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シンガポールブログで効率的にマネタイズをする手法。小賢しくアクセスを集め小遣い稼ぎをしている不快なブログを例に出しながら説明する。

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どうも、ブログが月2更新になってきましたXin(しん)です。

昔は少なくとも3日に1回はブログ更新。くだらない自分の生活記録を、毎日のようにアップデートし、ネット上にゴミを撒き散らしてました。

当時は、リア充系シンガポールブログが多すぎて、ネットのシンガポール情報に少し偏りがあってウンザリしてたんですよね。

そこで自分がシンガポール在住貧民を代表し、ごくごく平凡なローカル生活の発信を試みたんです。

ブログを始めてユーザビリティを気にし始めた

ブログなんて所詮は自己満足。

だけど書き続けてると「少しは他人様の役に立つ記事を書こう!」と思うようになった。

役立つ記事となると、ただレストランの紹介記事を書くにしても

  • レストランまでの道のり
  • レストランの相場
  • レストランの雰囲気
  • レストランの飯は美味いか
  • レストランに行く価値はあるのか

などなどの内容を具体的に盛り込む必要が出てくる。

つまり役立つ記事は書くのも面倒くさいのだ。

よくあるアメブロ芸能人ブログ記事にありがちな‥

「ただいま!

(顔写真)」

「では行ってきます!

(顔写真)」

みたいな手軽に書ける記事は、その芸能人が帰ってきたり、どこかに行こうとしてる事しか分からない。そんなこと、その芸能人ファンじゃない人にはどうでもいいんですよね。

そういう書き方の癖は、アメブロ一般ユーザーにも影響してくる。

アメブロを続けるうちに、そういう違和感を感じはじめて、アメブロ→はてなブログに引っ越しました。

ネットリテラシーがわかってきた

はてなブログに引っ越してから、情報発信者としてのマナーやネットリテラシー的な事が少し分かってきた。

たとえば、少し偏った記事を書いたら、ユーザーから辛辣なコメントがつく。逆にためになる記事が奇跡的に書ければ、それなりのプラスの反応が返ってきた。

特に大衆に向けて客観的な情報を書くときは…

「きちんと情報の裏を取れているか?」
「表現が不快になり過ぎていないか?」
「発信する目的は何なのか?」

などなど、はてなサービス怖いと思いながらも勉強できた。

そんな風に、ウェブで情報を上げるリスク・責任・楽しさみたいなものが分かってきたのだ。

また、ブログでマネタイズをしている人が結構たくさんいること。効率的にアクセスを集めるSEOなんてテクニックの存在。そういった事を気にして書いている人が、意外と多いこともわかってきた。

しかし、よくネットで目にするプロブロガーのように、ある程度の露出度を高めてマネタイズすると様々なリスクが付随してくる。

そして、それは「どのブログサービスを使うのか」によっても大きく変わってくる。

具体的にどのブログサービスにどんなリスクがあるかについては割愛するが、もし今これを読んでいる人が単純に、安全にシンガポールブログでマネタイズをしたいだけなら、ワードプレスでsimplicityという無料テーマを使って匿名性のあるブログを作ることをオススメする。

ほんで最近…というか結構前から、あるシンガポール在住者のブログを見てて、客観的に見ると不快だけど、ワードプレスでsimplicityを使って匿名性のあるブログを作っている、マネタイズ上手いと思うブログの存在に気づいていた。

今回はそのブログを紹介しながら、マネタイズの方法を紹介していきたいと思う。

※注意:当記事はブログ超初心者向け。ある程度アクセス持ってる人には常識の情報しか書いてません!マネタイズをする手法なんて偉そうに書いてますが、所詮一桁でASPは専らアドセンスです。

アクセスの多いシンガポールブログ3選

このブログのアクセスは月約4万前後。にほんブログ村ランキング(アクセス順位)を見てもらえれは分かると思うが、ぶっちぎりの1位である。

月間4万前後は全然たいしたアクセス数じゃない。

「効率的に金を稼ぐ具体的な方法」なんて偉そうにかける数字じゃないが、在住邦人が4万人前後しかいないシンガポールに特化した日本語ブログと考えれば、少しは健闘している方ではないかと思ってる。

しかし、こんなブログなんかよりアクセスが多いシンガポールブログは沢山ある。

なかでも各々ベクトルは違うがアクセスが多く、マネタイズが上手いと思うブログ3選を紹介する。

3つのうち1つ、今回話題にしたいと思った「小賢しくアクセスを集め小遣い稼ぎをしている不快なブログ」を1つだけ混ぜた。

①「シンガポールで本気ビジネス」

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シンガポールで本気でビジネス | シンガポール法人設立と移住について

