ふっ普通に観光し過ぎた・・・。ホステルに戻る最中、昭和を彷彿とさせる映画館の前を通り過ぎそう思った。
このままでは、数少ない当ブログの男性読者様の土産となるネタがない。「何やら携帯を弄っている右下の女子高生(制服が日本の女子高生に激似)でも、ナンパしてみるか?」
「うわ何こいつ?ちょ~キモいんだけど」などと中国語で言われても、理解できないので辞めておこう。ナンパはできないにしてもホステルで身体を休めてナイトライフを楽しもう。調べたところ、どうやら・・・台南のクラブは台北や台中と比較してもかなり過激らしく、中でも特にFusionと呼ばれるクラブが凄いらしい。
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「靴と長ズボンを持ってきてない(´Д`)」
女性達には寛容なクラブ社会は男性達には厳しいのが相場だ。短いズボンにスッカケという典型的なシンガポールスタイルでクラブに向かったとしても、スタッフに冷たい視線を浴びせられ「ドレスコードだ、クソ野郎!」と一蹴されることは目に見えている。
夜の台南を散策することにした。
できるだけ賑やかそうな所に向かう。
雰囲気が怪しくなってきた。
お・・・。
「スパ、サウナ」の文字が見える。(しかもサウナは日本語)
疲れた身体にここは一つ大浴場にサウナと行きたいところ。
一階の様子。怪しい・・・まるで廃墟だ。
だが、サウナは7Fだ。7階に上がることに・・・
〈7階に到着〉
如何にも怪しげな雰囲気のマッサージ店と思われる扉の前に怪しげな男が立っていた。
男「ガールズマッサージどうだ?」(英語)
Xin「あ・・・いや、外にサウナって書かれてあったから来たんだけど。」(英語)
男「・・・ガールマッサージ?」(英語)
Xin「(伝わんねー)(*´Д`)・・・いらない。ここ、サウナある?」(以降、中国語)
男「サウナは下だ。」
Xin「7階じゃないの?サウナあないの?」
男「サウナは5階だ。」
エレベーターの案内板を診ると確かに5階には何か店らしき名前が書かれてあった。・・・・「緑の館」。台湾に旅行に行く前、色々調べたので知っていた。「緑の館」は台北で行った「レインボーサウナ」のようなゲイサウナの事だ。
Xin「これって、ゲイサウナだよね?」
男「そうだ。」
Xin「5階のサウナは普通のサウナもあるよね?」
男「普通のサウナもある。ゲイのだけどな。」
Xin「じゃあ、普通じゃないじゃん(笑)」
男「どこ出身だ?」(以下英語)
Xin「・・・日本。」
男「おぉ、オッケー、オッケー。ガールマッサージどう?」
Xin「いや、いらない。」
男「分かったよ。じゃあな・・」(案外もの分かりが良い)
Xin「うん、ありがとう。」
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Xin「あ・・・ちなみに。」
男「!?」
Xin「いくら?」
男「TWD2,000.00(8000円)だ(笑)」
Xin「そんで、チャージ、チャージで結局どのぐらいまで釣り上がるの?」
男「・・・(理解できてない様子)」
Xin「まあいいや、バイバーイ。」
この後は、もちろん。5階には立ち寄らず外に出た。ゲイサウナは、台北で行ったので、もう、こりごりだ。
道中、シンガポールでは決してお目にかかれないパチンコ店を見つけた。
ゲームセンターもある。
KOF( ザ・キング・オブ・ファイターズ)。中高生の頃、よくお世話になっていたな。乱入でもしてみようか。「いや、辞めておこう。勝ったとしても、相手がヤクザとかだったらコワい。」(どこまでもチキンな自分・・・)
しかし、ゲームセンターの質はシンガポール以上だ。
ゲームセンターから少し歩いた場所。Pandora・・・調べてみたところダーツバーらしいがHな場所に違いない。
この辺りは「男にとっての女」「女にとっての金」という欲望が渦めく歓楽街なんだ。「飯食ってホステルに戻ろう。」
ここで小腹を満たすことに。
餃子とコーヒー TWD40.00
お次、セブンイレブン。缶ビール&おにぎり。
ホステルに戻った後に撮った屋上からの夜景。
「Thank you Tainan!」
明日に行く高雄は台湾第二の大都市らしいにも関わらず、一日だけ滞在予定なので、明日に備え床についた。