どうも、シンガポール在住、底辺現地採用のXin(しん)です。
自分は現地で食の話題になり、何をよく食べるか聞かれると、必ず麻辣香鍋と答えます。
週3~4回はマラー食べないと、禁断症状が出るほどの中毒者です。
そんな美味い麻辣香鍋ですが、何をいくつ注文したら良いのか・予算など、最初は少し抵抗があると思うんですよね。
そこで今回は、麻辣香鍋の基本情報や注文の仕方・シンガポール国内のオススメ麻辣香鍋を紹介します。
麻辣香鍋とは?
麻辣香鍋は、シンガポール料理ではなく中華料理で、発祥は中国の重慶。
読み方は中国語で麻辣香鍋(Mala xiang guo/マラーシャングオ)が一般的ですが、Mala hotpot(マラーホットポット)と英語で呼ばれることもあります。
漢字から想像するに火鍋もイメージできますが、肉・野菜・キノコ類を唐辛子などで炒めたドライな料理です。
麻辣烫(Mala tang/マラータン)というスープ料理も提供店もあり、注文の際にMala xiang guoかMala tangかどちらだ、と聞かれる場合もあります。
麻辣香鍋が食べたければ、必ずMala xiang guoと答えるようにしましょう。
ちなみに自分はMala xiang guo中毒者ですが、Mala tangには全く興味がないです。
麻辣香鍋の注文方法
麻辣香鍋の注文方法は「1.具材を選び、2.辛さを伝え、3.米や麺の有無を伝える」だけ、慣れれば簡単です。
価格は店により大きく異なりますが、具材によっても大きく異なります。具材の価格のイメージはこんな感じです。
- 魚類:SGD2.00~SGD3.00
- 肉類:SGD1.50~SGD2.50
- 野菜類:SGD1.00~SGD2.00
- その他:SGD1.00~SGD2.00
これらの他にスープベースとしてSGD1.00~2.00程とられるのが一般的です。
辛さの目安は3~4種類でこんな感じです。
- non-spicy(不辣/bu la)
- less-spicy(小辣/xiao la)
- normal-spicy(中辣/zhong la)
- extra-spicy(大辣/da la)
店員さんは中国出身の人も多いので、中国語の方がよく伝わります。ちなみに自分はいつも小辣で注文してます。
具材を選び辛さを伝えたら、ライスor麺をつけるか伝え、会計をして注文完了。
一日一食の大人男(自分)が食べる量は、肉1種類、野菜4~5種類ほど。それにスープベースが加わり、毎回SGD10.00前後の支払いです。
フードコートの麻辣香鍋はボッタクリ店もあり、クオリティも悪いところが多いので、ホーカーで食べる事をオススメします。
麻辣香鍋おすすめ店10選
自身の独断と偏見で選んだ、麻辣香鍋10選を紹介します。味・価格・立地などを加味して総合的に決めました。
自分自身が西部在住のため、シンガポール西部にある店がメインになりますが、予めご了承ください。
その代わり、駅近でアクセスしやすい店を優先順位高めにしました。
① 日日紅麻辣香鍋(RiRi Hong Mala Xiang Guo)
日日紅(RiRi Hong)と言えば、ChinaTownにある麻辣香鍋界の代名詞的存在ですよね。
美味しい上に安いので、一人分を注文してSGD10.00を超える事は稀です。
久々に麻辣香鍋界の王「日日红」にて喫食(昨日)。
野菜数点・エノキ・豆腐・鶏肉に、ライスつけてSGD8.50。やはり最強レベル。
次回はネット調べした店を初訪問します。
Ri Ri Hong(日日紅)https://t.co/cHwTEiqlKU pic.twitter.com/R2t5C6hrl2
— Xin(しん)底辺🇸🇬現地採用 (@xinzaixinjiapo) February 27, 2022
② 辣味(La Way)
辣味(La Way)は、コロナ後にオーチャードタワーにできた新しい店です。
場所が便利で、価格も明瞭な上に美味しいので二位にしましたが、如何せん卑猥な場所にあるため、女性にはオススメしません。
オーチャードタワー内の新しいマラー店にて初喫食。
写真のでSGD9.00でした。想像以上の質で、安くて明瞭会計。廃墟みたいな場所で、こんな値段でやってけるのか?
