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バタム旅行(3)- ご飯を手で掴んで食べるバタム女子。

旅行
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「お昼ご飯を食べに行こう!」との自分のリクエストで、向かったのはこんな場所。

「ま・・・まじですか( ´Д`)」

各国のローカル生活を、こよなく愛する自分でも、流石にここはきついかもしれん。

と思いきや目的地はこちらだった。ちゃんとしてそうなところで安心した。

メニューはこんな感じ。

この木の向こうに先ほどの廃墟な建物がある。

メニューはインドネシア語のみなのでカウンター上の写真と見比べながら、ベタな「Ayam Peayet Nasi」を注文(ニーナも同じものを注文した)。

ドリンクはピンク色のソーダ(凄く不思議な味でした)。

ここで、ようやく落ち着いてニーナと色々話せた。

彼女がジャワ生まれで十数年前に父親の仕事の関係でバタムにやってきたこと。幼少期から英会話に通っていためニーナは英語が話せるけど他のバタム人の英語力は高くないこと。しかし父親の仕事はフルーツの販売で決して家庭は裕福ではないこと。大学の三回生で今は8月ということで大学は休みだけど大学と同時にフルタイムの仕事もしていて(勉強しつつフルタイムって凄くない?)普段はほとんど時間がないこと。

互いの素性について色々と話して一段落した後に食事を取ることに。

 

ニーナ「・・・あたし手で食べるけど、気にしないでね」

Xin「ま、まじ ?インドネシアンが手で食べるの、知らなかった!どうぞ!」

 

インドネシア人もインド人と同じく手を使って料理を食べるのか。チキンだけでなく、お米も手で食べます。

きちんと掴んで・・・

持ち上げます。

(これは新発見。)

お会計は「Ayam Peayet Nasi」2つとドリンク二つで600~700円ぐらいでした(はっきりと覚えていません)。

食後はバイクに乗せてもらって無難な観光地へ。

MAHA VIHARA DUTA MAITREYA寺院


(東南アジアで最も大きい寺院らしい)

寺院から少し進んだところ。どうやらこの辺りは政治の中心部なようだ。

バタムに来たことが一目で分かる。

時間は午後一時半頃・・・・

朝からバイクに乗りっぱなしで、おしりが痛くなってきたけど、それ以上に疲れているのは運転しているニーナの方だったに違いない。

 

ニーナ「疲れたね。眠くなってきた。」

Xin「運転させまくってごめん。一旦帰って休む?」

ニーナ「うん、疲れたから一旦休憩しよう。一旦ホテルに戻って後で合流。」

Xin「了解!何時ぐらいに待ち合わせる?」

ニーナ「4時くらいかな。ちょっと家に帰って寝る(笑)」

 

今まで、カウチサーフィンを使って(今回は前代未聞なTinder)、様々な国の人に現地を案内してもらったが、こんな風に間に休憩が入るの初めて。

休憩後、がっつり案内してくれるのかな。それは、それで感謝しないと。

「NAGOYA ONE HOTEL」に到着。

「4時になっても私から連絡がなかったら、きっと寝てるから電話で起こして!」と言い残してニーナは去っていった。

ホテルに帰ってシャワーを浴びて1時間半ほど仮眠をして起床。4時前にメールを送ったけど返事がない。4時過ぎに電話をかけたけど返信なし。

「こっ、これは。ニーナは寝ている!」

これは良い機会だという事で、けっこう気になっていたホテル周りの散策に出かけた。「NAGOYA ONE HOTEL」周りは思いの外何にもなかった・・・

道中何店もバイク店らしき店があって「バイクゥ~、バイクゥ~」と勧誘されたのだけど「ここはベトナムじゃないだろう?」(免許がないとお巡りさんに捕まる)という事で無視を決め込んでいた。

唯一まともな店と思われるビーフレストランと併設された店。

店に入るなり、店員さんが警戒心丸出しで後ろに張り付いてきた。

もしかして・・・NAGOYA ONE HOTELを勧められたのは、ニーナの家から近いという彼女の都合もあったのかもしれない。

繰り返すが・・・ニーナは寝ている!

「あのビルの中でも散策するか?」

バタムのNAGOYAの多分中心で途方に暮れていた。