかけていい子供心をくすぐる、夢のようなお祭り。

ミャンマーの水掛祭り

先日マレー系シンガポール人の友人にボランティアに誘われて参加した際に、ミャンマー人達に出会った。

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(フードディストリビューションのボランティアの一コマ。シンガポールでのボランティアは大概このパターン)

彼らは基本的に大人しくて勤勉だから、ブラック日系企業の格好の餌食となる。以前自分が働いていたブラック日系企業にもミャンマー人が薄給、激務で活躍していた。

しかし転職してからというもの、ミャンマー人と触れ合う機会がめっきり減った。だからミャンマー人には久々に会った。向こうにとっても日本人が珍しかったのか話が弾んだ。

ミャンマ「4月10日のウォーターフェスティバル行く?」

Xin(しん)「何それ?そんなお祭りがあるの?」

ミャンマ「タイのソンクランみたいなもの。」

Xin(しん)「お!ミャンマーにもソンクランがあるんだ。」

ミャンマ「うん。ウォーターフェスティバルならシンガポールでもやってるよ。」

Xin(しん)「シンガポールで水のかけあい祭りなんて聞いた事ないけどな。」

ミャンマ「これこれ。」

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Xin(しん)「あ、水かけてる。何シンガポールでも水かけるの?」

ミャンマ「うん。フェイスブックの詳細はこれだよ。」

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Xin(しん)「(# ゚Д゚)!読めんわ!とにかく、サクセスしてるという事だけは分かったよ(笑)」

ウォーターフェスティバル当日

誰か友人を誘おうと迷ったけど情報を教えてくれたミャンマー人に「たぶん行くわ!」という事だけほのめかし、一人で訪れた。

というのは「Singapore, Water festival, Thingyan」などのキーワードでググれば、楽しそうなヤンゴンでの水祭り情報は出てくるけど、シンガポールでの水祭り情報は一切出てこなかったのだ。本当にウォーターフェスティバルなんてやっているのか疑問だった。

フェスティバルの開始時間は朝10時。少し早起きして出発。10時半頃に到着。やってきたのは勿論、シンガポールのリトルミャンマーこと「Peninsula Plaza」だ。

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いつもの三倍くらい沢山人がいる。

少し書くのに気が引けるのだけど、自分はこの辺りのミャンマー臭が少し苦手だ。人当たりが良くて、英語も上手な人が多いミャンマー人。彼らには好感が持てるけど、どうもこの匂いだけは一生慣れないと思う。

幻のウォーターフェスティバル

ぐだぐだ言ってても仕方ない。情報収集も兼ねて中に入る事にした。

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一通り全ての階の、全てのエリアを見てみよう。

よほど人気があるのだろうと思しきミャンマーレストラン。列が長いので断念。

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TOTO(宝くじ)を買うために並んでいる人々。列が長いので断念。

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無料で配られていると思しきミャンマーのローカルフード。列が長いので断念。

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結局ウォーターフェスティバルなんてどこにもない(少なくともPeninsula Plazaの中には)。

このビルのほぼ隣に位置するFunan Mallにも行ってきたけど、特にいつもと変わった雰囲気はなし。

結論

ウォーターフェスティバルの時期。シンガポールのPeninsula Plazaにはミャンマー人のお客さんが少しだけ増える。ゆえにPeninsula Plazaに店を構えるミャンマー人にとってはビジネスチャンスである。

この時期に本格的な水かけ祭りを楽しみたければ、タイのバンコクに行くのが一番である。ミャンマーでのウォーターフェスティバルよりも、タイのソンクランの方が、誰にでも水を掛けることができて自由度が高いと思う。