よくあるシンガポール進出を支援しますよ的なサービスの宣伝。マネタイズは進出支援のリアルビジネスだろう。ブログはそのための宣伝だと思う。

このブログの中のあるブログを辿っていくと、とあるブログに行き着いて「あ、数年前に一回会ったことがある人だ!」と思ったのは此処だけの秘密だ。

シンガポールでビジネスしてみたい人にオススメなブログ。ネットリテラシーの高い記事が多く、たとえば以下の記事なんてシンガポール在住者に関わらず参考になると思う。

シンガポールの間違った情報の見分け方を教えます。

自分が会った人がこのブログ更新しとるのかは分からんけど、しっかりした感じの会社。シンガポール進出を考えているのなら相談してみるとよいかもしれない。

②「無職は恥だが癖になる」

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無職は恥だが癖になる

2018年6月末現在、シンガポールに在籍している自称「発達障害」の人のブログ。このブログ著者(ししもん氏)とは何度かツイッターのダイレクトメッセージでやり取りをしたことはあるが、実際に会ったことはない。

このブログは転職系の案件と相性が良さそうとだと思ったので、本人にその旨を伝えたことがあるが、そうやって狙って書こうとすると上手く書けないらしい。そのためマネタイズは専らグーグルアドセンス。アドセンスの張り方が綺麗で上手だと思う。

著者は、めちゃくちゃ文章がうまくて独特な経験や考え方をしている。テック技術も高そうだし文章も上手いので、技術系の仕事を受注しつつ小説も書きながらフリーランスして食ってけると思う。

f:id:xinsg:20180630012601j:plain「勤労は甘え。」

最近は他人のブログを読むことは少ないけど、ししもん氏のブログだけはよく読んでいる。特にツイッターのつぶやきも面白い。

③「もこす@シンガポール」

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もこす@シンガポール | シンガポール在住MOCOS(もこす)のブログ。観光・暮らし・グルメのリアル情報を発信♪

シンガポールに住んでいる駐在妻にとって更新されているブログ。

まあ駐在妻であろうが誰であろうが構わないが、このブログが今回話題にしたい小賢しくアクセスを集め小遣い稼ぎをしている不快なブログだ。

ブログにアクセスすれば分かるが、マネタイズは専らアドセンス。スマホでもパソコンでもアドセンス広告があらゆるところに貼りめぐらされている。

このブログの著者に名指しされて批判された訳でもないし、ましてや会って何か嫌味を言われたこともない。

なぜ自分がこのブログを「不快だ」と思ったかというと、シンガポールに住んでいて、シンガポール人の友達がいて、シングリッシュを話し、ホーカー飯を日常的に食べている人全員に向けて不快な内容を書いていると自分が思ったから。

たとえばこんな内容。

味が濃い上に脂っこいし、なんか盛り方が残念。すべてがごちゃごちゃに盛られるので、残飯を食べている気分になります。私も含め、現地の日本人には全く受け入れられません。

ウェブ魚拓
ウェブ魚拓は、ウェブページを引用するためのツールです。ブログや掲示板に、記録した魚拓のURLを貼って利用できます。

自分さえ良ければ良く、相手のことはまるで考えないのです。ちなみに店員はほとんどが出稼ぎ中国人かマレー、インドネシア人で仕事が遅い。英語もカタコトしか話せません。ひどいと中国語しかできないので「Sorry?」と聞き返しても中国語で容赦なく話してくる。

ウェブ魚拓
ウェブ魚拓は、ウェブページを引用するためのツールです。ブログや掲示板に、記録した魚拓のURLを貼って利用できます。

シンガポール人はクリエイティブじゃない上に、総じて頭が悪いですね。

ウェブ魚拓
ウェブ魚拓は、ウェブページを引用するためのツールです。ブログや掲示板に、記録した魚拓のURLを貼って利用できます。

シンガポールの英語教育は100%間違っている。そもそも英語教師がシングリッシュなのだから。

ウェブ魚拓
ウェブ魚拓は、ウェブページを引用するためのツールです。ブログや掲示板に、記録した魚拓のURLを貼って利用できます。

ツッコミどころ満載なシンガポール英語。シングリッシュのなまりと特徴的なフレーズを例文で解説します。こんな解説ができてしまう自分が嫌だ…私もシングリッシュの仲間入りをしているかもしれません(°_°)

ウェブ魚拓
ウェブ魚拓は、ウェブページを引用するためのツールです。ブログや掲示板に、記録した魚拓のURLを貼って利用できます。

政府が国民・外国人を徹底的に管理、統制しています。

本当かどうかあやふやな情報をあまり公にしても、仕方がないので触れずにおきますが、シンガポールが「明るい北朝鮮」と言われる理由が、住んでいるとなんとなく分かります。

Wayback Machine

などなど面倒なのでこれぐらいにしておくが、記事内のシンガポールの生活、文化、言語に対する誹謗中傷を探そうとすると推挙に暇がない。

*****

ところで今回紹介したブログ①~③のうちで最もアクセスが多いのは、どのブログだと思いますか?

