日本人なら絶対に一度は行くべき場所だと思った。
※林百貨店(はやしひゃっかてん):山口県出身の経営者・林方一により1932年12月5日に日本統治時代の台湾台南州台南市末広町二丁目(現・台南市中西区忠義路二段63號)に創立した日本の百貨店。当時はハヤシ百貨店又は林デパートとも表記していた。
出典元:ウィキペディア
「延平郡王祠」を後にした後の話。
「どうしよう・・・」迷子になってしまった(汗)。しかも歩き過ぎて足がクタクタだ。
この「愛国婦人会館」に行きたいが辿りつけない。
「婦人会館」だから婦人でない者は行ってはならないということか?
ひたすら歩いた先には「国立台南大学」があった。
校門の前の道路挟んで向かいには地図があって、そこで二人の女性が何やら話し合っていた。その地図を見ても「愛国婦人会館」らしきものはない。二人を通り過ぎようとするも立ち止まり、やはりその二人に道を尋ねた。
Xin「すみません、 愛国婦人会館に行きたいのですが、この近くにありますか(地図を見せる)?」
女性1「・・・見たことないわね。」
女性2「見たことないわ。」
女性1「どこに行かれる予定ですか?」
(英語で・・・・)
Xin「(この人、英語が伝わる?)この印がされてある地点地点をまわろうと思っているんですが、愛国婦人会館が見つからなくて・・・」
女性1「あまり聞いた事がない場所だわ。その次はどこに行く予定なんですか?」
Xin「北西にある原林百貨です(他は行き尽くしたし・・・)」
女性1「なるほど。何なら車で送って差し上げましょうか?愛国婦人会館の辺りに行って興味があるなら、そこで降ろしますし、それほど興味がないのなら、原林百貨まで乗せることができますよ。」
Xin「え、凄く有り難いんですが、本当にいいんですか?」
女性1「構わないですよ。すぐ近くですし。」
Xin「ありがとうございます(´∀`)」
帰宅途中する直前だったと思われる女性1は、女性2に別れを告げて、二人で女性1の車に移動した。どうやら女性は台南大学の助教授らしい。イギリスに留学していた事があるので英語を話すことができるのだとか。「愛国婦人会館」は、車内から見ると、たいした事がなさそうな場所だったので、原林百貨店まで行ってもらうことに。
車は長時間停めておくことができないので、大学の先生にお礼を行って、車を降りた。
先生ありがとうございました。林百貨店に到着した。
こやつ米軍の空襲に遭いながらも生き残り、1998年に台南市に古跡として認定され時代を超えて二年前ほどに蘇ったらしい。当時は台南で唯一エレベーターを備えた最も近代的な百貨店でもあったらしい。
【1階:台南名物、特産品のエリア】
【2階 台南デザイングッズ】
【3階 台南ファッション】
台南ファッションはお洒落なのだ。
店員のお姉さん。
と、スエヒロイナリシャ?
買いたい衝動を堪えた。
【4階 台南文化】
日本文化?
洒落たコーヒーショップ
【5階 レストランエリア】
素敵なトラック
日本風居酒屋
お洒落なカフェ
【6階 展望台と記念品】
屋上の神社
お土産屋さん
エレベーター
1階に降りてきた。
同化政策といえど日本統治時代に建てられた日本風の林百貨店。こんなに綺麗に修復してくれるなんて日本人として少しグッときた。実は「台南は旅行予定から外そうか」とも考えていたこともあるけど外さなくて良かった。台南こそ日本人が旅行に行くべき場所だ、とつくづく思わされました。
朝から歩きまくりで足はクタクタ。「休憩して夜遊びにでも行くか?」などと考えつつホステルに戻った。