肌を露出しないイスラム教徒の人々は海水浴をするのか。
バタム旅行二日目の朝食はビュッフェ形式だった。見た目はいまいちだけど味のクオリティは想像以上。
今日は朝の10時頃にニーナがホテルまで迎えに来てくれる予定だ。思えば今までカウチサーフィンを使って様々な国で色んな人に案内してもらった。が、二日目連続で案内してくれた人はニーナが初めてかもしれない(出会系アプリ「Tinder」を使って手配したのをすっかり忘れている)。
バタム女性大生は時間に忠実だった。時間通りホテルに現れて早速出発。
ニーナ「朝市に行く?」
Xin「うん!」
有名な観光地がどこなのか分からないので、この類の質問に「いいえ」という選択肢はない。到着した朝市がこちら。
日本に生まれシンガポールに住んでる為か、こういう雰囲気には興奮すタイプなのだ。
が、「何か買う?」という質問に対し「うん!」と答えることができなかった。欲しいものがなかった。
「鞄を前に抱えて注意して歩いて!」
テクテク歩いている最中に何度も、ニーナが注意する声が聞こえてきた。無防備にしてるとひったくられるらしい。
テクテク、テクテク・・・
ニーナ「危ないから私から離れちゃダメ」
Xin「うん・・(お前は俺のおかんか?)」
ニーナ「ダメ、それ以上進んだら死ぬ!」
Xin「(大袈裟な・・) なんで死ぬの?」
ニーナ「だって、バハサ(インドネシア語)分からないでしょう?迷子になったら、生きて帰れないよ・・・」
Xin「了解。わかったよ!」
(とにかく、ここは危険な場所らしい・・・シンガポールから船に乗って一時間足らずのところにこんな別世界がある。複雑な気分でした。)
ここでドリンクを買って一服して次の目的地に向かうことに。
別のマーケットにも行きたかったけど自動的に連れてこられた場所は有名らしい「KTM リゾート」。
シンガポール人が良く遊びに来るらしい。中を見せてもらうように説得するも却下。入場するには宿泊する必要があるらしい。宿泊費用を調べてみたところハイティーとほぼ同じ価格だった。
「5年ほど前は中に入れたのに・・。」
ニーナは思いの他ふてくされた様子で右折、到着した場所がこちら(入場料が100円くらい必要です)。
何やら人が集まってセミナーみたいな事が繰り広げられてます。
Xin「あれは一体何?何の話?」
ニーナ「前で話をしているのは警察官。週末には、警察官がここで話をするの。」
休日出勤の警察官、ご苦労様です。バタムの公の努力が伝わった!
ひたすら進んで行くと見えたのは海水浴をしているムスリム。
特に女性は肌の露出をすることができないムスリムの人たちが服のまま、海に突っ込んでいる 。
彼らが海水浴をするとは驚きだった。
浜辺でまったりしているバタム女性も。
水により切り取られた岩と綺麗な水。海水浴をするムスリムの人たち。ここでしか見られない風景が個人的に興味深かった。
TANJUNG PINGGIRという場所らしい。
この後は、インドネシア的な場所へ、お昼ご飯を食べに行きます。