どうも。シンガポール在住、底辺現地採用のXin(しん)です。
当初は善戦してたシンガポールの新コロ対策、途中で外国人ドミトリーのクラスターが発生し感染者数が急増。そのせいか、シンガポールでのコロナ対策が、ショボいかのように取り上げられる例も出てます。

ドミトリークラスターが発生してから、元気だろうが外国人労働者はすべて検査される。検査数が増えるので、数字に出てくる感染者数も、当然増える。
こういうパターンで、感染者数が膨れ上がっているのが現状です。
しかし、コロナ感染者数は表面的な数字しか見られないので、現地事情に疎い日本在住者は「シンガポール人口少ないのに、コロナ感染者多くてヤバい」と思うわけです。
実際に自分も親族から「シンガポールの感染者、増えてるらしいけど大丈夫?」という連絡を頂きました。その親族は東京付近在住なので、そっくりそのまま返してやりましたが。
それより、自分が気になったのは、今回シンガポールの密対策として取り入れられた犬型ロボット「SPOT」です。
「顔がないから怖い」という声も聞くけど、自分はこの犬ロボの機敏な動きに惹かれてます。
そこで今回は、シンガポールの密犬SPOTの「詳細」「価格」「飼い犬として飼えるか等の可能性」を適当に考えます。
SPOTとは
SPOTは、ボストン・ダイナミクス(Boston Dynamics)が作った、機敏な動きができる、写真のような四足歩行ロボット。
階段、砂利、起伏の多い地形でも、難なく進むことができ、搭載されているカメラで2D・3Dのデータを収集できる。
開発会社ボストン・ダイナミクスは、マサチューセッツ工科大学(MIT)で、ロボット&人工知能を研究してた教授が設立した会社らしい。
しかし、何とこの会社、2018年3月にソフトバンクグループによる買収が完了しとります。
日本人からすると「異国の地で、密警告犬として話題になっている、犬型ロボット」かもしれないけど、何と日本企業の子会社が作ったロボットだったのだ。
SPOT | シンガポールでの活用
さて今回、自分がSPOTを知る切っ掛けとなったのが、こちらの記事。

記事を要約すると、シンガポール北西の公園で、密警告のためSPOTが利用されていて、集会監視のための機能もあるが、個人情報には使用しないとのこと。
それもそのはず、前後左右にカメラが5台搭載されていて、障害物を適切に避けたり、乗り越えたりできるのだ。
基本的には、工場や建設現場での利用が想定されるけど、農場で羊の群れを率いている光景も垣間見れる。
Boston Dynamics | 他のロボット
ボストンダイナミックの公式サイトでは、SPOTの他に4種類のロボットが確認できる。

SPOTは機動力と分析力が強みがある犬型ロボットのようだが、他の4種類のロボットも、各々の強みがあるようだ。
それぞれ簡単に紹介します。
HANDLE
倉庫内の箱を動かしたり、トラック荷下ろしをしたり、重い物を運ぶのに特化したロボット。
PICK
ボックスの位置やサイズを特定し、猛スピードでパレット上の物を移動させるロボット。
ATLAS
可動性に特化された人間型ロボットで、機敏性のある動きや柔軟さは、もはや人間以上。

SPOT | 価格と入手経路
やはり他のロボットと比較しても、圧倒的に魅力のあるSPOT。しかし価格は一体いくらなのか。
一億円ですよ‼️
— しるびあ🇸🇬 (@s15SG) June 5, 2020
優良コンドーム・ゴム会社検索に定評のある「しるびあ」さんによれば、1億するらしいが、この答えは適当らしい。
調べてみた結果、SPOTの具体的な価格は、公開されてませんでした。
様々なオプションがつく複雑な製品だから、価格はケースバイケースで、具体的な値段は見込み客にしか教えていないそうだ。

確かに「何頭かうのか」「どんなオプションをつけるのか」等によってピンキリになりそうなので、価格非公開は納得がいくし、本当に「1億」なんて事もあるかもね。
あの人が、コンドーム・ゴム会社の分析で培った知見は伊達じゃないのかも。
少し頑張ればSPOTをペットとして飼えるかもしれない、と一瞬は思ってしまったが、自分は馬鹿でした。
ロボ犬を飼うならAIBOか?
ロボット犬といえば、1999年発売の世界初の家庭用ロボット「AIBO」だよね。
発作的に思い出して価格ググってみたら、なんと22万円からで取引されとる、高くね?
元々の価格は「本体価格は198,000円+加入必須のaiboベーシックプラン90,000円」で278,000円らしい。

しかし、楽天の中古品に至っては、40万円以上という高値で取引されている。
20年前に株ではなく、AIBOに投資しておけば、儲かったかもしれない。
SPOTをペット化するのは難しそうだし、AIBOさえも日本では多くは流通してなさそう。しかも、AIBOを日本国外で買うのは違法らしい。
犬ロボットなら、餌をやらなくても良いし、ウンコもしないから、手間が掛からないと思ってましたが、それ以前に入手が困難そうです。
LOVOT(らぼっと)
その後、家庭用ロボットにモニターを張った結果「LOVOT(らぼっと)」なるロボットを発見。
きも可愛い風貌が何とも言えないが、海外では使用不可らしい。