どうも、dividend lover(配当好き)のXin(しん)です。
近ごろ米朝首脳会談(TK Summit)がシンガポールで行われたとかで、何かと自分が住んでいる国にスポットライトが当てられることが多いです。
しかし自分はシンガポールの田舎エリアに勤める、田舎に住む貧乏現地採用なので、通勤を阻害されることもなく‥‥
「普段の生活となんも変わらんよね?」
と平和に日々を生活をしてました。だが、そりゃ飛んだ間違いやった。シンガポール証券取引所(SGX)に意味不明なことが起きたのだ。
ここ数日のSGXの値動き(泣)
米朝首脳会談の開催による会場設備費用やセキュリティ費用、その他もろもろ約2000万シンドル(約16億円)はシンガポール政府負担だったそうです。
しかし広報効果が37倍の約7億6700万シンドル(約631億)でもあったらしく‥‥「こりゃシンガポール市場にとってもええこっちゃ!」と思ったのですが、TKサミット後の12日以降SGXがシンドル状態。
自分のポートフォリオの含み損も余裕で大台を超えてしまい「10年くらいホールドせなアカンかも、今更やけどやっぱ米国株(NYS)なの?」という思いから、先日ツイッター株をポチってしまいました(指値なので買えなかったケド)。
とはいえ配当だけは高いSGXの銘柄だけ持ってるので「凹んでいる間にも配当は入る」精神で気にせず、ブログでも書こうと思います。
株価暴れん坊将軍ComfortDelGro(コンフォートデルグロ)
東南アジアUberビジネスを食べたGrabTaxi。それによりライバルが減ったシンガポールのタクシー会社ComfortDelGro(コンフォートデルグロ)の値動きが、ここ数ヶ月激しかったです。
タクシー通勤が多くて会社の経費を倹約しようとしてる自分も‥‥
「いつもGrabとUberのうち安いほう使ってたのに、選択肢が減ってしかもGrab値上がりしとるんやんけ!」
と思ってたのです。
ComfortDelGroの方が安いときもあるのですが、何となくGrabなどの方が安いイメージがあるのですよね。
そんな時に、1年前くらいに倹約好きな中華系インドネシア人の友達に教えてもらったタクシー配車アプリ「Ryde(ライド)」が台頭してきた。
Ryde(ライド)それはGrabTaxiへの新たな刺客
Ryde(ライド)とは、最近ユーザー数を増やしているRYDE TECHNOLOGIES PTE LTDが運営するタクシー配車アプリ。
ビジュアル系バンドユニット「ラルク・アン・シエル(L’Arc〜en〜Ciel)」のボーカリストであるHyde(ハイド)の名前とは、たったの一文字違いだ(どうでもいいか?:笑)。
1年前にプルデンシャルに勤める中華系インドネシアンの友達に「これいいよ!安いよ、うふ!」と薦められたが、当時はアプリをインストールしてログインしても、全く周りにRydeタクシーがいない状態で速攻でアンインストールした記憶がある。
しかしRydeは、GrabがUber食べた事件後くらに徐々に勢力を拡大。久々にインストールすると実用的なサービスになっていた。
とりあえず十数回利用してみた今の自分の中でのRydeへのイメージは、この2点である。
- ドライバーとのタクシー料金交渉制サービス
- ComfortDelGroを使うときのポイントサイト
今回は、そんなRydeの使い方とその理由を紹介していきます。
Rydeのインストールと登録
先ずアプリをインストールする。
Rydeではアカウント登録して紹介すると、紹介した人、紹介された人、の双方にSGD2.00のポイントが入る(少し前はSGD3.00だった)。
という訳で察しが良くなくても分かると思うが、上のコードも自分の紹介コードである。そのため‥
「この記事は役に立った!サービスにも興味あるからお前のリンク使ってやるよ」
という方は上記リンクからインストールしてくれたら嬉しい。一方で…
「アフィカス○ね!SGD2.00なんていらん!貴様にポイントなぞやるかボケ!」
という方はリンクを踏まずに、Google PlayかApple Storeに入り「Ryde」と検索してインストールしてみて下さい。すると、こんな画面がでてきます。
フェイスブックをタップ‥‥
フェイスブックにリンクされたメールアドレスがデフォルトで入力されてるので電話番号のみを入力‥‥
SMSで認証コードが送られるので受信した四桁を入力‥‥
登録完了です。これがRydeのトップページ。
鬼シンプルですね、たった四回のタップでアカウント登録できます。
Rydeで乗ってみる
「既にGrabやらComfortやらあるのに、何で今さら別のタクシー配車使うねん?」
自分も最初はそう思ってました。しかし、例えばRydeトップページの「Where to ?」をタップしてローケーションを入力すると、こんな感じになるんですよね。
チャンギ空港→ゲイランロードの場合
ゲイランロード→オーチャードの場合
見たら分かりますよね。上の例はチャンギ空港→シンガポールの歓楽街であるゲイラン、までの料金を調べたものですが、Rydeだけではなく他のタクシー配車サービスの料金も一覧でみて比較できる。これがRydeを使うメリットだと思っています。
旅行サイトで言うならトリバゴやホテルズコンバインド的なサービスとでも言いましょうか。
とはいえ「安いやん!」と値段だけ見て喜んでRydeを選択してリクエストしても時間だけ無駄にする。あまりにも安すぎて誰もドライバーがピックアップしてくれない事があるのだ。
