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シンガポールREIT(1)- 不動産投資信託の購入を検討しているのでS-REITのメリットとデメリットをまとめてみる。

お金
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どうも、ご無沙汰しております。現地採用で貧乏人のじじい、Xin(しん)です。

自分は貯金したお金を少しばかり投資してます。主に全世界の株式ファンドをCIMB銀行経由で満遍なく購入したのが約2、3年前。そのあと徐々に世界経済の雲行きが悪くなり、2016年10月の中華危機で目も当てられない状態だったのですが、トランプ大統領の登場により世界経済が回復しつつあり、保有しているファンドも購入した金額まで回復しました。しかしプラマイゼロです(ノД`)・゜

今までの投資で、世界的に景気がよいときは高リスクな株式ファンド、悪いときは低リスクな債権ファンドに投資すべきだと学びました。世界経済が回復しそうな今後、株式ファンドを保有し続けた方が良いような気もするのですが、利用しているCIMB銀行に愛想をつかしてきたので、株式ファンドは全部売却して口座はクローズ予定です。

※株式:会社が運営に必要な資金を集めるために発行するもの(リスク高い)
※債権:会社や地方自治体などが発行する借金の借用書のようなもの(リスク低い)
※ファンド:投資信託

OCBC360口座に資金を放り込んで、1~3%の利子を貰っている日々にもアホらしくなってきました。僅かだけど資金があるなら運用に回せよと。預金を整理してシンガポールのREIT(不動産投資信託)を購入するか検討中です。

そんなわけで今回は、シンガポールのREIT(不動産投資信託)についての基本的なことを、勉強しながら整理していこうと思います。まずは自分のようなシンガポール在住者がシンガポールREITを買うメリット&デメリットから。単なる自分のためのメモ的なエントリーです。

REIT(不動産投資信託)とは何ぞや?

REITとは「Real Estate Investment Trust」の略で不動産投資信託のこと。投資信託とは、投資家から集めたお金をまとめて運用する金融商品のこと。おまかせの丸投げ型投資みたいなものと考えたらよいかも。

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つまりREITは専門化が投資家から集めたお金を不動産に分散投資してできる金融商品ということになる。投資対象はマンション、オフィスビル、商業施設などの不動産。それらの賃貸収入や売買益から投資家に分配する。法律上は投資信託の一種。

シンガポールREITのメリット

お手ごろな価格のHDB(公団住宅)は普通の外国人には購入権なし。その他のコンドミニアムなどの不動産は馬鹿高い。それでも自分のような貧乏人が、シンガポールにて不動産投資みたいな事をしたければREITが唯一の手段となる。シンガポールでREITを購入するメリットをまとめてみます。

1.小額でも不動産に投資できる

鬼のように高いシンガポールの不動産を購入するのは普通の個人には難しいけど、多数の投資家から資金を集めて投資するスタイルのREITなら、資金力はなくとも投資できる。複数購入も可能だからリスク分散もできる。

2.手の届かない不動産にも投資可能

個人の不動産投資とえいば、普通はマンション一戸。シンガポールの場合HDB一戸やコンドミニアム一戸という単位になりがちだけど、REITなら著名なオフィスビルや商業施設などに投資ができる。

3.専門家による運営だから安心

投資信託の一種だから、最も難しい購入不動産の選定は全てその道のプロがしてくれる。どのREITを買うかは自分で決める必要があるけど、購入後はメンテナンス費用などの物件の維持費用が掛からない。

4.換金率が高く定期的に配当金がもらえる

株式のようにいつもでも売買が可能だから「やばい」と思ったらすぐに売却できる。それでいて殆どの利益は投資家に分配されるらしいので結構な配当金もつく。基本的に毎月分配金がもらえる。

5.専門投資家以外にはキャピタル税非課税(シンガポール在住者)

基本的に副業には厳しいシンガポールだけど、投資には寛容。投資をビジネスにしている専業投資家は別だけど、SPASS、EP、PRなどのビザで働いている人は、個人的に投資して稼いでも基本的に非課税。