個人的には②「無職は恥だが癖になる」が一番面白くで好きだ。実際にツイッターのフォローワーも多くファンも多い。何を隠そう自分もファンだ。

だが、アクセス数はそうじゃない。ントツにアクセス数が多いのは③「もこす@シンガポール」なのだ

芸がないし、あくまでアクセス傾向だけど、シミラーウェブでURLをくっつけてみたら、それぞれの大よそのランクが分かります。

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Access Denied

 (多分もこす氏のブログアクセス推定月間10~20万、アドセンス収益は5万くらい?←あくまでこの順位ならという自分の感覚)

もこす氏のブログのアクセス数が多い理由は「ヘイトを呼ぶから」じゃない。ヘイトで炎上するには、シンガポール邦人数(4万前後)は余りにも少ない。

そんな訳で、今回もこす氏のブログアクセスが多い理由を説明したいのだが、その前に言いたいことがある。

もこす氏を批判したい訳じゃない

別に自分は「もこす@シンガポール」の著者もこす氏を批判するために、このブログを挙げた訳じゃない。ポリコレもあまり好きではないし。

ここまで辛辣に言えてしまえる国に住まざるを得ない氏に対しては「かわいそう」の一言に尽きるが、考え方は人それぞれだし、氏は「性格は悪いが頭がよい」人だと自分は思っている。

少しはシングリッシュを話す自分から見て、もこす氏のシングリッシュの解説は的を得ているし、SEOにも理解があって、ブログにも内部リンクを張り巡らしている。お金を稼ぎたい教養のある人である事も伺える。

ただブログそのものが日本語という盾で守られているだけで…

「誰かが本気で著者を特定して、ブログ記事を英訳してシンガポール政府に突きつけたらヤバくないか?」

と思っただけだ。わざわざ労力を使ってまで、これを実行する人はいないと思うし、自分もそんな事をするつもりはない(面倒くさいので)。

それよりも自分が着目したいと思ったのは「何を捨ててでもアクセスをゲットして、アドセンス小遣いが欲しい」という氏の執着とその手法だ。

もこす氏のブログのアクセスに対する執着

もこす氏のブログにアクセスしてみて欲しい。

もこす@シンガポール | シンガポール在住MOCOS(もこす)のブログ。観光・暮らし・グルメのリアル情報を発信♪

アクセスしたくない人は以下のウェブアーカイヴィングにアクセスを。

もこす@シンガポール | シンガポール在住MOCOS(もこす)のブログ。観光・暮らし・グルメのリアル情報を発信♪

そして、ブログ内の人気記事「こんな記事も人気です!」に着目する。そうすると、このブログのアクセス数のカラクリ(ほんまカラクリと言うほどでもないけどマジで)にすぐ気がつくはずだ。

アメブロ以外でブログを続けていると嫌でも分かってくるのが、アクセスの大半はウェブ検索を通して来るということ。そしてウェブ検索でどらぐらいブログに訪れるかは…

キーワード検索数 × 該当キーワードの順位

に依存する。これは逆に言えばアクセス数の多いブログの人気記事をチェックすれば、どんなキーワードで該当のブログにアクセスが集まっているのかが丸分かりという事になる。

ついでにブログ内の上位記事を覗けば、どんな記事を書けば該当キーワード検索で上位が取れるのか、まで分かってしまう。

ぶっちゃけシンガポール情報に特化している当ブログも、人気記事を見てのとおり「ゲイラン」というキーワードに強く上位表示されている。

恥ずかしながら、このブログのアクセスの大半は「シンガポールに旅行でもしようかなと思っている鼻息を荒くした絶賛月経中の日本人男性」から来ているのだ。

裏を返せばそれは、男性に性欲なんてものがなければ、このブログのアクセスが激減することを意味する(笑)

な~んて事をハローアジアの管理者にアドバイス、ご丁寧にボランティアで記事も作成&提供したら見事にGoogle検索のゲイラン1位を奪われてしまった。(Yahoo検索は辛うじてSINLOGが一位だけど)。

そのため、このブログのアクセスは激減中(泣)。それだけキーワード検索数と順位はブログのアクセスに影響力があるのだ。

ボランティアしたんだから被リンクくらいほしいよね。この記事を突きつけて、ハロアジに打診してみる。「ゲイラン返せっ!」てね。

「シンガポール お土産」で上位のモコログ

自分の場合はゲイランだが、もこす氏のブログの場合はそれが「シンガポール お土産」。とあるツールで検索すると「シンガポール お土産」のキーワードはこんな風になる。

「シンガポール お土産」月間推定検索数

Yahoo! JAPAN21,720 Google19,910

つまり、「シンガポール お土産」で一位をとることができれば、その記事だけで月4万アクセスは見込めるということ。

試しにグーグルやヤフーで「シンガポール お土産」と検索してみて欲しい。もこす氏の以下の記事(魚拓バージョンだが)が2番目に出てくるはずだ。

【2018年】シンガポールの人気お土産おすすめ30選!

