当方シンガポール滞在5年目になる。
今までシンガポールならではの、様々な事を試してきたけど、まだトライしていない事は沢山ある。
先週水曜日はそのうちの一つであり、今まで敢えてトライしなかったドリアンを食べてきました。
日本から来たまだ旅行中の、エリの友達(トモコ)から「友達とドリアン食べに行くけど、一緒に食べに行く?」と誘われたのが切っ掛け。彼女が言う「友達」とは誰の事なのか少し気になったけど、何も聞かずそのまま了解して参加することに。
その友達が当ブログのイチ押しキャラ「毒舌なアラレちゃん」であった事は、ドリアン当日に知ることになる。
結局メンバーは、毒舌なアラレちゃん、トモコ、ヨシサン、自分、アラレちゃん妹カップル&その友達という珍しい顔ぶれとなった。
今回の会の幹事兼黒幕も、毒舌なアラレちゃんな訳だがさっそく毒舌なアラレちゃは「ドリアンと言えばゲイラン」という自分の常識を覆してくれた。
毒舌なアラレちゃん指定、ドリアン集合場所はノベナ駅だったのだ。目的地はノベナからタクシーで向かったバレスティア・ロード。タクシー代はSGD6.00ぐらいでした。
※バレスティア・ロード:昔のここに来たアメリカ総領事バレスティアの名前にちなんでつけられた。バクテーの店が鬼のようにある通りとしても有名。超有名チキンライス店「文東記」の本店があるのもここ。飯が多いけど何となくおしゃれな雰囲気で素敵な場所だが、ここを通るMRT(電車)の駅はないので、不便なのがたまに傷。
「ドリアンで今日の晩ご飯は終わりか?」と不安に思っていたけど、それは杞憂に終わった。文東記が隣にあるこのホーカーで、晩ご飯を済ませてからドリアンに挑戦。それが我々の計画だったのだ。
このバレスティア・マーケットは他のホーカーとは違い、サラダやデザートが充実している。
それぞれ、食事を済まして、デザートやサラダを試した。
ちなみに、ここの屋台では、大きくて安いカヤワッフルも売っている。記憶が正しければSGD1.80くらい。ヨシサンが発作的に買ってきて、大人気でした。
少しビールが飲みたくなってきた。
Xin「ビール飲みたいね。」
アラレちゃん「ビール飲んでドリアン食べたら、死ぬよ!」
Xin「まじ(TOT)?」
まじでした。→ ドリアンと一緒にビールを飲むと死ぬ。
気をつけましょう!
アラレちゃん「さあ、ドリアンとビール、どちらを選ぶ?」
Xin「(ゴクり)・・・ドリアン」
アラレちゃん「よしよし(笑)」
というか、ここで「ビール」と返事したら「帰れ!」とか言われそうだったのだ。
食事を終えていざドリアン店へ。
下の写真左手の道を、ひたすら進んで行きます。(左側のオレンジの看板は「文東記」)
美味しいドリアン屋さんまでは、ここからけっこう歩きます。途中、バス停とかバクテー屋さんとか、ドリアン屋さんもありますが、ひたすら突き進みます。
すると、「ぷぅん」というドリアン臭が、他の店とは比較できないほど強い店が見えてきます。
こ・こ・で・す!
ドリアンを食いに来たとだけあって、たくましいポーズで注文している女性。
有名店であることが伺える店の面構え。
このパンチの効いた親父にドリアンを注文しました。
ドリアン一つはSGD16.00?マンゴスチンも注文しました。お会計は何故かアラレちゃんが払っていたので不明。
テーブルに持ってきて、いざ手袋を装着します。
一行「・・・・誰が先に食べる?」(誰も食べたくなさそう・・・)
非常に、先ず日本人に食べさせそうな雰囲気がムンムンとしていた上に、ヨシサンはドリアン経験者、トモコは非常に食べたくなさそう。
なので、一口目を頂きました。
感想・・・クリームみたいで甘い。だけど糸みたいなのが絡み付いて、なんとも不思議な食感で臭い。
毒舌なアラレちゃん「どう?」
Xin「食べられなくはない、だけど・・・何とも言えないな。トモコも食べてみなよ。」
トモコ「(恐る恐る欠片だけパクリ)・・お、美味しくない (TдT)」
Xin&アラレちゃん「もっと食べないと分からないよ。」
・・・と言いつつ、大きな欠片を、無理矢理トモコの口に突っ込みました(Sの血が騒ぎました→残酷な光景)。
トモコ「お、美味しくない (TдT)」
Xin「だよね!ヨシサンもどうぞ。」
ヨシサン「パクリ・・(何とも言えない顔)」
これに続き、毒舌なアラレちゃん妹、その友達が次々と食べていきます。自分も、もう一欠片頂きましたが、「絶対一人で食べに行きたいと思えない」(シンガポール在住者失格です。)という感想を持ちました。
お口直しにマンゴスチンを。こちらは普通に美味しかったです。トモコやヨシサンからも好評。
アラレちゃん「ドリアンは果物の王様、マンゴスチンは果物の女王、と言われているのよ!」(聞いたことがあるような気がする)
一通り、大きな三つを食べ終え、身を半分にこじ開けると、そこには、大きな大きなドリアンが顔を出した。
ここにきて、一番沢山食べていたのは、毒舌なアラレちゃんの妹。
実は、毒舌なアラレちゃん本人は一つも食べていない。
Xin「アラレちゃん、食べないの?」
アラレちゃん「ふっ、実はドリアン、あまり好きじゃないのよね(笑)」
Xin「うっ、ひでぇ!日本人にばかり食べさせやがって( ´Д`)」
この間にも、アラレちゃん妹は、ドリアンをパクリパクリ。(妹さんは、なかなかのドリアンラバー?)
結局、第二弾大きなドリアンは、誰一として手を付けず、お持ち帰りするこになりました。
トモコと一緒に「いくらだった?」とアラレちゃんに詰め寄るも「いいよ!今日のは奢り!」という返事が返ってきました。アラレちゃん本人は、一つも食べていないので、少し後ろめたかったのか?
「ドリアンは好きになれない!」
シンガポールのローカル生活を売りにしているブロガーとしては、失格だと気づいた夜でした。