シンガポールREITのデメリット

そうそう。自分にとっては上で挙げた「5」がでかい。せっかくシンガポールにいるのにガツガツ投資しないなんて損だと思ったのでREITやるか悩んでいる。とはいえ、REITは所詮は投資信託。けっきょく株式投資で勝負する方がよくないか。シンガポールのREITのデメリットについて考えていきます。

1.物件の所有ができない

自分だけのものではないのでREITでマンションに投資しても住むことができない。不動産物件に投資してる気分が味わえない。通常の不動産物件であれば家賃価格(分配金)は自分でコントロールできるけどREITではそれができない。

2.値動きが激しい

保有する物件の経済情勢などの影響を受けて、賃料収入が減ったり、保有物件の価格が低下するリスクがある。これは株式にも言えることだけど。

3.上場廃止のリスクがある

当たり前だけど一般の会社と同じように倒産リスクがある。キャッシュフローの悪化で資金調達ができず投資資金がゼロになんて可能性も、限りなく少ないだろうがあり得ないことはない。

4.不動産購入と比較して夢がない

実物の不動産なら価格の上昇による恩恵をダイレクトに受けられる。だけどREITは専門家が沢山の不動産に投資している分の平均や合算なので、リスクが抑えられている分、夢がない。投資するネタがインドネシアやインドの不動産なら話は別だけど、今更シンガポールREITを購入して、価格が倍以上になる可能性なんて殆どないだろう。

5.為替による影響大(主に日本在住者)

シンガポールドルで取引することになるから為替の影響をモロに受ける。もし日本円をシンガポールドルに両替してREITを購入。そして、そのあと万一シンガポールドルが大暴落したら大損になる可能性がある。ま、シンドルは安定してる通貨だから可能性は限りなく少ないだろうけど。

積極的に考えてみる

ネットでREITについての情報をチラ見しながら、メリットとデメリットを気まま書いてみました。イメージとしては債券ファンドよりもリスクは高いけど、株式よりもリスクが少ない金融商品←それって結局は株式ファンドなんじゃ?という気がしないでもないですが、魅力は定期的に貰える配当金と言えるんじゃないかなと思います。

シンガポールREITについて、どんなポートフォリオを買ったら、利回りがどうなったとかいう情報をひたすら垂れ流してくれているブログがありました。

このブログを拝見させて頂きながらシンガポールREITについて勉強していこうと思います。今度はREITを選ぶ際のポイント、現在のS-REITの情報、具体的なREITの買い方、などを調べてまとめていこうと思います。

シンガポール株が取引可能な日本の証券口座

日本の証券会社でもSBI証券&楽天証券なら一部のシンガポール株の取引が可能です。

取引で儲けたらキャピタル税、配当税などは掛かりますが口座作るだけなら無料です。

SBI証券

  • 口座開設数1位
  • IPO取扱銘柄数1位
  • 月100円から積立投資可能
  • 米国株取引の最低手数料0円

SBI証券は国内の証券口座開設数1位の証券会社です。

NISAやiDeco等の非課税口座にも対応してますし、資産運用するなら避けては通れない米国株(ETF)の最低手数料が0円から。

どの証券会社にするか迷ったらSBI証券をオススメします。

楽天証券

  • 100万円まで手数料が無料
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楽天証券は国内の証券口座開設数2位の証券会社です。

NISAやiDeco等の非課税口座にも対応してますし、楽天ポイントで投資できたり、楽天カード決済の投資でポイントを貯めることができます。

楽天経済圏の人は、迷わず開設すべき証券口座です。

SBI証券 VS 楽天証券

両者のその他事項をまとめました。

SBI証券 楽天証券
国内株取引手数料 10万円 99円 99円
50万円 275円 275円
100万円 535円 535円
米国株取引手数料 0.45% 0.45%
為替手数料 通常 25銭 25銭
FX連携 0.5銭
取扱い外国株 9か国 6か国
その他特徴 米国株定期買付サービス

取扱IPO実績ネット証券国内1位

楽天ポイントで投資可能

楽天カード決済で楽天ポイント付与

結論、非楽天経済圏はSBI証券を、楽天経済圏は楽天証券がオススメです。

  • SBI証券:サイト・アプリの使いやすさ・見やすさが魅力
  • 楽天証券:幅広い海外株に対応しているのが魅力