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シンガポール屋台(ホーカー)のラーメン屋「豚金(ぶたきん/Buta Kin)」にてSGD5.00前後のラーメンを食べてきたので感想なんかを書きます。

ラーメン
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どうも、最近ツイッター中毒でオフライン生活の充実してなさを自覚し始めましたXin(しん)です。少し前まではそんなにツイ中じゃなかったのに。

在住外国人の生活費のバブリーぶりが半端ないシンガポール。中でも特に高いものと言えば、住宅、車、酒、煙草、外国人対象の教育である事は在住日本人にとっては周知の事実である。

シンガポールのラーメンが高い

自分がこのリストの中に付け加えたい物の一つに日本食があります。特に日本ではリーゾナブルな美味しい食べ物として人気なラーメン。日本での相場は500〜1,000円といったところですが、ここシンガポールでは普通のレストランで食べるとSGD20.00〜35.00ぐらい。日本の倍以上掛かると覚悟しておいた方がよいです。

ラーメンなんて原価は知れてる。たとえ質の高い材料を仕入れて作ってもせいぜい日本の価格の1.5倍くらいか掛からないのでは。しかし、日本人が経営していたり働いてる店のラーメン価格は、どうしても日本人(高級志向外国人)の生活費が賄えるような価格設定をせざるを得ないので高くなるんだと思う。

日本で食べられる500円のラーメンとシンガポール食べられるSGD13.00(約2,000円)のラーメン。これらを食べ比べした場合、決してシンガポールのラーメンが日本のラーメンの倍美味しい、なんて事はあり得ないと思います。

同じラーメンでもシンガポールでなら倍以上の値段でみんな食べに来てくれる。シンガポールでラーメン屋さんはローカルも食べに来てくれるし美味しい商売かも。

このような魂胆で出店しにきている日本人が多いのは、シンガポールに乱立する日系ラーメン屋の多さが物語っていると思います。ネット上で認知されてるラーメン屋さんだけでもこんなにあります。

シンガポールにあるラーメン店を纏めるだけでも一冊の分厚い冊子ができるくらい。しかし、何れの店のラーメン価格もSGD20.00前後が相場。ならそれを逆手にとって安くて美味しい日系ラーメンを探してやろう。これが今回の記事を書くに至った動機。

普通の価格のラーメン

久しぶりにラーメンが食べたい。かと言って日本ならワンコインで食べられるものを敢えて倍以上の価格を出して如何なものか。そんな時ふと在住ブロガーさんが書いていたホーカーラーメンなるものを思いだした。

ホーカーラーメン「高木」か、ええやん!

しかしシンガポールのホーカーラーメンは他にもあるんじゃないか。そう思い立ちローカルブロガーのブログを検索。ほんで、出てきた情報がこちら(ちなみに唯一の一件のブックマークはわしのである)。

という訳で今回もありきたりな食リポとなりますが、この7つの日本食ホーカー屋台のうちの一つを紹介します。店の名前は・・・

豚金(ぶたきん/Buta Kin)

なんか昔のカップラーメンか何かの宣伝だったか忘れたけど。ロンドンブーツとかいうアイドルの人がやってたと思うCMを想起させる名前である。如何にも食べすぎて太りそうな店名。

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  • 住所:#04-41 Beauty World Food Centre 144 Upper Bukit Timah Singapore 588177
  • 日時:火~金の11時半~20時半、月曜は定休日
  • 連絡:8661-6028
  • 予算:約SGD5.00~15.00
  • フェイスブック:https://www.facebook.com/butakin1214/

場所は見ての通りビューティー・ワールド・センターというショッピングモールの4階。自分は昔ブキティマに住んでた。なので、この住所を見た瞬間「あ、あの全くビューティーじゃないビューティー・ワールド・センターというビルの中か!」とすぐに閃きました。

豚金(Buta Kin)への行き方

数年前ならバスを乗り継いで行くほ他なかった美世界。現在はMRTのブルーライン線があるのでさくっといけます。ビューティー・ワールド・センターのショッピングモールはMRTのブルーラインのビューティー・ワールド駅前にあるんです。

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はるばるブルーラインで駅に到着。この改札をでたら左に曲がって、長々しエスカレーターを駆け上がります。