これは自分が数ヶ月前、真夜中にチャイナタウンのど真ん中から郊外の自宅まで帰ろうとした時の料金。
(当時はUberもありました)
Rydeの「per pax」というのはいわば「UberPool」「GrabShare」みたいな、同じ方向へ向かう人との乗り合わせ。逆にいえば「per trip」は自分のためだけにやって来てくれるRydeのこと。
こんな真夜中に乗り合わせできて自分と同じ方向に帰るRydeユーザーなんて絶対おらんと思う。そこで約SGD15.00のRyde(per trip)をリクエストしてみた。
そして、これが実際にリクエストした時の状態。
つまり一人乗せる事ができるドライバーがいるがSGD15.00なんて安い値段で引き受けたくないから放置されてる状態。
当時は「急いでたらComfortなら早いよ」なんてRydeアプリがポップアップで教えてくれたりもした(確かにComfortは一瞬でキャッチできる)。
結局この日は夜中でこんな料金では捕まらなかったので、大人しくGrabでSGD22.00払って帰りました。
自分の経験上Rydeで比較的タクシーを捕まえ易くお得な状況は…
- みんなが働いてるオフィスアワーで雨が降ってるとき。
自分は仕事で3〜4時くらいに早抜けできる時がある。早抜けできたが雨が降ってるとタクシーを使う事が多い。
雨だと需要過多となりUberやGrabは高額な料金になるのだが、そんな時でもRydeはそこまで吹っかけて来ない。おまけにすぐにドライバーもアクセプトしてくれる。
とはいえ倹約家の自分でも、急いでいる朝の通勤や疲れてて早く帰りたい時は、サクッと捕まえられるGrabやComfortを使う時がほとんど。
基本的に「ドライバーを長時間待っても安く帰りたい!この値段なら運がよけりゃ誰か拾ってくれそう」という時のみRydeを利用している。
ちなみにRydeでも、旧UberやGrabと同じように、タクシーを使った後はドライバーの評価ができるのだが、何とRydeでは評価のときにドライバーにチップを挙げることもできるのだ。
このサービスは面白いなと思った。本当に良いサービスを受けたらチップを挙げたくなるもの。自分も何度かSGD1.00~3.00単位でチケット挙げた事がある。どうせ、GrabやComfortより安く移動できる訳だしね。
ShopBackとRydeを経由してComfortに乗る
自分は急いでいる朝の通勤はUberを使うことが多かった。
しかしUberがGrabに吸収されてGrabを使わざるを得なくなってからは、毎朝Grabが捕まえられず悶々としていた。それもそのはず。ドライバー側からだとUberとGrabでは、この様な違いがあったらしいのだ。
- Uber:客を送った後に報酬金額が分かる
- Grab:客を乗せる前に報酬金額が分かる
それでも、なぜComfortを使わずGrabを使っていたのかというと、シンガポールのポイントサイトShopBack経由でGrabを使うと毎回SGD0.20貯まっていたから。
ショップバックの詳細については、この記事を参照してくだされ。
ケチくさいけど塵も積もれば山となれ。一日SGD0.20と計算すると行きだけの利用でも一週間でSGD1.00、1ヶ月でSGD4.00の計算になるのだ。
しかし、毎日「ShopBack→GrabTaxi」を使い続けた結果、もはやGrabTaxiを使ってもShopBackからのキャッシュバックが受け取れなくなってしまった(或いはサービス辞めたのかどうかは分からん)。
代わりにShopBack上にRydeが出てきおった。なんとSGD0.30もキャッシュバックを受け取れるじゃないか。
Ryde(ライド)め、UberがGrabの体の一部になってから「これ良いチャンス」とアグレッシブに広告を使ってきておる。
そんな訳で、自分の朝タクオーダーも「ShopBack→GrabTaxi」という流れから「ShopBack→Ryde→Comfort」という流れに変わったのだ。実際にShopBackやRydeでポイントが入っているのかどうかは良く分からんけど(笑)。
ShopBackのアプリが想像以上に使えん
シンガポールのポイントサイトであるショップバック(ShopBack)は、日本でのハピタス(Hapitas)ぐらいの位置づけだと思っていたのだが…
ぶっちゃけ、ハピタスに比べショップバックはめちゃくちゃしょぼいと思う。
ショップバックは紹介報酬やらCashbackの規定を満たしてもConfirmされるまで凄く待たせられるのだ。
中には「一生Confirmされないのでは?」という案件もある。しかし所詮ポイントサイトだし、どうでもよいか。
徒歩10分以内のユニットに住んでるシンガポール人の友達。以前ツイッターで言及したNUS卒ガール‥
シンガポール国立大卒女子(一年間日本でALT経験済み)が「どうやったら日本語話せるようになる?」と聞いてきたので「再び日本に行け!」と言ったら「20万円しか貰えないから嫌だ!」と返事してきたの思い出した。 / “奨学金で借金60…” https://t.co/jQBDpf9vjV
— Xin(しん)@シンガポール (@xinzaixinjiapo) 2017年12月29日
彼女の友達がShopBackのファウンダーらしいので、気が向いた時に「お宅の友達のサービスどうなってんの?」と聞いてみようと思う。