以前シンガポールの三大ホーカーセンターを紹介したとがある。数年間シンガポールにいる経験上からも、主なホーカーセンターと言えば、過去記事であげ三つで間違いないと思う。
しかし、この三つをも凌ぐローカルから大人気のホーカーがあると聞いたことがある。かなり不便な場所にあるので、今まで二の足を踏んでいたけど、先日とうとう行ってきたので紹介します。
チョムチョム・フードセンター
Chomp Chomp BBQ Seafood 20 Kensington Park Road, Serangoon
どのMRTの駅からも遠いです。タクシー以外を使うなら、セラングーン駅かロロンチュアン駅で73, 136, 315, 317のバスに乗り換える必要があります。
セラングーンガーデンという、ホーランドビレッジに似た素敵なエリアのど真ん中バスが停まるので、余程のおマヌケさんでない限り問題なく目的のバス停に降りれるはず。
チョムチョムで食べたいもの
ローカルから大人気とあって、英語でのチョムチョムの情報は沢山ありました。先日食べてみた感想も含め、チョムチョムおすすめのホーカーメニューを紹介します。
ホッケンミー
屋台番号27。もともと、ここは自分が「シンガポールで一番おいしいホッケンミーはどこで食べることができるのだろう?」と検索して見つけたホーカー。麺が細くてコシがあって、他の店のホッケンミーとは一線を画したクオリティーです。チョムチョムに来てホッケンミー食べなかったら「何しにわざわざチョムチョムまで行ってきたの?」というレベル。しかも、こちらのホッケンミーは一番大きいサイズでSGD5.00と格安。夕食時なら、注文したあと30分〜1時間ほど待たされます。
チキンウイング
屋台番号29。こちらもホッケンミー同様、30分以上待たされました。フレッシュでお肉がプリプリでした。ローカルに有名なホーカーだけあって彼らの大好物のチキンウイングのクオリティーは頷かせられるものがあります。
サテー
屋台番号34。肉の質も焼き加減も素晴らしいですが、特筆すべきはサテーのソース。他のホーカーとは違う特別な味つけでした。病みつきになりなす。
スティングレイ(エイ)
屋台番号1。ホーカーお決まりの料理エイですね。特にチョムチョムだから美味しいという訳ではないですが、一定のクオリティーを保っています。
オイスターオムレツ
屋台番号36・・・のオイスターオムレツとキャロットケーキが有名です。見た目はイマイチ、味も取り立てて他店と比べて美味しいという訳ではなかったのですが、確認したところどうやら注文する屋台を間違えていたようす。ちゃんと36番の屋台で注文すれば、もう少しおいしそうなオイスターオムレツが出てくるはず。
シュガーケン(さとうきび汁)
人気のホーカー店では、お決まりの特大シュガーケン。驚くことなかれ、このサイズのシュガーケンの価格がSGD3.00。「飲みたいだけ飲め!」という事でしょう。
その他注文した料理
その他に注文した料理は以下です。これらは全て屋台番号1のシーフード店で調達しました。どれもこれも他の普通のホーカーとは少し違う。流石だなと思わされる味でした。
晩餐の人数は計7名。無論ビールを注文したのも言うまではないですが、食事だけの一人の負担額はSGD15.00前後と安上がり。且つ、そこら辺のレストランなんかよりも絶対に美味しいです。
シンガポールで一番おいしいホーカー
今まで様々なホーカーで、このように大人数で、ごちゃごちゃ注文して晩餐を楽しんだことがあります。
やはり、美味しく一定のクオリティーを保っているのはラオパサですが、チョムチョムは、食べ物に関してはラオパサよりもレベルが高いです。
それもそのはず。このチョムチョム・フードセンターは、ローカルの中で「ベスト・ホーカー」として有名らしいんです。
如何せん不便な場所にあるため行き辛い。到着しても、席の数が少ないので席取りにも一苦労。なのでシンガポールへの短期旅行者には不向きかもしれないですが、シンガポール在住者は一度は行ってみると良いと思います。