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すると見えてくるのがこんなビルディング。右手にも橙色のビューティーなんとかみたいなビルがあるんですが豚金が入ってるのは白色の方です。

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ちなみに自分がブキティマに住んでた頃のこのビルは、もっと外装が汚かったですが、リノベされて少しだけお顔がビューティーになったようです。しかし中身は相変わらずビューティーとは少し違う。気にせずこのエスカレーターを上がります。

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ほんで上まで上がって此処から外に出て右に回れしてまっすぐ歩いていきます。

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ほんで豚金が入ってるホーカー到着。一番右手です。

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この辺りには豚金以外にも結構美味しそうな屋台が沢山あって賑わってました。

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しかし良く見たら、豚金ぜんぜんお客さん入ってないやん。なんでやねーん?

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ここに到着したのは日曜の午後2時。お昼時でも晩御飯時でもないにせよ他のストールに比べて明らかに閑散としとる。大丈夫かいな。

もしや、あかん所に来てしまったか。恐る恐る店頭にいたアンティに注文。ラーメンが売りらしいけどカレーなんかも置いてある。値段もSGD5.50~SGD6.00と安いし、見た面もまずまず。

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オススメは「Special Tonkotsu」「Tonkotsu Black」などだそうだ。やはりラーメン専門屋台みたい。

今回は「Tonkotsu Black」を注文。トッピングに「Half-boiled Egg」をつけてもらってSGD7.00。そうか「Special Tonkotsu」じゃないから半熟卵は別会計なんや!と金額を言われてから気づいたのは此処だけの話。

SGD1.00で替え玉も注文できるらしいが不味かった場合の保険として今回は替え玉はスルー。この時までは客の少なさに引いていたのだけど、冷奴なんかもあって、なかなか日本人にとっても魅惑的だ。

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そして待つこと約10分(というかはっきり覚えてないけど)。出てきたのはこんなラーメン。じゃじゃーん。

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SGD7.00ラーメンの見た目である。悪くない、普通の黒ラーメンや。卵もチャーシューも文句なく美味しそう。

しかし問題はラーメンの命ともいえるスープの味だ。 如何か、恐る恐るスープをすくって味を確かめる。

悪くない!普通に日本で食ってるようなラーメンのクオリティや。麺もまずまず。

切り盛りしている人はローカルだと思うけど、きっと日本で味を学んできたか、日本人から味を学んできたか。そういう系だと思う。

替え玉が欲しい!

そう思ってアンティーの方を見ると、既に店の前には行列できていてキアス~(Kiasu)な状態ができていた。とても、替え玉を注文できるような状態じゃなかった。

行列はどこかのスポーツクラブな団体だろうか。(珍しく)なかなか可愛らしいシンガポール人女子in短めショーツが数名がいた。このキアス状態を写真に収めてやろうかと思ったけど、着席状態&カメラシャッターを押して盗撮と思われては怖い。PRが欲しいのだ。非常に残念だが写真に収めることはできず。無念である。

スープは残さず飲んだ。そして、シンガポール人女子in短めショーツの後姿を若干のエロ目線で見つめながら「替え玉注文しとけば良かった」という後悔だけが残った。絶対また行って替え玉注文してやる。コノヤロー。

ダーティー・ワールド・センター

そんな訳で今回は無事に日系ラーメンにありつけた訳でありますが、このビューティー・ワールド・センターというビルディング。自分の記憶が正しければ怪しげなマッサージ店らしき店も入っていたような気がします。

自分がブキティマに住んでいた時は、よくこのモールをうろうろしてて、マッサージ姉ちゃんに声を掛けられた気がします。なので所謂ハッピーエンディングサービスもあるかと思います。このモールはビューティー・ワールド・ センターという名のダーティー・ワールド・センターなのかもしれない。

SGD20.00のラーメンを食べるところを節約のため此処まで来てSGD5.00の豚金ラーメンを食べた。しかし帰りにハッピーエンディングでその何倍、何十倍という金額を使ってしまっては本末転倒である。ということを健康な在シンガポール日本男児の皆様へのディスクレイマーとして、今回はこの辺で終わりたいと思います。詳しいことは知らんけど。以上。