店員さんは薄着の色黒美人な姉ちゃん、厨房は若い兄ちゃんでした。https://t.co/WHW9qK9aZ4
La Way 辣味https://t.co/8wBgE8hdrz pic.twitter.com/41upDr8Ifw— Xin(しん)底辺🇸🇬現地採用 (@xinzaixinjiapo) April 9, 2022
③ 57 Degree Mala Xiang Guo
57 Degreeは、北部Admiralty駅前という馴染みない場所にありますが、立地の不便さを除けば非常にオススメです。
非常にマイルドな日本人向けの味で、日日紅が辛すぎる人には特にオススメで、下手すりゃ価格も日日紅より安くで済みます。
お気に入り店がローカル媒体にも掲載されてたので再び来訪。
何とSGD7.70でした。日日红より安い。ここも店員さんが食材を取ってくれるスタイルです。
量が少なく見えますが、この店は器がでか過ぎるんです。
シティから遠いですが行く価値あり。
57 Degree Mala Xiang Guohttps://t.co/AKrCO8kbri pic.twitter.com/9sZCsAKcz2— Xin(しん)底辺🇸🇬現地採用 (@xinzaixinjiapo) March 3, 2022
④ 文礼駅前の店
名前が不明でGoogle Mapも見つけられず、仕方なく「文礼駅前の店」と紹介してます。
西部Boonlay駅前から歩いた果物屋さんの隣に立地している店で、味価格ともに非常に安定性があります。
隠れ名店?
現地媒体やGoogle Map情報ないけど、立地よい人気マラー店にて喫食。
場所はBoon Lay駅下の店密集地帯、緑の看板の果物店の隣『Wan Xing Mala Hot Pot』です。
他名店と同じく店員さんが食材をとってくれます。写真ので丁度SGD11.00でした。
ぜひ婚活Channelで取り上げて頂きたい。 pic.twitter.com/JWL3YqVapJ
— Xin(しん)底辺🇸🇬現地採用 (@xinzaixinjiapo) March 10, 2022
⑤ 这边来香辣鍋(Zhe Bian Lai Xiang La Guo)
这边来は西部Bukit Batok駅から少し歩いたホーカーにある店で、立地は少し不便です。
しかし味だけでの勝負なら、自分はシンガポール国内のマラーで一番好きです。辛さ・油の量・置いてる具材の種類など最高です。
久々にBukit Batok駅前の隠れ人気店に行きました。
ここでは過去に2人分と間違われ、SGD20.00近く請求された事があります。
本日は、野菜少々+鶏肉+うどん玊でSGD9.70でした。
高そうな店ではエノキ避けるのがコツかも。
Zhe Bian Lai Xiang La Guo (这边来香辣鍋)https://t.co/YpRudZKA5I pic.twitter.com/V8kUIerFmE
— Xin(しん)底辺🇸🇬現地採用 (@xinzaixinjiapo) March 23, 2022
⑥ Fragrance Paradise Mala Xiang Guo
Fragrance Paradise Mala Xiang Guoは、婚活アドバイザーさんも紹介していたクレメンティ駅から少し歩いたホーカーにある店です。
味は濃いめでボリュームが多いのが特徴で、いつも人が並んでいるような人気店です。
婚活コンサルさんのYoutube動画でも紹介されてたマラー店。
ローカル媒体でもJoyful Plalaceとして紹介されてますが、これはホーカー名で、店名はFragrance Paradiseです。
今日は何とSGD15.50もしましたが、原因はエノキの価格だと気づきました。
しかし、味は一流です😋https://t.co/WyyXuQw0ZG pic.twitter.com/nRemjMQu6e
— Xin(しん)底辺🇸🇬現地採用 (@xinzaixinjiapo) March 8, 2022
