シンガポールのナショナルデー前に掲載されたシンガポール人「意識調査」を見てみた。
現地に住んでいる人間として「秀逸すぎやろ」という感想を持たざるを得ませんでした。特に非のつけどころがない調査のみを抜粋してみました。
<シンガポールのここが好き>
- 安全。深夜に1人で道を歩いていても大丈夫(40歳、男性)
- 清潔で、自然災害が少ない。経済が安定している(37歳、女性)
- 他の地域の人々を温かく受け入れる国民性(40歳、男性)
- 安全で安心、清潔な社会。ほとんどの人に教育の機会が平等に保障されてい(37歳、女性)
- 周辺国へ旅行しやすい。通貨が強い(38歳、男性)
- シンガポールは「食の楽園」。バラエティに富んだ食事を楽しめる(35歳、女性)
- 雇用の機会が適切にある(42歳、女性)
- 安全で中流階級にとって暮らしやすい。給料が高く、貯蓄しやすい。政府が過度の権力を握りすぎていない(25歳、男性)
- 多民族国家(35歳、女性)
<シンガポールのここが嫌い>
- ストレスフルな生活と生活費の高さ(39歳、女性)
- 外国人が多すぎて、もはやここはシンガポールではない(22歳、女性)
- シンガポール人の「KIASU※」。バスで並ばない、後ろにつめない(42歳、女性)
- ※人を出し抜いてでも先んじる、得をしたい気質のこと
- 教育制度。学力アップへの精神的重圧がかかりすぎる(36歳、女性)
- (物価上昇で)普通の生活を維持するのに必要な生活費を稼ぐのが大変(23歳、女性)
- 怠惰な住民。至るところでいつも工事をし、健全な住環境を損ねている(23歳、男性)
- 街が混み過ぎている。自由がない(46歳、男性)
- 蒸し暑い。季節の変化がない(39歳、女性)
- 単調な生活(26歳、女性)
<仕事を探す時に最も重視する事柄は?>
- 1位 給料 47.6%(251人)
- 2位 キャリアビジョン 22.2%(117人)
- 3位 職場の場所 11.4%(60人)
- 4位 福利厚生 10.6%(56人)
- 5位 時間外労働の有無 1.9%(10人)
- 6位 会社の規模 0.2%(1人)
- その他 6.1%(32人)
<休日は主に何をしていますか?(複数回答/3つまで)>
- 1位 インターネット 333人
- 2位 買い物 258人
- 3位 外食 256人
- 4位 TV 221人
- 5位 映画・読書・音楽 179人
- 6位 旅行 74人
- 7位 スポーツ 57人
- 8位 カラオケ・ボーリング・麻雀 27人
- 9位 その他 40人
<ネットショッピングで最も良く使うサイトは?>
- 1位 Qoo10 340人
- 2位 eBay 198人
- 3位 Amazon 169人
- 4位 ZALORA 120人
- 5位 ASOS 60人
- 6位 rakuten 45人
- 7位 Reebonz/Kwerkee 37人
- 8位 redmart 17人
<シンガポール以外で住んでみたい国>
- 1位 オーストラリア 22%(116人)
- 2位 ニュージーランド 10.1%(53人)
- 3位 日本 8.9%(47人)
- 4位 スイス 7.6%(40人)
- 5位 台湾 7.4%(39人)
- 6位 マレーシア 5.1%(27人)
- 7位 米国 4.4%(23人)
- 8位 カナダ 3.2%(17人) 英国 3.2%(17人)
- 10位 韓国 2.7%(14人) インド 2.7%(14人)
シンガポール人「意識調査」(1) | シンガポールのビジネス情報 | AsiaX
調査概要
方法:オンライン調査 調査時期:2014年6月27日~7月2日
有効回答数:527
対象:シンガポール国民・PR、世帯月収4,000~1万2,000Sドルの男女
調査会社:株式会社ボーダーズ(Borders Asia Market Insight)AsiaX(Media Japan)
約3年以上シンガポールに住んでいる感覚からして、どのアンケートも1位はシンガポール人らしいなという感じがします。見事すぎる調査です。