またモコログ(既にブログ名が変わっとる)の他の上位記事には以下のキーワードが共通する。

  • シンガポール
  • お土産
  • おすすめ
  • ~選
  • 観光

これらのキーワードは何れも、シンガポールへの日本人旅行者に検索される数が多い。

1記事のタイトルで、これらキーワードを複合的に入れることで、アクセスはさらに見込める。そのため、もこす氏も、ほぼ毎回のブログ記事タイトルに、これらのキーワード含めている。

さらに、似たようなキーワードで何度も記事を書いていれば偶然スペック以上に検索に強い当たりを引くことがある。そんな時にその記事をリライトすることで、さらに検索上位が目指せる。現在「ゲイラン」一位のハロアジ記事もこのようなリライトによるもの。

もこす氏が、くどいほど「シンガポール お土産」がタイトルに入った記事を書きまくっているのもそのため。

しかし「~選」好きで狂った氏は、ときどきバグッた記事も書く。

【2018年】ユニバーサル・スタジオ・シンガポールおすすめお土産80選!

「お土産80選」て誰がそんなに買うねん。もはやコレはブログ記事というよりリストだ。最後まで読む人なんているのだろうか。

さて、そんな風に一通りあらゆるジャンルの「シンガポール お土産」をしゃぶりつくした氏。今度は「シンガポール 天気」キーワードに狙いを定めたようだ。

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もこす@シンガポール
シンガポール在住MOCOS(もこす)のブログ。観光・暮らし・グルメのリアル情報を発信♪

この「シンガポール 天気」のキーワードの月間検索数は、あるツールによれば以下のとおり。

「シンガポール 天気」の月間推定検索数

Yahoo! JAPAN21,720 Google19,910

自分でも驚いたが「シンガポール お土産」と同じ月間検索数。しかも競合も少なそうだ。自分が、もこす氏に対し「頭のよい人だ」と思うのは、金に対する嗅覚が優れていて女性特有の感情を捨て去り、スマートにマネタイズに特化できる潔さ。

通常シンガポール駐在妻がブログを書くなら、大半が「アメブロでキラキラ記事を書きたい!」と思うのが女心だろう。たとえ、その行為がアメブロに対する募金と分かっていたとしても。しかし、氏にはそういった匂いがない。気持ちよいくらいに潔い。

ぶっちゃけ、土産キーワードで上位表示できてるのなら…「アドセンスじゃなく別のアレをアレした方がマネタイズできるんじゃないの抜けてるね!」なんて事も思うが、別に氏にアドバイスしても仕方ないので、これぐらいにしておく。

何故この情報を今回シェアしたのか?

当ブログの大半の記事は、シンガポール旅行者ではなくシンガポール在住者に向けて書いている。かくいう自身も、もこす氏の真似をして以下のような記事を書いたことがあるが…

案の定、数少ないリアル日本人友達に「あの記事、Xin(しん)くんらしくないね!」と面と向かって言われてしまった。

そうだ、上記のシンガポールお土産記事は当ブログに非常にそぐわない!

かと言って、シンガポール日本人ブログ界隈で、シンガポール旅行者に向け、ひたすらブルーオーシャンを突き進むモコログを野放しにするのも違う気がする。

そう、この投稿は、シンガポール在住者で既にブログを書いている人や、これから書こうかなと思っている人に向けて「月間検索数を意識したブログを書く(開設する)のはどうか」と薦めるために書いた記事なのだ。

その目的は、もこす氏のライバルを増やすため。

だって、たとえ小額のアドセンス収入とはいえ、シンガポールのネタを利用して狡猾に稼いでいる人が、自分たちの住んでいるシンガポールの文化・風習・言語を批判している現状なんて何か嫌じゃないですか?

どうせならもっと、シンガポールに親和性があって、人間性のよい在住日本人にマネタイズして欲しい。それは、いま画面の前にいるアナタかもしれない。

だから、みんな旅行者に本当に訳に立つ「シンガポール お土産」系の記事をたくさん書いてください。そんでモコログをやっつけてマネタイズしまくるのだ。

実際に記事を書いてツイッター経由で連絡を頂ければ、ぜひシェアさせてもらいます。