⑦ 日日昇麻辣香鍋(Riri Sheng Mala Xiang Guo)
日日昇は当記事での紹介してる中で唯一東に位置する店で、多くのローカルサイトでオススメだと紹介されています。
恐らくデフォルトの味がマイルドなので、ここでは中辣(normal spicy)で注文すると丁度良いかもしれません。
ローカル媒体で良く紹介されてる「日日昇(ririsheng)」初来訪。
いつも選ぶトマトとナスが無く少し残念。肉二種類と野菜を少し選びSGD13.70でした。
ただ店員さんが材料をとってくれるスタイルは他の人気店と同じ。
量は多めです。
Ri Ri Sheng Mala Hotpothttps://t.co/CpdUqQtNYb pic.twitter.com/LoAAMnVZGj— Xin(しん)底辺🇸🇬現地採用 (@xinzaixinjiapo) March 5, 2022
⑧ 泰源麻辣香鍋(Thye Guan Fragrant Hot Pot)
泰源はシンガポール西に三店舗くらい系列店があり、味も価格も安定しているのです。
しかし、どの店も駅から遠く不便な場所にあるので、8位にしました。
Jurong WestのTakagi Ramen付近ホーカーにあるコチラの麻辣店、いつでも価格・味が安定してます。
豆腐・野菜・鶏肉もりもり盛っても、SGD11.10という良心的価格でした。
系列店はBukit Batokにもあります。5本の指に入りそう。
Thye Guan Fragrant(泰源麻辣香鍋)https://t.co/EYhDsQB1WB pic.twitter.com/AEmGWoCAQc— Xin(しん)底辺🇸🇬現地採用 (@xinzaixinjiapo) March 20, 2022
⑨ 小蛮牛麻辣香鍋(Xiao Man Niu Mala Xiang Guo)
小蛮牛は今回紹介しているなかで、唯一のレストラン型の麻辣香鍋店です。
ホーカー店に比べ価格は高いですが、エアコンの効いた快適な雰囲気の中で、マラーが頂けます。デートでマラー食べたいなら、小蛮牛一択ですね。
気になってたThe Star Vistaにある店舗型マラー店に行きました。
不思議な日系Sake&Barと併設?
マラー自体は、メジャーで上品な感じの味。SGD15.10で、FavePay可能です。
エアコン効いた店内でマラー食べたい人にオススメ。
Xiao Man Niu Mala(小蛮牛麻辣香锅)https://t.co/B7rvMong5g pic.twitter.com/Oozyg0voWS
— Xin(しん)底辺🇸🇬現地採用 (@xinzaixinjiapo) March 13, 2022
⑩ Ma La Xiang Guo @ JEM
名前の通り、Jurong East駅前のJEMのフードコートにある麻辣香鍋です。
地雷が多いフードコート内のマラーですが、余りにも多くの人が並んでいたので試したところ、悪くない店でした。
フードコートの麻辣はボラれる事が多いのですが、人気店らしかったので頂きました。
値段が明記されてて、明瞭会計SGD11.50でした。食材の近くに値段が明記されてるのが親切。
小辣小油で注文しましたが、少し辛めな味付けです。
Ma La Xiang Guo @ JEMhttps://t.co/bX5smcMnJ1 pic.twitter.com/28A3qw1QCu— Xin(しん)底辺🇸🇬現地採用 (@xinzaixinjiapo) April 27, 2022
麻辣香鍋を喰え
以上、麻辣香鍋の基本情報、注文方法、お店オススメ10選を紹介しましたが、紹介文を書いてるだけでお腹が空いてきました。
死ぬほど美味い中華料理が麻辣香鍋なのに、この料理は食の大国「日本」で普及していないらしいではないですか。
自分は複数名の、本帰国後のマラー難民日本人を確認しています。
なので日本人(特に料理人)は、シンガポール在住中は必ずマラーを食べて、帰国後は日本でマラー店を作って下さい。
さすれば自分は、その店をTwitterやブログで拡散しまくります。