あなたはTOIEICを受験したことがありますか?
英検を差し置き今や英語資格の筆頭ともいうべきTOEIC、受験経験がある方が多いのではないでしょうか?
しかしTOEICには、以下のようなデメリットがあります。
- 海外外資系企業では求められない
- マークシート試験なのに約8千円の受験代が掛かる
- 通産省の天下り先(IIBC)による日本人の英語コンプレックス・ビジネス
TOEICは、日本と韓国でしか使えませんし、量だけのマークシート試験なわりには、受験代が高額(約8千円)です。
通産省による国を挙げた英語コンプレックス・ビジネスと言っても過言ではありません。
シンガポール外資系企業に10年近く勤め、仕事の8割は英語を使っていた自分も、TOEICなんて学生時代しか受験したことがありません。
TOEIC試験の存在自体知らない海外外資系企業も少なくないです。
英語力を測る試験としてはTOEFLやIELTSが有名ですが、何れも学術目的ですし、受験代が高額(3万円以上)です。
そこで、それらのデメリットが皆無なEF SET(EF Standard English Test)を紹介します。
EF SETとは
EF SETは、英語能力を評価するための無料オンライン英語テストです。
EF Education First(スウェーデンで創立された世界最大級の語学学校)が開発しており、非ネイティブ英語話者の英語力を評価するために設計されています。
EF SETは次のような特徴があります。
- 他の英語テストとは異なり、完全無料で受験可能
- インターネットにアクセスできる場所なら何時でも何処でも受験可能。
- 国際的に認知されたCEFR(Common European Framework of Reference for Languages=ヨーロッパ言語共通参照枠)に基づき評価される
- 50分のフルテストと、15分のクイックチェックの2種類がある
海外の大学入学に求められるTOEFやIELTS、伝統的日本企業JTCでしか求められないTOEIC等とは異なり、海外就労のための英語力チェックに使われる事もあります。
EF SETの受験方法
EF SETテストは、下記リンクからいつでも無料で受験できます。
- 英 語ページ:https://www.efset.org/
- 日本語ページ:https://www.efset.org/ja/
他テストの目安は次の通りです。
英語レベルと英語能力スコア | EF SET英語テスト比較表:異なる英語テストやそのスコア、それらの比較について説明します。
50点以上取れれば、上出来だと思います。
EF SETは、TOEICのように量に偏ったり、英検のように学術に偏ったりせず、バランスの良い質の高い設問でテストが構成されています。
この受験(50分のフルテスト)直後は三か月は試験を受けられなくなるそうです。
高いスコアを取りたい人は、クイックチェックやネット検索して傾向を掴んで勉強した上で、受験した方が良いかもしれません。
EF SETを受験しよう
EF SETは、費用や(受験~結果までの)時間が掛かる上に日本でしか通用しないTOEIC・英検とは異なり、無料ですぐにチェックできる世界的に英語力を証明できる試験です。
事実、自分は以前、米国のリモート社員に応募したのですが、その時に受験を求められたのがEF SETでした。
その時に受験し、はじめてEF SETの存在を知ったんです。
ちなみに当時、15分のクイックチェックを受験した後50分のフルテストを受けたのですが、自分のスコアは65/100でした。
その後は全く受験してないので、今テストを受けると何点取れるかは分かりません。
いつでもオンライン上で無料で受験でき、LinkedIn等で英語力を客観的にアピールできるEF SET、英語関係の仕事をしたい人は、受験しない手はないです。
興味がある方は、ぜひ受験してみてください。